平成28年度

〜平成17年度〜 〜平成18年度〜 〜平成19年度〜 〜平成20年度〜 〜平成21年度〜 〜平成22年度〜 〜平成23年度〜 〜平成24年度〜
 〜平成25年度〜 〜平成26年度〜 〜平成27年度〜 〜平成28年度〜 〜平成29年度〜 〜平成30年度〜 〜令和元年度〜




名前 熊谷 ナナちゃん(4ヶ月) 名前 中野 大吉君(4ヶ月)
犬種 ゴールデンレトリバー 犬種 フレンチブル
期間 7日間コース(29年3月11日〜19日)
※3月19日、20日は出張訓練
期間 7日間コース(29年3月9日〜19日)
※3月19日、20日は出張訓練
相談
内容
・トイレトレーニング
・基本トレーニング
・社会化トレーニング
相談
内容
・トイレトレーニング
・基本トレーニング
・社会化トレーニング
★担当トレーナーのコメント★


お転婆盛りのナナちゃんはとにかく元気いっぱいでした。1週間お預かりをしながら、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。指示の練習はみるく君の気分でしない事がないように、指示をしたら必ず行動させて、褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。
ナナちゃんも大吉君との遊びを通して、ワンちゃん同士の付き合い方をお勉強していきました。先住犬にヨークシャーテリアがいるので小型犬に優しく接することが出来るように色々なタイプと会わせていきました。
ナナちゃんは大型犬でお家にはご高齢の方もいらっしゃるという事で特に飛びつきをしないようにお座りの練習を強化していきました。人が大好きなナナちゃんは飛びつくよりも座った方がたくさん褒めてもらえる、とすぐに覚えてくれました。
お散歩で人に対して意識を向ける練習も重点的に行っていきました。ちょっとした刺激で興奮しやすく力も強いので周りよりもリードを持っている人へ意識を向けさせるように強化をしていきました。前に出たり真横から大きくずれた時は、リードを引いて合図を送りました。落ち着いて合わせる事が増えてきたら途中で歩くペースを変えたり、オスワリさせるなど変化をつけながら練習し、褒めながら集中が持続するようにしていきました。するとアイコンタクトを取りながら楽しそうに歩くようになりました。
また、興奮すると甘噛みを強くする事もあったので噛んだ時に遊びを中断したり叱る事もしたのですが、他のワンちゃんと遊ばせる時間を多めにとる事も心がけました。遊びの中で力加減を学ぶとともに有り余るエネルギーを上手に消費させる為です。
出張訓練では出張訓練では、指示の練習から確認していきました。おいでやお座り、伏せなどの指示の出し方、誘導の仕方などをお伝えして実際に飼い主様にやって頂きました。どの指示に対してもとても意欲的に楽しそうに行動し、褒めてもらえて更に飼い主さんに集中する事が出来ました。
その他にもお家の中で接する際の注意点やサークルを利用してのトイレトレーニングの行ない方についてもお話をさせていただきました。イタズラの対処法についてもお伝えしていきました。
2回目の出張では、いつものお散歩コースで練習を行ないました。上手に歩けていましたが、人通りがおおい場所等は人や自転車などに気を取られていました。立ち止まった時などは大吉君に合わせるのではなく、声をかけて呼んだり、走り出した時に立ち止まるなどの対処をとったり、スムーズに歩けている時によく褒めるなどして頂き、どうすれば楽しくお散歩が出来るのかという事をナナちゃんに考えてもらえるようなやり方をお伝えしていきました。
ナナちゃんは一週間のお勉強をよく頑張りました!ご家族の方も「前よりも落ち着きが出たような気がする、やればできる子じゃない!」と喜んでくださいました。まだまだ仔犬のナナちゃんはこれからが本番です。メリハリのある接し方を行っていただき、一緒に歩くお散歩を楽しんでください。今後もご家庭で練習を継続して頂けると、更に定着していきます。頑張っていきましょうね。

