名前 | 平賀 アンディ君(5歳) | 名前 | 山本 ロン君(1歳) |
犬種 | ポメラニアン | 犬種 | トイプードル |
期間 | 7日間コース(19年3月20日〜26日) ※3月26日は出張訓練 |
期間 | ・7日間コース(18年1月11日〜17日) ※1月16日、17日の2日間は出張訓練 ・2日間コース・出張訓練付き(19年3月8日、9日) |
相談 内容 |
お客さんなどに吠えないで欲しい。 |
相談 内容 |
・人のペースに合わせて過ごせるようになって欲しい(落ち着いて欲しい。キャリーに入ってもいい子にしていて欲しい。) ・散歩ができるようになって欲しい。 ・チャイムに吠えないで欲しい。 (下記は2回目の時の追加相談) ・テーブルの下にいる時など手を出すと、うなったり噛んだりしないで欲しい。 ・気が向いた時にしか指示を聞かない。 ・お散歩中に引っ張らないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ アンディ君が吠える原因として警戒心が考えられました。保育園では原因となる警戒心を和らげるために、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を通じ、上下関係作り・信頼関係作りを行い、上の者から守られているという安心感を与えるようにしていきました。また、今までの経験から関係作りだけでは不十分な面もあるので、吠えた時には叱り・吠えなかったら褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事と伝えてきました。無料診断の時にはお客さんが来るたびに吠えていましたが、しつけでお預かりして練習すると徐々に吠えなくなっていきました。お散歩はこちらに集中して歩くようにし、人やワンちゃんとすれ違う時に吠える事への予防につなげていきました。
出張訓練は、日中アンディ君が過ごしている・お母さんがお勤めの電器屋さんで行いました。まずはボディコントロール、マズルコントロールから確認して頂きました。やり始めから力が抜けてリラックスしていました。指示の練習は今までの経験から、お母さんが練習すると飛びつきが多かったり、メリハリのない事が多かったので、すぐに直して頂きました。繰り返し練習すると飼い主さんに集中し、きちんと指示を聞けるようになってきました。
しつけでお預かりする前は、お店にお客さんが来ると吠え続けていたそうですが、今回は練習中、初めてお客さんが来た時に吠えなかったので褒めました。それ以外にも何度かお客さんがお店にやって来ましたが、この時今までの経験からたまに一声吠える事があったので、「コラ!」と叱りました。叱るとすぐにやめ、その後お客さんを見ても吠える事はなかったので褒めました。練習の途中、普段会うと吠えていて、先日は側に行ったらアンディ君に噛まれそうになったという方がお店にやってきました。お母さんに連れられて側に行きましたが、吠えなかったので褒めて頂きました。その後、補助しながらその方に背中をなでてもらいましたが、いい子にしていてすぐに甘え始めていました。1週間お預かりして飼い主さん以外の人にも慣れてきた事や、お母さんに守られているという安心感から、他の方にも慣れやすい状況になった結果だと思います。また、人以外にも外でワンちゃんの吠え声がした時など、普段吠えているものにも吠えなかったので、この時も褒めて練習していきました。
お母さんやお店に来るお客さんにも、「別人みたい!いい子だねぇ!」と喜んでいただけました。アンディ君もたくさん褒めてもらえてとても嬉しそうにしていました。
担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ ロン君は人もワンちゃんも大好きでとっても興奮しやすいワンちゃんでした。人のペースに合わせて過ごせるようになるために、お座りや待てなどの基本的な指示とキャリートレーニングを中心に練習していきました。指示の練習を繰り返し行いどんな状況でも人の指示を優先するようになる事で、飛びついてきた時にお座りさせたり、興奮している時に待たせて落ち着かせるなど、ロン君の困った行動を予防する事ができます。キャリートレーニングはキャリーに入っている時にロン君に気づかれないようにおやつを入れ、キャリーに入っていると良い事があると思わせるようにしました。キャリーの中は安心できる場所と思ってくれて、すぐに自分から入るようになったので「ハウス」の指示で入れるように練習していきました。ロン君は一人になると鳴いて要求していましたが、無視をし鳴いても自分の要求が通らないと根気強く伝えて行くと、徐々に鳴かなくなり一人でいても我慢できるようになってきました。 お散歩は外の環境に慣れてもらう所から始め、人のペースに合わせて歩くように練習していきました。 出張訓練では興奮して飛びついた時にお座りさせたり、お兄さんの膝の上で甘えている時にお母さんが呼ぶと来るなど、どんな時でも飼い主さんの指示を聞けるようになりました。お家でもハウスの指示でキャリーに入り、いつもは怖がって吠える掃除機などにもキャリーの中にいると安心し一度も吠えませんでした。チャイムは吠えなかった褒め、吠えたら叱り、吠えない事はいい事と伝えていく事で改善していきました。 ロン君は7日間のしつけで、自分のわがままばかりを通すのではなく人のペースに合わせる事を学んで、落ち着きを持って生活できるようになりました。 引越しやご家族が増えるなど環境の変化に伴い、困った事がいくつか出てきたという事で、2日間お預かりを含めて出張訓練を行う事にしました。保育園では以前お預かりしていた時の復習を中心に行いました。練習をするとすぐに思い出してくれ、以前と変わりなくできました。
