名前 | 町田 アキ君(9歳) | 名前 | 梅村 グラ君(1歳) |
犬種 | Mダックス | 犬種 | ペキニーズ |
期間 | ・7日間コース(24年1月16日〜22日) ※1月21日、22日の2日間は出張訓練 ・4日間コース(24年2月15日〜18日) ※2月17日、18日の2日間は出張訓練 ・出張訓練(24年3月15日) |
期間 | 7日間コース(23年12月19日〜25日) ※12月24日、25日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・吠えないで欲しい(チャイムや掃除機、人やワンちゃんを見た時など)。 ・噛まないで欲しい(洋服を着せる時や叱った時など)。 ・お留守番ができるようにしたい。 ・トイレトレーニング ・ごはんをすぐに食べるようになってもらいたい。 |
相談 内容 |
・噛まないで欲しい(興奮した時、エレベーター内で他の人が入って来た時、抱っこで他の人に渡す時など)。 ・吠えないで欲しい(チャイム、来客、ワンちゃんを見た時、ごはんの時など)。 ・基本的な指示ができるようになり、落ち着きを持ってもらいたい。 ・拾い食いや食糞をしないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ トイレトレーニングは成功を増やし、失敗を減らす事で定着させていきます。そのため、アキ君の様子を見る事ができない時は、お預かりしたケージに入れて失敗しないようにしていきました。トイレの上でオシッコやウンチを成功したら褒め、トイレの上でする事がとても良い事だと伝えていきました。
アキ君が吠えるのは、警戒心が原因の場合と、要求吠えの2つのパターンが考えられました。お店では、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行い、信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができます。関係作りだけでは不十分な面も出てくるので、吠えた時は叱り、吠えなかったら褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事と伝えていきました。要求で鳴いた時は、無視するか叱り、鳴いても要求は通らないと伝えていきました。日々の練習を通じ、我慢する気持ち・諦める気持ちも作っていきました。また、トイレトレーニングとあわせてケージの中で過ごす事に慣れさせていき、スムーズにお留守番ができるようにしていきました。 アキ君が噛むのは、自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままが主な原因でした。お預かり中に指示の練習をしている時に、首輪を引いて促した時や、フライングを直した時などに噛もうとする事がありました。叱ってやめさせて噛んでも意味がないと伝えるとともに、我慢する気持ち、諦める気持ちを作っていきました。 アキ君は、ごはんを食べずにいると、他においしい物がもらえると期待しているところがありました。そのため、食器を置いてもしばらく食べない時はすぐに食器を下げ、それ以上おいしい物は出てこない、すぐにごはんを食べないとなくなると伝えていきました。繰り返し練習する事で食べない回数が徐々に減り、スムーズに食べるようになってきました。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールの練習から確認していきました。少し力が入る事があったので押さえて頂き、力が抜けて受け入れるようになるまで練習していきました。指示の練習は、アキ君の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。2日間の練習で徐々に集中力が上がり、スムーズに成功するようになってきました。チャイムを鳴らした時や掃除機をかけた時に少し吠える事があったので、叱って頂きました。吠えない時は褒めて頂き、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事と伝えていきました。叱る時に噛もうとする事はなく、きちんと受け入れる事ができていました。お散歩は、真横からずれた時はリードを引いて促して頂き、お母さんに合わせて歩けるように練習しました。お座りは反応が悪かったのでおしりを押して促して頂き、成功するまで練習しました。 1週間のお勉強を頑張ったアキ君を見て、「ずいぶんおりこうになった。」とお母さんも喜んで下さいました。アキ君も大好きなお母さんにたくさん褒めてもらえて、とても嬉しそうにしていました。 1回目のお預かりから1ヶ月後、再度お預かりして復習期間を設けました。お店では前回の復習を中心に、更にステップアップしていけるように練習しました。指示の練習は、掃除機を近くに置いた状態でも練習しました。最初はスイッチを切って置いただけにし、徐々に集中力が上がってきたらスイッチを入れ、音が鳴っている状態で練習しました。どの練習も成功が続くまで練習し、気になる物が側にあっても落ち着いて指示を聞けるようにしていきました。同時に苦手な掃除機にも慣れるようにし、吠える事の予防につなげていきました。 出張訓練でボディコントロールの練習をして頂いた時も、掃除機を近くに置いたり練習中にチャイムを鳴らしながら行いました。気にして起き上がろうとした時は押さえて頂き、力が抜けてリラックスするまで練習していきました。指示の練習は、1日目は掃除機のスイッチを切って近くに置いた状態で行い、2日目は掃除機のスイッチを入れた状態で同様に行いました。どの言葉も反応が良い事が多かったのですが、たまに指示でしなかったり、位置や向きがずれる事があるので直して頂き、しっかりと成功するまで練習しました。練習中、掃除機に吠える事もなく、お母さんも驚いて下さいました。チャイムを鳴らした時は、吠える事があったので叱って頂きました。吠えない時は褒めて頂きながら、良い状態になるまで練習しました。2日目にはチャイムを鳴らしても吠えなくなり、だいぶ定着してきました。 2回目の復習期間もお勉強を頑張りました。今後もご家庭で継続して練習して頂けると、更に定着していくと思います。 3月に再度出張訓練を行い、吠える事、お留守番に関する事を中心に練習していきました。私がお家に伺うと、チャイムの音に吠えていましたが、お部屋に入るとすぐに静かになりました。録音したチャイムの音や実際の音を聞かせながら、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習をして頂きました。最初は音を気にして少し声が出る事もありましたが、すぐに落ち着いてできるようになってきました。また、チャイムを鳴らしても吠えない時は褒めて頂く事も同時に行い、繰り返し練習していきました。しばらく時間をおいてからチャイムの音を鳴らすと、少し声が出ましたが、お母さんが叱るとすぐにやめました。