担当トレーナー:井上はるな


★担当トレーナーのコメント★


1週間お預かりしながら、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。今までお家ではあまりやった事がないと言う事だったのとまだ仔犬なので人と一緒に何かをするという事や、何か行動を起こした結果大好きな人に褒めてもらえるというトレーニングの基本から教えていきました。お座りや伏せの形や指示の言葉を教え、トレーニングを嫌いにならないように、成功を重ねさせて褒めて練習していきました。もともと物怖じしない性格だった為にすぐに慣れ、楽しく指示を覚える事が出来ました。
ほぼ同時期に同じ月齢のナナちゃんと一緒だったのでナナちゃんとの遊びをはじめとしていろいろなワンちゃん達と触れ合い、コミュニケーションもどんどん上手になりました。挨拶をしたり、時には取っ組み合って遊ぶなどして相手によって接し方を変えることもできるようになりました。
お散歩は初日はまだ首輪やリードに不慣れという事と、少し怖がりな部分があってすぐに立ち止まっていました。刺激の少ない道や公園で歩く練習を行ない、止まった時は少し屈んで呼び、どんなに短い距離でも自発的に歩いたら良く褒めながら学習を進めていきました。どんどんと上手に歩くようになり、子供達が遊ぶ公園や大通り沿いの歩道なども止まることなく歩けるようになりました。公園では子供をメインにさまざまな人に触ってもらい、どんな相手でも動じずに触れ合えるようになり、とてもよい体験をしてもらうことが出来ました。
出張訓練では、指示の練習から確認していきました。おいでやお座り、伏せなどの指示の出し方、誘導の仕方などをお伝えして実際に飼い主様にやって頂きました。どの指示に対しても楽しそうに行動し、褒めてもらえて更に飼い主さんに集中する事が出来ました。飼い主様も出した指示を大吉君が嬉しそうに行動するのを見て笑顔で練習を行なってくださいました。その他にもお家の中で接する際の注意点やサークルを利用してのお留守番やトイレトレーニングの行ない方についてもお話をさせていただきました。イタズラの対処法についてもお伝えしていきました。ローテーブルの上の物をくわえて持っていってしまい、叱ってもうまく伝わらないという事だったので実際にイタズラしやすい物を用意して頂き、大吉君の近くに置きました。タイミング良く音を立てて驚きを与え、やめさせました。その後もう一度同じように物を置くとくわえなかったので良く褒めました。
2回目の出張では、いつものお散歩コースで練習を行ないました。上手に歩けていましたが、人通りがおおい場所等は人や自転車などに気を取られていました。立ち止まった時などは大吉君に合わせるのではなく、声をかけて呼んだり、走り出した時に立ち止まるなどの対処をとったり、スムーズに歩けている時によく褒めるなどして頂き、どうすれば楽しくお散歩が出来るのかという事をレイ君に考えてもらえるようなやり方をお伝えしていきました。
大吉君は1週間のお勉強を良く頑張りました!まだ仔犬ですのでこれからも色々な刺激を体験させ、社会性を育んでいってあげて下さい。指示の練習も落ち着きを保つ上で大切です。様々なシチュエーションで飼い主様も一緒に楽しみながら練習を行ない、定着させるようにしていきましょう。

担当トレーナー:井上はるな



名前 阿蘇品 Lara君(5ヶ月) 名前 菊池 ティノ君(8ヶ月)
犬種 トイプードル 犬種 トイプードル
期間 7日間コース(28年11月8日〜16日)
期間 7日間コース(28年10月16日〜23日)
※10月23日、11月26日は出張訓練
相談
内容
・トイレトレーニング
・基本トレーニング
・社会化トレーニング
相談
内容
・お散歩で止まったり引っ張ったりしないで欲しい。
・お散歩中に吠えないで欲しい。
・要求で吠えないで欲しい。
★担当トレーナーのコメント★