出張訓練でもボディコントロール、マズルコントロールから確認して頂きました。普段はお兄さんがするとうなる事があるそうですが、うなる事はなくスムーズにできました。指示の練習も飼い主さんに集中して良くできていました。出張訓練の途中にチャイムが鳴ったり、ご家族の方が帰宅する事がありましたが、1度も吠えませんでした。テーブルの下にいる時にお兄さんが触ると、最初はいい子にしていましたが、途中からうなり始めました。補助しながら諦めるまでそのままの状態でいてもらい、諦めたらなでるのを再開して頂きました。その後は一度もうなる事はなく、テーブルの下にいる状態からおいでで呼ぶのも1回でできました(これはうなりや噛み付きへの予防策としても使えます)。
お散歩の準備をしている時にも要求吠えは見られませんでした。お散歩は前に出たらすぐにUターンしてもらい、途中ペースを変えるなど変化をつけて練習しましたが、良く集中していてお母さんの歩調に合わせて歩く事ができました。2日間の練習で、ロン君は大好きなお母さんにたくさん褒めてもらえて、とても嬉しそうにしていました。お母さんも「落ち着いて、顔つきが凛々しくなった」と喜んでくれました。
担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 渡辺 みるくちゃん(11ヶ月) | 名前 | 渡辺 アトム君(4歳) |
犬種 | チワワ | 犬種 | Mダックス |
期間 | 7日間コース(19年2月16日〜22日) ※2月21日、22日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(19年1月27日〜2月2日) ※2月1日、2日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・来客や物音で吠えないで欲しい。 ・他の人が触ろうとするとうなったり噛んだりするのをやめて欲しい。 ・飼い主さんに対してもおやつを食べている時に近づくなど、気分でない時にうなるのをやめて欲しい。 ・拾い食いをやめさせたい。 |
相談 内容 |
・チャイムや電話の音、来客などに吠えないで欲しい。 ・お散歩中に引っ張らないで、横について歩いて欲しい。 ・イタズラ(ゴミ箱をあさる、テーブルの上に乗る)をしないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ みるくちゃんは人見知りをし、少し怖がりな性格もあるため、警戒心が原因で吠えると考えられました。保育園ではボディコントロールや、指示の練習を通じ信頼関係・上下関係作りを行い、警戒心を和らげていくようにしました。また、今までの経験や学習からそれだけでは不十分な面もあり、みるくちゃん自身声が出やすい所もあったので、吠えたら叱り・吠えなかったら褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事と伝えていきました。人に触られてもうなったりしないように、他のスタッフにもなでてもらい色々な人に慣れる練習をしました。最初は緊張していましたが、次第に緊張がほぐれいい子になでさせるようになってきました。お散歩中は横について人に集中して歩けるように練習していきました。人に合わせて歩く事で引っ張りや、人とすれ違う時などに吠える事の予防ができます。最初はキョロキョロする事が多く、注意力散漫でしたが、繰り返し練習すると徐々に集中して歩けるようになってきました。
出張訓練では今までの経験や甘えから、マズルコントロールの時抵抗したり、お子さんがボディコントロールをしてお腹を触るとうなる事があったので、補助しながら受け入れるようになるまで続けて頂きました。指示の練習は最初は少し興奮気味でしたが、すぐに落ち着いてできるようになりました。大好きなおやつを食べている最中に口周りを触るとうなる事があったので、そのまま我慢するまで続けました。一通り練習を終えた後にチャイムを鳴らすと、少し声が出たので叱りました。その後時間を置きながら何度か鳴らし、チャイムが鳴っても吠えなくなるように練習していきました。2日目にはお子さんがチャイムを鳴らして帰宅しましたが、吠える事はありませんでした。また、外での物音やワンちゃんの吠え声など普段吠えていた物も吠えずに、褒める事ができました。拾い食いはあらかじめ床におやつを落とし、食べそうになったら大きな音を出して練習しました。効果的で1発でやめました。その後床のおやつに近づいた時に、食べなかったので褒めました。お散歩に行く時にエレベータなど、人を見ても吠えなかった時には褒めるようにしました。のぞかれて声をかけられるとうなる事があったので、叱ったり目線をコントロールして対処しました。外では人通りが多く集中が欠ける事がありましたが、繰り返し練習して頂くとお母さんにも集中して歩けるようになってきました。
1週間の練習を終えて成長したみるくちゃんは、色々な場面でお母さんに褒めてもらえて、とても喜んでいました。
担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ アトム君が吠えるのは警戒心により、自分自身強く見せようとしている事が原因と考えられました。そのため保育園では、警戒心を和らげるためにボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を通じ上下関係・信頼関係作りを行い、上の者から守られているという安心感を与えていくようにしました。お散歩中は「ついて」で左側に合わせて歩く事で引っ張りを予防します。アトム君は室内だと集中力が高いのですが、お散歩に出ると注意力散漫になりやすかったので、こちらに集中できるように繰り返し根気強く練習していきました。
ゴミ箱をあさるなどのイタズラは、ゴミ箱を倒したら良い事があった(食べ物が出てきた!)という学習が原因です。そのため、ゴミ箱に手をかけたらガムテープがくっつく、ゴミ箱を倒したら大きな音がするなどの仕掛けを作り、逆に嫌なイメージを学習しなおさせる事により改善されていきます。また、見る事ができない時はゴミ箱を届かない位置に置くなど、未然に防ぐ事も大切な事です。
出張訓練では保育園でお勉強した事を実際に練習して頂きました。久しぶりのご家庭で少し興奮気味ということもあり、ボディコントロールとマズルコントロールは、やり始め少し力が入ったり手をかけて抵抗する事もあったので、諦めて力が抜けるまで続けて頂きました。おいでや待てなどの指示の練習は、2日間の練習で飼い主さんに対する集中力がかなり増し、良くできました。1日目の途中、電話が鳴りましたが吠えなかったので褒めました。飼い主さんとの関係作りを確認した後に、もう一度電話を鳴らしたり、チャイムの音も(録音した音→実際の音)鳴らして練習していきました。今までは鳴ると必ず「ワンワンワンワン!」と吠えていたそうですが、そのように吠える事はありませんでした。今までの経験から少しだけ声が出る事はあったので、その時は叱り、逆に吠えない時は褒めて、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事と教えていきました。お散歩は室内に比べると集中が欠けましたが、繰り返し練習すると徐々に良くなってきました。特にUターンは集中していて、飼い主さんに合わせて素早くする事ができました。
1週間お勉強してきたアトム君を見て、飼い主さんも「別人みたいに落ち着いた。とてもイイコになった。」と喜んでくれました。
担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 藤坂 ピーチちゃん(1歳) | 名前 | 平岡 華ちゃん(1歳) |
犬種 | キャバリア | 犬種 | 柴犬 |
期間 | 7日間コース(19年1月8日〜14日) ※1月13日、14日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(18年12月13日〜19日) ※12月19日は出張訓練 |
相談 内容 |
・出かける仕度をすると鳴くのをやめさせたい。 ・要求吠えしないで欲しい。 ・お家の中でチャイムやワンちゃんなどに吠えないで欲しい。 |
相談 内容 |
・お散歩中に引っ張らないで欲しい。 ・来客に吠えないで欲しい。 ・噛み付かないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ ピーチちゃんが吠える原因の一つとして警戒心があったので、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を通して上下関係作り・信頼関係作りを行ない警戒心を和らげていくようにしました。また、我慢するという気持ちを作ったり、興奮してテンションが高い時にでも人の指示を聞いて落ち着けるように練習していきました。
出張訓練では久しぶりのお母さんとの対面で鳴き始めたので、目線をそらしながら、諦めるまで抱きかかえて保定をしました。その後、保育園で練習した事をご家庭でも実際に練習して頂きました。最初は興奮してメリハリがなかったので、その時はきちんと直して練習して頂きました。繰り返し練習すると徐々にスムーズにできるようになり、2日目にはだいぶ落ち着いてお母さんの指示を聞けるようになりました。ボディコントロールや指示の練習が一通り終わった後に、チャイムを鳴らしてみました。この時、吠えたら叱り・吠えなかったら褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事と伝えていきます。前半は録音したチャイムの音を聞かせ、しばらくしてから実際にチャイムを鳴らしました。1回目は吠えてしまいましたがすぐにやめ、2回目からは吠えませんでした。2日目には不意打ちで1度チャイムが鳴りましたが、吠えませんでした。ピーチちゃんは出かける準備をしたり人が階段を降りる姿を見ると、落ち着きがなくなり要求吠えをする所があったので、まずはしっかりと抱きかかえて目線をそらし、階段を降りても吠えなかったら褒める事から練習して頂く事にしました。しっかりと抱きかかえて動きを制限し、興奮する対象から目線を外す事により、ピーチちゃんの興奮を抑える事ができます。また、大人しく鳴かない時には褒める事により、騒がずに大人しくしている事が良い事だと伝えていきます。 2日間の練習の間、お母さんにもたくさん褒めてもらえて、ピーチちゃんもとても嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ 華ちゃんは足を触るなど自分の嫌な事があるとうなったり、噛む事があったので体を触る練習やボディコントロール、マズルコントロールなどを通じ色々な事を我慢できるように練習していきました。また、指示の練習中も、例えば待ての練習中に動いた時に直そうとしたら噛むなどワガママな面も多くあったので、ボディコントロールなどと一緒に我慢する事・諦めなくてはいけない事もあると根気強く伝えていきました。お預かりの前半はワガママで噛もうとする事もしばしばありましたが、後半になると諦める事・我慢する事がだいぶ分かった様で、ワガママがなくなっていきました。ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習は上下関係作り・信頼関係作りも行えるため、華ちゃんに自分が順位が下の存在(守られている存在)と伝え警戒心を和らげていく事ができます。それが、警戒心から来客に吠える事への予防につながっていきます。お散歩中の引っ張りはついて(左側について歩く)を教え人に集中して歩く事で改善されていきます。最初は注意力散漫で自分の行きたいように歩こうとしていましたが、その時にすぐUターンし、繰り返し根気強く練習すると徐々に良くなっていきました。