お預かりした当初はまだまだ環境に慣れていなかった為、かまっていてもすぐに気を散らし、あちこちすぐに行ってしまいます。大好きなものというのが無く、人やおもちゃなどに対しての執着心も薄かった為、まずは慣らしていく事から始めました。トイレトレーニングも兼ねてサークルやハウストレーニングを行い、まずはメリハリをつけてかまう時とかまわない時を明確に分けました。そしてワンちゃん同士だけで交流する時間や複数人でかまう時間、遊ぶ時間、練習をする時間、一緒にいるけど何もしない時間…と色々に過ごしてもらいました。
少しずつ慣れてきたころから「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。今までお家ではあまりやった事がないと言う事だったのとまだ仔犬なので人と一緒に何かをするという事や、何か行動を起こした結果大好きな人に褒めてもらえるというトレーニングの基本から教えていきました。お座りや伏せの形や指示の言葉を教え、トレーニングを嫌いにならないように、成功を重ねさせて褒めて練習していきました。
課題だったトイレトレーニングですがこまめにトイレに連れていき、フリーでの失敗をさせないようにする事でこちらも基本トレーニング同様に成功を重ねることで自信をつけていってもらいました。
最初は他のワンちゃんとも上手にコミュニケーションが取れなかったレイ君ですが、日を重ねると少しずつ興味が出てきて、匂いを嗅ぎに行くなどの積極性も出てきました。
人にも慣れはじめ、おもちゃや手にじゃれついて遊んだり甘えたりする様子も出て来て社会性も少しずつ身について来ました。
お散歩は初日はまだ首輪やリードに不慣れという事と、少し怖がりな部分があってすぐに立ち止まっていました。刺激の少ない道や公園で歩く練習を行ない、止まった時は少し屈んで呼び、どんなに短い距離でも自発的に歩いたら良く褒めながら学習を進めていきました。どんどんと上手に歩くようになり、子供達が遊ぶ公園や大通り沿いの歩道なども止まることなく歩けるようになりました。
Lara君は1週間のお勉強をとてもよく頑張ってくれました!飼い主さんも「イイ子になった、人の話をよく聞くようになった」と落ち着きと人への関心を実感してくださいました。
今後も色々な体験をさせてあげたり、色々な人や犬に会わせていくなどして社会化を是非続けてあげてください。








担当トレーナー:井上はるな
★担当トレーナーのコメント★

ティノ君はプードルらしくとても活発で大の甘えん坊!でもそれは家族に対してのみでした。知っている人が居ないと寂しい寂しいと大騒ぎ!ずっと落ち着かずに行ったり来たり飛び跳ねたりを繰り返していました。家では留守番も少なく、元気なお子さんもいるのでいつも自由で常に構ってもらえるのが当たり前という気持ちを持っているようでした。興奮癖も付きやすく、吠えるという事に繋がっていたと考えられます。また、社会性も不足している為慣れない環境下においては人や犬に興味も無く、むしろ怖い、嫌だという様子でした。
1週間お預かりする中で生活にリズムと流れを作り、ワンちゃんだけの部屋でフリーに過ごす時間、人とコミュニケーションをとる時間、そしてサークルの中で過ごす時間を設けました。サークルの中では要求鳴きや吠え、飛び跳ねるなど最初は出してほしいとアピールをし続けていましたが、いくら呼んでも無駄であることを学習させていきました。次第にハウス内で落ち着く事を覚えて行ってくれました。また、人や犬にも興味が少しずつ出て来て遊ぼうとするなどの変化も見られました。
また、指示の練習も合わせて行いました。気分でしない事がないように、指示を出したら必ず行動させていきます。人が何かを要求し、それにこたえる事で自分が望むことが得られるという図式を覚える事でやたらに要求をしても意味が無いと教えることが出来ます。
また、仰向けに膝の上に抱き、手足などを触っていくボディコントロールやブラッシングなどのケアは最初は唸る、暴れる、むやみやたらに歯を当てる、などの行為が見られましたがそれをしても離してくれない、やめてくれないと理解をし始め、我慢をし、落ち着くようになりました。
お散歩は吠えず、引っ張りもありませんでした。
出張トレーニングではお散歩の練習を主に行いました。一緒にお散歩に行ったお子さんの動きに興奮し、引っ張ったり右に左にと落ち着かず、延長で犬に会ってさらに興奮をし、注意を呼び掛ける飼い主さんの声にまた興奮をしていたので過度に興奮をさせないような声掛けやリードのコントロールなどの練習を行っていきました。練習後、お家の中では同様に興奮が癖にならないようにかまう時とかまわない時のメリハリをつける事やサークルやハウスを効果的に使って落ち着かせる練習方法などについてお話させていただきました。
練習期間を設け、少し間を空けて2回目のレッスンを行いました。
多少興奮はするものの吠えずに他の犬を回避できたり、外でもコマンドを聞くことが出来たりすることが出来ていました。何より飼い主さんに大きく変化が見られ、声のトーンや接し方、リードのコントロールなどに以前との違いを感じました。
ティノ君は1週間のお勉強をよく頑張ってくれました!今後もお子さんに接するのと同じように良いことは良い、と褒め、好ましくない行動に対してはきちっと伝わるように毅然とした態度で臨み、良い関係性を築きつつもコミュニケーションを楽しみながらトレーニングを続けていってくださいね!