最終日はご家庭に訪問し、ご家庭の環境の中で練習しました。体を触る練習から始め、ボディコントロール、マズルコントロールと進んでいきましたが、すぐに力が抜けリラックスして目を閉じていました。指示の練習はたまに集中が切れる事がありましたが、飼い主さんの指示を良く聞く事ができました。お散歩は今までの甘えから地面の匂いを嗅いだり前に出る事もありましたが、途中歩くペースを変えたりUターンするなど変化をつける事で徐々に合わせて歩くようになってきました。保育園でお預かりする前は、気になる事があると匂いをずっと嗅いだり、自分の行きたい所に引っ張って行こうとしてたという事で、1週間のお勉強でだいぶ変わったとお母さんも喜んでくれました。お散歩の後に、ご家庭で噛む事があった胴輪を外す行為も、噛む事もなくいい子にしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 渡辺 ミルキー君(8ヶ月) | 名前 | 吉沢 コロ君(1歳) |
犬種 | トイプードル | 犬種 | ポメラニアン |
期間 | 7日間コース(18年12月4日〜10日) ※12月10日は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(18年11月14日〜20日) |
相談 内容 |
・無駄吠え(警戒・要求)をやめさせたい。 ・お父さんが抱っこしている時に他の人に噛まないで欲しい。 ・お留守番ができるようにしたい。 |
相談 内容 |
・トイレトレーニング ・要求吠え・警戒心から吠えるのをやめさせたい。 ・飛びつかないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ ミルキー君が吠えるのは警戒心が原因の物と、要求吠えの2つのパターンが考えられました。そのためボディコントロール、マズルコントロールや指示の練習を通し上下関係を築く事で、ミルキー君に守られているという安心感を与えて警戒心を和らげるようにしていきました。また、要求で吠えたり鳴いたりしてもその要求には応えず、鳴いても意味がないと伝えていくようにしました。ミルキー君はお父さんが抱っこしている時に他の人が触ろうとすると噛もうとするなど、わがままな面も持っていました。上記の内容など日々の練習を通じ、我慢する事・諦めなくてはいけない事もあるという事を伝え、お留守番も含め人の生活に合わせて生活できるように練習していきました。しつけに入る前にはスタッフの側にいる時に他のワンちゃんが近づくと、わがままでうなる事がありましたが、お預かりの後半にはそういったわがままは見られなくなりました。
出張訓練では久しぶりのお家で興奮気味でしたが、お父さんの用意ができるまでお座りで頑張って待つ事ができ、親戚の方も「ミルキーが(要求で)吠えない!座って待ってる!」と驚かれていました。お父さんと一緒に練習すると今までの経験や甘えから、ボディコントロール中に暴れて起き上がろうとしていましたが、力が抜けるまで根気強く続けて頂きました。その後保育園で練習してきた指示の練習に入ると、ミルキー君はお父さんに集中してしっかりと指示を聞けていました。練習の間、チャイムが鳴ったり人の出入りや物音などもありましたが、1度吠えただけでいい子にする事ができました。吠えた時には叱り、吠えなかった時には必ず褒め、吠える事はいけない事・吠えない事はいい事と伝えていきました。ミルキー君も練習の間お父さんにたくさん褒めてもらい、とても嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ トイレは成功を増やし、失敗を減らす事で定着させていきます。そのためコロ君の様子を見る事ができない時は、ゲージに入れ失敗を減らすようにしていきました。コロ君はクンクン鳴いたり要求吠えをする事が多く、諦めの悪い所がありました。特にゲージから出そうと近づいた時や、お散歩・ごはん時には多かったので、鳴いている間は無視をしたり、鳴いたら逆に離れるなどして、鳴いても意味がないという事を根気強く教えていきました。警戒心から吠える事もあり、特にワンちゃんに対しては姿を見るだけで吠えたり、威嚇する事もありました。しっかりと抱きかかえて安心感を与えながらワンちゃんにおしりの匂いを嗅いでもらったり、ワンちゃんの姿を見ても吠えなかったら褒めるなどして、徐々に慣れていくようにしました。繰り返し練習するとワンちゃんにはかなり慣れ、自分から積極的に匂いを嗅ぎに行ったり、側にワンちゃんがいる状態でも普段通りに過ごせるようになりました。飛びつきはどんな時でも人の指示を聞くように練習し、飛びつくのではなくお座りすればいいと伝えていく事でなくしていきました。