担当トレーナー:井上はるな



名前 字原 レイ君(4ヶ月) 名前 近藤 クゥ君(1歳)
犬種 MIX 犬種 Mピンシャー
期間 7日間コース(28年8月23日〜9月2日)
※9月2日、6日は出張訓練
期間 7日間コース(28年8月5日〜13日)
※8月13日は出張訓練
相談
内容
・お散歩で止まったり引っ張ったりしないで欲しい。
・お散歩中に吠えないで欲しい。
・物音や人の声に反応して吠えないで欲しい。
相談
内容
・お散歩で止まったり引っ張ったりしないで欲しい。
・お散歩中に吠えないで欲しい。
・物音や人の声に反応して吠えないで欲しい。
★担当トレーナーのコメント★

1週間お預かりしながら、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。今までお家ではあまりやった事がないと言う事だったのとまだ仔犬なので人と一緒に何かをするという事や、何か行動を起こした結果大好きな人に褒めてもらえるというトレーニングの基本から教えていきました。お座りや伏せの形や指示の言葉を教え、トレーニングを嫌いにならないように、成功を重ねさせて褒めて練習していきました。もともと物怖じしない性格だった為にすぐに慣れ、楽しく指示を覚える事が出来ました。
最初は他のワンちゃんとも上手にコミュニケーションが取れなかったレイ君ですが、日を重ねるとどんどんと興味が出てきて、ご挨拶も上手くなり、色々なワンちゃん達と仲良く取っ組み合って遊べるほどになりました。お散歩は初日はまだ首輪やリードに不慣れという事と、少し怖がりな部分があってすぐに立ち止まっていました。刺激の少ない道や公園で歩く練習を行ない、止まった時は少し屈んで呼び、どんなに短い距離でも自発的に歩いたら良く褒めながら学習を進めていきました。どんどんと上手に歩くようになり、子供達が遊ぶ公園や大通り沿いの歩道なども止まることなく歩けるようになりました。
出張訓練では、指示の練習から確認していきました。おいでやお座り、伏せなどの指示の出し方、誘導の仕方などをお伝えして実際に飼い主様にやって頂きました。どの指示に対しても楽しそうに行動し、褒めてもらえて更に飼い主さんに集中する事が出来ました。飼い主様も出した指示をレイ君が嬉しそうに行動するのを見て笑顔で練習を行なってくださいました。
その他にもお家の中で接する際の注意点やサークルを利用してのトイレトレーニングの行ない方についてもお話をさせていただきました。イタズラの対処法についてもお伝えしていきました。ティッシュなどをくわえて持っていってしまい、叱ってもうまく伝わらないという事だったので実際にイタズラしやすい物を用意して頂き、レイ君の近くに置きました。タイミング良く音を立てて驚きを与え、やめさせました。その後もう一度同じように物を置くとくわえなかったので良く褒めました。
2回目の出張では、いつものお散歩コースで練習を行ないました。上手に歩けていましたが、人通りがおおい場所など等は人や自転車などに気を取られていました。立ち止まった時などはレイ君に合わせるのではなく、声をかけて呼んだり、走り出した時に立ち止まるなどの対処をとったり、スムーズに歩けている時によく褒めるなどして頂き、どうすれば楽しくお散歩が出来るのかという事をレイ君に考えてもらえるようなやり方をお伝えしていきました。
レイ君は1週間のお勉強を良く頑張りました!まだ仔犬ですのでこれからも色々な刺激を体験させ、社会性を育んでいってあげて下さい。指示の練習も落ち着きを保つ上で大切です。様々なシチュエーションで飼い主様も一緒に楽しみながら練習を行ない、定着させるようにしていきましょう。