卒業式では久しぶりの飼い主さんとの再会で、普段よりも要求吠えや鳴く事が多くあったので、すぐに側に行かずに離れた場所で諦めるまで待ちました。その後、保育園で練習した事を一緒に練習していきました。最初はボディコントロールをしようとしたら暴れたり、待て中につられて動く事もありましたが、繰り返し練習して頂くと徐々に良くなってきました。練習の合間にゲージに入れた時に、トイレの成功を見せる事ができ、飼い主さんもいい子になったと喜んでくれました。
担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 石丸 ブラッシュ君(1歳) | 名前 | 大山 クッキーちゃん(7ヶ月) |
犬種 | トイプードル | 犬種 | トイプードル |
期間 | 7日間コース(18年11月5日〜11日) ※11月11日は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(18年10月27日〜11月2日) ※11月1日、2日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・家族や来客に対する要求吠えをやめさせたい。 ・チャイムなどに吠えないで欲しい。 ・飛びついたり甘噛みをしないで欲しい。 ・お散歩中に拾い食いをしないで欲しい。 ・イタズラしないで欲しい。 |
相談 内容 |
・落ち着いて欲しい。 ・吠えないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ ブラッシュ君の困った行動を直していくために、興奮している時にでも・どんな時でも人の指示を優先できるように練習していきました。お座りや待てを教える事で飛びつきの防止、ついてを教える事でお散歩中の拾い食いの予防につながります。また、クンクン鳴いたり要求吠えをしている時にはブラッシュ君の要求には応えず、諦めて黙っている時に側に行くなど、鳴いたり吠えたりしても意味がない・諦めなくてはいけない事もあると伝えていきました。 出張訓練ではお店で練習してきたボディコントロール、マズルコントロール、指示の練習の確認から行いました。途中偶然お客さんが来てチャイムが鳴りましたが、吠えなかったので褒め、吠えない事は良い事と伝えていきました。おいでの練習中に遊びと勘違いして飼い主さんの手に甘噛みする事があったので、首輪を持って制御しながら練習して頂きました。繰り返し練習すると甘噛みは見られなくなり落ち着いて指示を聞けるようになってきました。イタズラは遊んでいいおもちゃは1個に決め、それ以外はおもちゃではないと分かりやすく伝えるようにしました。イタズラしたら叱ってやめさせ、その後イタズラした物をもう一度見せます。この時噛まなかったら褒め、噛んで良い物と悪い物の区別をつけさせるように練習しました。お散歩はついての練習をした後に、おやつを地面に置いてその側を歩いて頂きましたが、拾い食いする事無く飼い主さんに集中して歩く事ができました。また、いつものように一人にすると、今までの経験から少し要求吠えは見られましたが、諦めるのが早く静かに過ごす事ができました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ クッキーちゃんは以前しつけに来ていたキョン君、リンちゃんの子供です。最初の頃は大人しいワンちゃんだったそうですが、3ヶ月を過ぎてからやんちゃになってきて、少しは落ち着いて欲しいという事でお預かりする事になりました。指示の練習を中心に、興奮している時でも・どんな時でも人の指示を聞いて落ち着く事ができるように練習していきました。また、サークルで一人にした時などに要求吠えやクンクン鳴く事もあったので、鳴いている時には側に行かず、サークルに入る時も自ら座って落ち着いてから入るようにしました。これを繰り返す事で鳴いたり吠えたりしても意味がないという事・落ち着きを持つ事を教えていきました。お散歩も興奮して引っ張る事があるので、人のペースに合わせて歩くように練習していきました。 出張訓練では2日間の練習で飼い主さんに対する集中が徐々に増していき、興奮している時でも落ち着いて指示を聞く事ができました。1日目の練習中に来客がありましたが、吠える事はありませんでした。指示の練習を一通りした後、クッキーちゃんだけゲージに入れ、キョン君とリンちゃんを出し、要求吠えしやすい環境を作ってみました。最初は少し鳴く事もありましたが、すぐに諦め大人しくする事ができました。お散歩中に小さい子供が声をかけて来た時も吠えずにいい子にしていました。子供と会った事でその後少し興奮していましたが、お母さんの対応の仕方も良く、すぐに合わせて歩くようになってきました。1週間のお勉強で成長した姿を見て、飼い主さんも「だいぶ変わりました。家でも練習頑張ります。」と仰ってくれました。 担当トレーナー:越井雄也 |
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名前 | 佐藤 ベアー君(1歳) | 名前 | 東 ナナちゃん(1歳) |
犬種 | チワワ | 犬種 | Mダックス |
期間 | 7日間コース(18年10月17日〜23日) ※10月22日、23日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(18年9月8日〜15日) ※9月14日、15日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
人や物音に吠えるのをやめて欲しい。 | 相談 内容 |