担当トレーナー:井上はるな
★担当トレーナーのコメント★

クゥ君は1歳になったばかりのとっても元気な男の子!人も犬も大好きで活発、良く遊びます。
外に出ると何にでも興味を持ち、あちらこちらに飼い主さんを連れていこうと大奮闘。気になるものがあれば吠えて興奮する事もあったそうです。
犬種の特性として頑固で興奮しやすいこともあるので落ち着きと集中力アップの為にも基本トレーニングも合わせてやっていく事にしました。

1週間お預かりする中で半分以上はお散歩トレーニングに重点を置き、日に何度も短いお散歩にでかけて練習を行いました。
出だしは一番興奮する場面。川崎店の入り口は階段になっていて抱っこでおろしますがそこを抑える事から始めました。飛び出そうとするクゥ君について行かずに止まったままリードがピンと伸びき手前で合図を出していきます。意識がこちらに向いたらそこからお散歩を始めていきます。基本を左側に決めて、そこから大きくそれて歩いたらすぐに左に戻す、クゥ君が何かを気にして立ち止まっても気にせず歩き続ける、前に出ようとしたらまたリードの合図。というようにすべてこちらが主体でわがままをきかないように歩きました。
人が好きで素直な子なのでどうすればいいのかを教えてあげてからは呑み込みが早く、スムーズなお散歩をすることが出来るようになりました。

また、基本的な指示の練習も合わせて行いました。元々お家で良く指示が入っていていたので苦手な部分の強化と、様々な流れ、シチュエーションの中で理解を深めてレベルアップをしていってもらいました。気分でしない事がないように、指示を出したら必ず行動させていきます。できた時は良く褒めて、喜び、コミュニケーションを図っていきました。

出張トレーニングではお家の中での接し方や今後の練習についてのお話をさせて頂きました。興奮すると咬みつきの癖も出てくるクゥ君なので遊びの中で興奮させすぎたり、その様子が可愛いから、といって嫌いだよ、嫌だよ!と言っている対象物をわざと近づけるように煽ったりはしないように気を付けて頂くようにお願いをしました。

その他苦手だったボディコントロールや基本的な指示の練習などを行い、お家でも継続して落ち着きや集中力のアップとコミュニケーションをしっかりととれるように復習をしていきました。よく頑張ってくれました。

クゥ君は一週間のお勉強をよく頑張りました!お散歩の引っ張りもリードの合図と声掛けで改善に向かい、飼い主さんも「変化が出てきた、これからも頑張りたい」とおっしゃっていただきました。1歳を過ぎ知恵と力がどんどんついてくるクゥ君です。今後もご家庭でペースに巻き込まれないようにトレーニングを楽しく続けていってくださいね!



担当トレーナー:井上はるな



名前 真砂 ソルト君(2歳) 名前 及川 シェリ君(10ヶ月)
犬種 Mピンシャー 犬種 Mシュナウザー
期間 7日間コース(28年7月27日〜8月4日)
※8月4日、9月27日は出張訓練
期間 7日間コース(28年6月5日〜12日)
※6月12日、19日は出張訓練
相談
内容
・お散歩で歩いて欲しい。
・他の犬と仲良くしてほしい。
・基本トレーニング
相談
内容
・お散歩で止まったり引っ張ったりしないで欲しい。
・お散歩中に吠えないで欲しい。
・物音や人の声に反応して吠えないで欲しい。
★担当トレーナーのコメント★

ソルト君は自分がしたくない事は絶対にしたくない!という頑固な性質の持ち主でした。特にお散歩にそれが表れていました。お家では家が見える範囲でしか歩かず、角を曲がって見えなくなると踏ん張って歩かなくなるそうです。お店でお預かりしてお散歩に行った時も歩いたり、ぐっとブレーキをかけるようにのけぞった歩き方をしていました。怖がっていたり、足を痛めていたりという理由がなく、我が儘によるものでしたのでお預かり中はとにかく我が儘をきかずに歩きました。すると逆に前に引っ張って歩く事も出てきました。