人やワンちゃんに吠えるのをやめて欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ ベアー君はお散歩中に人を見かけたり、お家の中でチャイムなどの物音、人の気配がすると吠えるという事で相談に来ました。ベアー君の警戒心を和らげる為に、保育園ではボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行い、上下関係作り・信頼関係作りを行っていきました。また、飼い主さんから、吠えた時に「べーちゃんダメでしょ」など高い声で話しかけたり、抱っこしているというお話を伺いました。飼い主さんは叱っているつもりでも、ベアー君にとっては褒めてもらっている・励ましてもらっていると勘違いしてしまい、余計に悪化している可能性もありました。そのため関係作りとともに、吠えたら低く歯切れのいい言葉で叱り、吠えない時には必ず褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事と根気強く伝えていきました。 出張訓練では今までの甘えや学習から、ボディコントロール中に暴れて起き上がろうとしたり、おいでなどの指示を聞かない事もありましたが、根気強く練習して頂くと徐々にスムーズになってきました。練習中、今まで吠えていた物音に対して吠えなかったので、その都度褒めて教えていきました。チャイムは1回目は吠えてしまったので叱りましたが、2回目からは吠えなかったので褒める事ができました。その後、時間を置いて再度鳴らした時も吠えませんでした。また、お散歩でも普段は人を見ると無差別に吠えるそうですが、練習では1度も吠える事無く、飼い主さんも喜んでくれました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ ナナちゃんはお散歩に外に出るとワンワン吠え出し、人やワンちゃんに対しても吠えるという事でお店にやってきました。警戒心から自分を強く見せようとして吠えていると考えられました。保育園ではボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を通して、ナナちゃんに自分が順位が下の存在(守られている存在)と伝え、警戒心を和らげるようにしていきました。また、外でワンちゃんや人を気にしないように、お散歩中は人に合わせて集中して歩くように練習していきました。 保育園の環境よりもご家庭の雰囲気の中での方が吠えやすい状況になるため、最後の2日間はご家庭にも伺い練習しました。やり始めはお母さんやお兄さんに対して、今までの甘えや経験からボディコントロール中に少し暴れたり、指示を聞かない事がありましたが、繰り返し練習して頂くと徐々に良くなってきました。飼い主さんとの関係作りを確認した後にお散歩に行ってみました。興奮しながら外に出ると吠える確率が高くなってしまうので、玄関を出る時はナナちゃんをお座りで待たせ、飼い主さんが出てからおいでで呼び寄せて頂き、ある程度落ち着いた状態でお散歩に行くようにしました。練習の成果が出て、今までのように「ワンワンワン!」と吠える事はありませんでしたが、今までの癖で人やワンちゃんを見た時に少しだけ声が出る事がありました。これも完全になくしていくために、何かを気にしたらすぐにUターンしていただき、すぐに飼い主さんに集中するようにしてもらいました。また、吠えなかった時は必ず褒めて頂き、吠えない事は良い事だと伝えていきました。繰り返し練習して頂くと、ナナちゃんも分かってきて声が出なくなってきました。練習を終え、飼い主さんも「前はずっと吠えていたのでお散歩に行くのが嫌だったけど、別人みたいに声が出なくなった。」と仰ってくれました。 担当トレーナー:越井雄也 |
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名前 | 加藤 クー君(11ヶ月・茶色) | 名前 | 大山 キョン君(右・1歳)、リンちゃん(左・2歳) |
犬種 | 柴犬 | 犬種 | トイプードル |
期間 | 7日間コース(18年9月1日〜7日) ※9月7日は出張訓練 |
期間 | ・7日間コース(17年6月17日〜23日) ※6月22日、23日の2日間は出張訓練 ・5日間コース(リンちゃんのみ・17年12月12日〜16日) ※12月15日、16日は出張訓練 ・出張訓練(18年6月26日) |
相談 内容 |
・甘噛みや噛み付きをやめさせたい。 ・お散歩中に飛びついたり、引っ張らないで欲しい。 ・他のワンちゃんと仲良くして欲しい。 |
相談 内容 |
・チャイムや物音、散歩中にワンちゃんに吠えないで欲しい。 ・散歩中に引っ張らないで2頭一緒にいい子に歩いて欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ クー君の甘噛みは「遊びの延長」と自分が嫌だと思っている事をやめさせようとする「わがまま」の2つの要素がありました。遊びの延長の場合は、甘噛みをしてきたら叱ったり押さえるなどして落ち着かせるようにして練習しました。また、噛んだ時に声をかけたりなでたりせずに、クー君に噛んだら遊んでもらえない・噛んでも意味が無いと伝えるようにしました。わがままの方は、遊びと同様に落ち着かせる事と、噛もうとする要因に慣れさせるようにし、我慢しなくてはいけない事・諦めなくてはいけない事もあると伝えていきました。どちらの場合も噛まない時は必ず褒め、良い事と悪い事の区別を教えていきました。お散歩は人に合わせて歩くように練習し、ワンちゃんや人とすれ違う時など興奮しやすい時はお座りで待たせるようにしました。ワンちゃんに対してはしっかりと抱きかかえて匂いを嗅いでもらう事や、ワンちゃんがいるサークルでも指示の練習をして、クー君をきちんとコントロールしながらワンちゃんの側にいても平気なように練習していきました。お預かりの後半には右の写真のように、お泊まりに来ていたワンちゃんと並んで写真が撮れるまでになりました。 出張訓練では飼い主さんとの対面の時に少し甘噛みをしたので、すぐにUターンして離れていってもらいました。すると飼い主さんに対しても「噛んだら遊んでもらえない」と分かったようで、次に側に寄って来た時は甘噛みしませんでした。今までは甘噛みしてきてなでて褒める事ができなかったそうですが、指示の練習などで褒める時にも噛む事はありませんでした。散歩はたまに集中が欠ける時がありましたが、良く頑張っていて飼い主さんに合わせて歩けていました。飼い主さんも「1週間でこんなにいい子になるとは思わなかった。とても落ち着いた。」と喜んでくれました。 担当トレーナー:越井雄也 |
キョン君、リンちゃんはとても警戒心が強く無料診断でお預かりした時は、スタッフが少し動くだけでビクッとし吠え続けていました。おやつをあげてスタッフに慣れてもらうと、保育園の環境にも慣れてきて甘えてくるようになりました。1週間お預かりした時は、スタッフには吠えなくなっていました。ですがお客さんや通行人に吠える事があり、吠えたら叱る・吠えなかったら褒めて練習していきました。また、ボディコントロール、指示の練習をして上下関係を築き自分が守られている存在と伝える事で、警戒心を和らげるようにしました。出張訓練ではお母さん達にも練習してもらいました。その後チャイムを鳴らしたりしてみましたが、いつもは吠えるチャイムにも、お隣に住んでいる方の姿が見えても吠えずにいい子にしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 吉浜 デコ君(3歳) | 名前 | 日下部 ベルちゃん(7ヶ月) |
犬種 | 柴犬 | 犬種 | トイプードル |
期間 | 7日間コース(18年6月19日〜25日) ※6月25日は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(18年5月29日〜6月4日) ※6月3日、4日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
噛み付き癖を直したい。 | 相談 内容 |
・散歩中に引っ張らないで欲しい。 ・テーブルの上に乗ったり、お客さんが来た時に玄関から出ないで欲しい。 ・歯磨きができるように。 |
★担当トレーナーのコメント★ デコ君は、お腹を触ったり、抱っこをしようとしたりする時に噛む事があるので直したいという事でお預かりしました。まずは体を触る事に慣れてもらうように練習していきました。デコ君は甘えん坊な性格もあったので、背中をなでる→頭をなでる→体の側面をなでるまでは大人しくしていましたが、お腹を触るとうなって怒りました。うなっていても大人しく受け入れるまで続け、「我慢しなくてはいけない事もある」と伝え、お腹を触る事に慣れてもらいました。同じように、抱っこや足を触る練習もしていきました。足も嫌がる部分なようで最初はうなりましたが、お腹も足も触られるのにすぐに慣れて、全くうならくなりました。体を触る事に慣れてきた所で、ボディコントロールやマズルコントロールも行い、信頼関係作りも行いました。最初は緊張する事もありましたが、続けると安心感を与える事ができ仰向けのままリラックスして寝る事もありました。お座りやおいでなどの指示の練習は、今までの生活や年齢的な事もあり少し頑固な面も見られましたが、根気強く繰り返し練習すると良くなってきました。 出張訓練では保育園で練習した内容をお見せした後に、お母さんにも練習して頂きました。事情により練習できないものもありましたが、体を触る事、抱っこする事、お座り・伏せ・待て・おいでの指示など、お母さんにも集中してきちんとできていました。うなる事も一度もありませんでした。練習が終わるとお母さんも「とても落ち着いた。」と話してくれ、デコ君も嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ ベルちゃんは我慢する事があまりできなかったので、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習と一緒に、サークルで一人でいても我慢できるように練習していきました。歯磨きの練習はまずはマズルコントロールから始め、口周りをマッサージする→唇を上げる→歯茎をマッサージする(手前→奥)→歯を触る(手前→奥)→ガーゼでふくといったように、徐々に刺激を強くしていって慣れてもらうようにしました。お預かりの後半には歯茎をマッサージしていたり、ガーゼでふいていると、気持ち良さそうに目を閉じる様子も見られ、口の中に手を入れられるのにかなり慣れてくれたようでした。 また、指示の練習をする事で、「待て」でお客さんが来た時に玄関から出ずに待つなど、困った行動を防ぐ事ができるようになります。お散歩は横について歩く事を定着させるために、前に出たりフラフラしたらすぐにUターンし、きちんとついて歩いている時は褒めて練習していきました。 出張訓練ではお母さんが練習すると、今までの生活による経験から少しワガママな面が出てしまい、ボディコントロール中暴れたり、指示を聞かなかったりする事がありました。