1週間お預かりする中でソルト君も半分以上はお散歩トレーニングに重点を置き、日に何度も短いお散歩にでかけて外に連れ出して練習を行いました。歩かないという事でお散歩の経験値が足りずに社会性も不足していたので見慣れないものへの関心も高く、きょろきょろと落ち着かない事もあり、他の犬や人に時折吠えたり、ぐっと飛び出すこともあったので課題はとにもかくにも「慣れ」でした。
家族以外に慣れていない為、トレーナーへの興味も薄く、最初はフードやおやつも食べず、リードや胴輪を着けるときやケアを行う時などに歯を当てようとする行為も見られました。体に触れられる行為自体は好むので撫でながら声をかけ、おやつも食べるものを色々に変えて探し、慣らしていき、コミュニケーションを取っていきました。また、基本的な指示の練習も合わせて行いました。時にはサポートや誘導をして形を教えながら指示を出し、気分でしない事が無いように必ずこの言葉に対してこの行動を取ると良い事がある、と教えていきました。
お預かりの後半にはようやく人の側に居ると自分にとって良い事が起きると理解し、誘導やサポート無しでも言葉の意味を理解し、行動する事が出てきました。また、お散歩も踏ん張らずに、また、止まらずに落ち着いて歩けるようになりました。同時に要求も出てきたので、生活にリズムと流れを作り、ワンちゃんだけの部屋でフリーに過ごす時間、人とコミュニケーションをとる時間、人と同じ部屋にいるけれど構ってもらえない時間、そしてサークルで過ごす時間を設けました。

出張トレーニングではまず家の外の環境に慣らすように、とたまに行っていたという公園へ行き、歩く練習を行っていきました。人や鳥、他の犬などがいても飼い主さんが連れていく方向へ一緒に同じペースで歩けるようにしていきます。最初は興奮していたソルト君でしたが徐々に落ち着いて来て、歩けるようになっていきました。お家の中での接し方や注意点などについてもお話をさせて頂きました。
2回目の出張では1回目から少し間をあけての練習でした。いつものお散歩コースを実際に歩き、復習も兼ねてお座りなどの基本的な指示も含めて練習を行いました。これからもソルト君の頑固さに負けないように練習を継続してしっかりと定着していけるように行きましょう。メリハリのある接し方をして穏やかな生活を一緒に楽しんで行けるように頑張りましょう。

担当トレーナー:井上はるな
★担当トレーナーのコメント★

シェリ君は頑固な気質のシュナウザーの中でも特に頑固な子でした。お散歩では右に左に自由に歩き、気になるものがあれば前に進んでいきます。横に戻そうとリードを引くと今度はてこでも動かない、とばかりにぐっと踏ん張ります。もしくは歩いて欲しい位置の反対に頑ななまでに移動しようとします。左を歩いてもらおうとすると右へ。ならば右で固定しようと思えば左へ、というように。
1週間お預かりする中で半分以上はお散歩トレーニングに重点を置き、日に何度も短いお散歩にでかけて練習を行いました。基本を左側に決めて、そこから大きくそれて歩いたらすぐに左に戻す、シェリ君が立ち止まっても気にせず歩き続ける、というようにすべてこちらが主体でわがままをきかないように歩きました。少しずつ改善していく中で、今度は真後ろを歩くという事態にもなりましたが終盤には左側を安定して歩けるようになりました。自由にできない分練習中はお散歩中の吠えは出ませんでした。また、基本的な指示の練習も合わせて行いました。こちらも気分でしない事がないように、指示を出したら必ず行動させていきます。できた時は良く褒めて、大いに喜び、コミュニケーションを図っていきました。

出張トレーニングでもお散歩の練習を主に行いました。商店街や公園などいつものお散歩コースを歩きました。集合住宅の入り口を出て抱っこをしている状態から道路に下ろした途端に興奮してぐいぐいと引こうとしたので飼い主さんにリードで合図を送ってもらいました。するとシェリ君はお店だけでなくお家でも引っ張って歩いてはいけないのだと理解し、素直に飼い主さんの左横を歩き出しました。ワンちゃんをみつけた時に立ち止まることはありましたが吠える事はありませんでした。お家での接し方、吠えた時の対処法などについてもお話をさせて頂きました。1週間後の2回目の出張ではお散歩の練習と基本的な指示の練習を行いました。お家の中での吠えは少しずつ改善に向かい、叱ると、或いは叱ろうとすると止まるようになったとの事でした。お散歩はまだ引っ張ったりワンちゃんに対して吠えたりする事があったそうです。改めてリードの持ち方、合図を送るタイミングとその強度、また、うまく歩けている時は忘れずにご褒美として笑顔を向けたり声をかけて褒めてあげる事などを確認していきました。飼い主さんも緊張して力が入っていたり、リードを短く持ちすぎてしまって引っ張りやすい状況だったのを改善し、適切に合図を送って頂くようにするとシェリ君も落ち着いて歩くようになりました。お家の中では指示の練習の他にオモチャの遊び方やボディコントロールなども行いました。
シェリ君は一週間のお勉強をよく頑張りました!左横を落ち着いて歩くシェリ君を見て、「今までシェリの後ろ姿しか見られなかった。歩きにくいほどに真横にいてくれるのはすごい」と驚いてくださいました。今後もゆったりとした楽しいお散歩をシェリ君と一緒に楽しんで下さい。シェリ君はとても頭の良い甘えん坊さんです。ペースに巻き込まれないようにしっかりとお家のルールをしっかりと教えてあげてくださいね。今後もご家庭で練習を継続して頂けると、更に定着していきます。頑張っていきましょう。


担当トレーナー:井上はるな



名前 川合 リンちゃん(1歳) 名前 小高 みるく君(11ヶ月)
犬種 トイプードル 犬種 MIX
期間 7日間コース(28年4月22日〜29日)
※4月29日、30日は出張訓練
期間 7日間コース(28年4月13日〜20日)
※4月20日、26日の2日間は出張訓練
相談
内容
・子供に飛びついたり甘噛みをしないで欲しい。
・お散歩で引っ張らないで欲しい。
相談
内容
・お散歩で拾い食いや引っ張りをしないで欲しい。
・落ち着いて欲しい。
・基本的な指示のレベルアップをしたい。
★担当トレーナーのコメント★

1歳のリンちゃんはひと時として大好きな人と離れる事を嫌がり、人の姿が見えない所に自分がいると吠えたりずっと落ち着かずに行ったり来たり飛び跳ねたりを繰り返していました。家では留守番も少なく、ご家族も多いので常に誰かに構ってもらえるのが当たり前という気持ちを持っているようでした。興奮癖も付きやすく、吠えるという事に繋がっていたと考えられます。
1週間お預かりする中で生活にリズムと流れを作り、ワンちゃんだけの部屋でフリーに過ごす時間、人とコミュニケーションをとる時間、人と同じ部屋にいるけれど構ってもらえない時間、そしてハウスで過ごす時間を設けました。ハウスの中では要求鳴きや吠え、がりがりと扉をひっかくなど最初は出してほしいとアピールをし続けていましたが、いくら呼んでも無駄であることを学習させていきました。次第にハウス内で落ち着く事を覚えて行ったのでハウスの場所を人から離れた場所に置く練習も行いました。
また、指示の練習も合わせて行いました。気分でしない事がないように、指示を出したら必ず行動させていきます。人が何かを要求し、それにこたえる事で自分が望むことが得られるという図式を覚える事でやたらに要求をしても意味が無いと教えることが出来ます。
また、仰向けに膝の上に抱き、手足などを触っていくボディコントロールは最初は足先を触るとびくびくと引っ込め、じたばたとしていましたが穏やかに声をかけながら触って慣らしていくとうっとりとくつろぐようになりました。これもじたばたと暴れても離してくれない、でも我慢をすれば気持ちがいいと学んだ結果です。
出張トレーニングではお散歩の練習を主に行いました。1日目はお父さんとお母さんと一緒に。いつものお散歩コースを実際に歩きました。電柱を気にしたり、前や横に大きく離れて歩いたりする事が多く、小柄なリンちゃんを踏まないように飼い主さんが常に気を使って歩いている状態でしたので極力リンちゃんを見ないように、気にせず(当たらないようにだけ気にして頂き)歩いてもらいました。するとリンちゃんは徐々に人を気にして歩くようになってきました。2日目はお子さん達も一緒にお散歩練習に参加してもらいました。お兄ちゃんはとても上手にリードを引いたり、声をかけたりしてくれました。弟さんはまだ小さいのでお父さんに手伝ってもらいながら一生懸命に歩いてくれました。その後お家ではボディコントロールや指示の練習についても確認をしていきました。お子さん達に対して興奮しそうな時はお母さん達に叱って頂き、しっかりと止める事が出来ていました。お子さん達と一緒に練習をする事でリンちゃんのお子さんへの態度にも変化が出てくると思いますので頑張っていきましょう。
リンちゃんは一週間のお勉強をよく頑張りました!お子さん達とのんびり過ごすリンちゃんを見て「噛みついたり飛びついたりしないのはすごい」と驚いてくださいました。今後もメリハリのある接し方を全員で徹底し、ハウスで過ごすことに慣らして、一緒に歩くお散歩を楽しんでください。