ですが、お母さんにも根気強く練習して頂く事で、2日間の間で徐々に良くなってきました。テーブルの上に乗るのは、「テーブルの上に乗ったら良い事(=食べ物)があった!」と学習していたので、逆に嫌な事があると思わせるようにしてみました。(イスに乗らなければテーブルに乗る事はできないので)そのためにイスの上に粘着面を上にしたガムテープを置いてみました。乗った時にガムテープが手につき嫌なイメージを与える事ができたので、お母さんにイスに座って食卓についてもらい乗りやすい状況を作ってみましたが、その後一度も乗る事はありませんでした。また、一人でいる事に慣れてもらった事で、戸を閉めて食卓に来れない状況を作っても、鳴かずにすぐに諦めて我慢できるようになりました。1週間のお勉強で困った行動も見られなくなり、お母さんも「とってもいい子になった」と喜んでくれました。 担当トレーナー:越井雄也 |
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名前 | 坂下 ももちゃん(1歳) | 名前 | 岡部 ジュン君(1歳) |
犬種 | ジャックラッセルテリア | 犬種 | ポメラニアン |
期間 | 7日間コース(18年4月13日〜19日) ※4月18日、19日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(18年4月6日〜12日) ※4月12日は出張訓練 |
相談 内容 |
・散歩中に引っ張ったり、リードを噛む、犬に吠えないで欲しい。 ・チャイムなどの音・人に吠えないで欲しい。 ・部屋に落ちている物を食べないで欲しい。 |
相談 内容 |
ゲージの中に入っている時など、寝ている時に側に行くとうなって噛んでしまう。 |
★担当トレーナーのコメント★ ももちゃんは警戒心が原因で吠えるようでした。ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習でももちゃんに順位が下(守られている存在)だと伝え安心感を与えて、警戒心を和らげるようにしていきました。ももちゃんは興奮し易い性格でしたが、指示の練習を繰り返し行う事で人に対する集中力が高くなり、興奮していても指示を出すとすぐに落ち着いて聞く事ができるようになりました。お散歩はとても興奮しましたが、指示の練習の成果もあり、こちらに集中して歩けるようになってきました。テンションが高くなりすぎるとリードを噛むようでしたので、その時はお座りさせて落ち着かせるなどテンションが高くなりすぎないようにしていきました。お預かりの後半になると、ワンちゃんとすれ違う時でも横について歩いたり、相手が通り過ぎるまでお座りで待てるようになりました。 主張訓練ではボディコントロール、マズルコントロールはすぐにリラックスして寝始め、指示も良く聞けていました。 チャイムはまず録音した音を小さい音から鳴らし、吠えなかったら褒めてチャイムの音に慣れさせるようにしました。その後、実際に鳴らしてみると少し興奮するものの吠えずにいる事ができました。また、警戒心も和らいできて、外で鳴きながら歩くワンちゃんが通っても(いつもは吠えるそうです。)、通り過ぎるまで吠える事はありませんでした。部屋に落ちている物は、飼い主さんの気を引こうとしてして食べる可能性もあったので、食べそうになったら飼い主さんと結びつかないように缶で大きな音を出してやめさせるようにしました。 お散歩はたまに興奮する事がありましたが、徐々に飼い主さんに集中して歩くようになってきました。 お父さんもお母さんも、とってもいい子になったと喜んでくれて、ももちゃんも得意げにしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ 保育園でお預かりしている間、ゲージの中にいる時や寝ている時に近づいても喜ぶだけで、うなって噛みつく事はありませんでした。ですが指示の練習中にわがままで噛もうとする事があり、ご家庭で噛むのはその延長だと考えられました。ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を中心に行い、自分のわがままばかりを通すのではなく「我慢しなくてはいけない事もある」と伝えていくようにしました。最初はなかなかこちらに集中しませんでしたが、繰り返し練習するとワンちゃんの方に行きたいのを我慢して指示を聞いたり、ごはんを食べている最中に呼ぶと食べるのを中断してこちらに来るなど、自分の気持ちを抑える事ができるようになってきました。 出張訓練ではご家庭の雰囲気でボディコントロール中に一回うなりましたが、すぐにやめその後は大人しくしていました。指示の練習は今までの甘えもあり、お母さんに対しては甘噛みが多くありましたが、その時は押させて落ち着かせてもらいました。練習を続けると甘噛みも減り、集中力・成功率も上がってきました。サークルの中にいれ寝た時に近づくと、いつもよりは軽いようですがうなり噛もうとしてきました。1度サークルから出し落ち着かせてから、再度入れまずはサークルの中で体を触って慣れさせる事から始めました。また、おいでの指示を入れ、触るまでにワンクッション置くと噛まないので、リードをつけ中から呼ぶ練習をしました。普段はゲージに近づくだけでうなる事があるとの事で、近くにいても平気なように、近くに行っておやつを投げたり、手であげるなどして慣れてもらうようにしていきました。今までの経験・学習(=うなったり噛んだりすると自分の思い通りになった)があるので、その分根気強く継続する事で今よりももっと良くなっていくと思います。 担当トレーナー:越井雄也 |