担当トレーナー:井上はるな
★担当トレーナーのコメント★

やんちゃ盛りのみるく君はとにかく元気いっぱいでした。1週間お預かりをしながら、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。指示の練習はみるく君の気分でしない事がないように、指示をしたら必ず行動させて、褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。
お散歩で人に対して意識を向ける練習も重点的に行っていきました。ちょっとした刺激で興奮しやすく力も強いので周りよりもリードを持っている人へ意識を向けさせるように強化をしていきました。前に出たり真横から大きくずれた時は、リードを引いて合図を送りました。落ち着いて合わせる事が増えてきたら途中で歩くペースを変えたり、オスワリさせるなど変化をつけながら練習し、褒めながら集中が持続するようにしていきました。するとアイコンタクトを取りながら楽しそうに歩くようになりました。
また、興奮すると甘噛みを強くする事もあったので噛んだ時に遊びを中断したり叱る事もしたのですが、他のワンちゃんと遊ばせる時間を多めにとる事も心がけました。遊びの中で力加減を学ぶとともに有り余るエネルギーを上手に消費させる為です。
出張訓練では2日間ともにお散歩をメインに練習を行いました。1日目は普段のお散歩コースを実際に歩きながらリードの引き方やご褒美のタイミングなどを確認していきました。最初は飼い主さんもタイミングやコツをつかむまではぎこちなく、みるく君の興奮を中々コントロールするのが難しいようでした。練習と経過を見るために1週間後に2回目の出張訓練を行いました。数日前に行った公園で興奮しすぎて途中で帰らざるを得ないことになったという事でそちらでの練習をする事にしました。飼い主さんが1週間とても頑張ってくれた事が良く分かる道中で、公園に行くまでの間はしっかりと飼い主さんの横を一緒に歩くことが出来ていました。公園にはたくさんの人や犬がいましたが、興奮しそうなタイミングでしっかりと対処出来ていました。犬と近い距離ですれ違う時のコツなどの実践しながらお話をさせて頂きましたがみるく君は飛び出すことなくこちらに集中して歩くことが出来ました。公園内では基本的な指示の確認と練習も行っていきました。どの指示に対してもとても意欲的に従っていて良くできていました。お家に戻る途中に持ち手を他のご家族に交代して頂きましたがしっかりとリードのたるみをキープして落ち着いて歩かせることが出来ていました。お家に戻ってからはボディコントロールも練習を行いました。少しソワソワして起き上がろうとする事があったので、押さえて頂きました。力が抜けて、手を放してもジッとできるようになるまで練習しました。マズルコントロールは、手をかけてじたばたと嫌がる事があったので、押さえて頂きました。これも力が抜けて受け入れるようになるまで練習しました。
みるく君は一週間のお勉強をよく頑張りました!ご家族の方も「前よりも落ち着きが出たような気がする、やればできる子じゃない!」と喜んでくださいました。もうすぐ1歳を迎えるみるく君はこれからが本番です。メリハリのある接し方を行っていただき、一緒に歩くお散歩を楽しんでください。今後もご家庭で練習を継続して頂けると、更に定着していきます。頑張っていきましょうね。


担当トレーナー:井上はるな