その後は吠えなかったので褒めて頂き、吠えない事は良い事と再認識させていきました。ケージに入れてお母さんと一緒に外に出る時間も作りました。普段は廊下を歩いて行くだけで鳴くそうですが、今回は外に出る時も、出ている間も静かに過ごす事ができました。久し振りの練習でしたが、今までお勉強した内容をしっかりと思い出し、良い状態で練習を終わりにする事ができました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ グラ君が吠えるのは、警戒心が原因の場合と、要求吠えの2つのパターンが考えられました。お店では、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行い、信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができます。関係作りだけでは不十分な面も出てくるので、吠えた時は叱り、吠えなかったら褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事と伝えていきました。要求で鳴いた時は、無視するか叱り、鳴いても要求は通らないと伝えていきました。日々の練習を通じ、我慢する気持ち・諦める気持ちも作っていきました。
ウンチを食べようとしたり、落としたごはんを拾い食いしようとしたら、叱ってやめさせました。その後、もう1度食べようとした物を見せます。この時に食べなかったら褒め、何が良い事で何が悪い事なのかを伝えていきました。また、ウンチを置いたまま隠れて様子を見る時間も作り、人が側にいなくても食糞しなくなるようにしていきました。お散歩中も人に集中して歩くように練習し、外での拾い食いの予防につなげていきました。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールの練習から確認していきました。やり始めに少しうなったり、力が入る事があったので押さえて頂き、力が抜けるまで練習しました。2日目に練習した時は、やり始めから力が抜けて、すぐにリラックスしました。指示の練習は、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を確認していきました。どの言葉もグラ君の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。2日間の練習で徐々に集中力が上がり、落ち着いて指示を聞けるようになってきました。抱っこして他の人にお渡しする時や、指示の練習中に促して頂いた時に、うなったり噛もうとする事があったので首元を持って叱って頂きました。うならずに受け入れた時は褒め、良い状態になってくるまで練習しました。お家でお昼ごはんを食べた後にウンチをしましたが、食べようとしたのですぐに叱ってやめさせました。その後ウンチを見せ、顔を近づけたら再度叱ります。ウンチを見せても食べない時は褒め、何が良い事で何が悪い事なのかを伝えていきました。チャイムを鳴らした時に吠えたので、叱りました。吠えない時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事と伝えていきました。2日目にも同様に練習しましたが、吠える事はありませんでした。 お散歩は、前に出たり集中が切れる事があるので、リードを引くかUターンして頂き、飼い主さんに合わせて歩けるように練習しました。お座りは反応が悪かったのでおしりを押して促して頂き、成功するまで練習しました。ワンちゃんを見た時に吠えたので、首元を押さえて目線をそらしながら叱りました。もう1度同じワンちゃんを見せた時は吠えなかったので褒め、吠えない事は良い事と伝えていきました。 1週間のお勉強を頑張ったグラ君を見て、「落ち着いた。見違えるようです。」と喜んで下さいました。今後もご家庭で練習を継続して頂けると、更に定着していくと思います。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 下坂 ももちゃん(8ヶ月) | ||
犬種 | Aコッカー | ||
期間 | 7日間コース(23年5月9日〜15日) ※5月14日、15日の2日間は出張訓練 |
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相談 内容 |
・トイレトレーニング ・落ち着きを持ってもらいたい。 ・甘噛みしたり、イタズラしないで欲しい。 |
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★担当トレーナーのコメント★ 1週間お預かりしながら、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの指示の言葉を教えていきました。指示の練習は、ももちゃんの気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。1週間の練習で、テンションが高い時や大好きなごはんが近くにある状態でも、落ち着いて人の指示を聞けるようになってきました。
トイレトレーニングは、成功を増やし、失敗を減らす事で定着させていきます。そのため、ももちゃんの様子を見る事ができない時は、お預かりしたケージに入れて失敗しないようにしていきました。ケージ内に置いたトイレの上でオシッコやウンチを成功したら褒め、トイレの上でする事がとても良い事だと伝えていきました。出張訓練中にもオシッコを成功する事ができたので、褒めて頂きました。 ももちゃんの甘噛みは、遊びの延長が原因だと考えられました。甘噛みしてきた時は、首元を持って叱ってやめさせました。その後、もう1度噛んだ物を見せます。この時に噛まなかったら褒め、ももちゃんに何が良い事で何が悪い事なのかを伝えていきました。ティッシュをかじってイタズラした時も同様に練習していきました。 出張訓練は、ボディコントロールは起き上がろうとしたり、甘噛みする事があったので押さえて頂き、力が抜けるまで練習しました。マズルコントロールは、力が抜けて受け入れていました。指示の練習は、ついては真横からずれたり、飛びつく事があったので、リードを引いて頂き、お母さんに合わせて歩くように練習しました。お座りは、反応が悪い時はおしりを押して促して頂きました。真横からずれた時も直して頂き、成功するまで練習しました。待ては、周りを歩いた時や、しゃがんだ時、隠れた時に動く事があったので直して頂き、待てるようになるまで練習しました。伏せは、反応が悪かったり、伏せた後にすぐに立つ事があったので、リードや首輪を引いて促して頂きました。成功するまで練習しました。おいでは、リードをつけた練習から確認し、成功したらノーリードで練習していきました。反応が悪かったり、別方向に行こうとした時は、首輪を引いて正面に来るように促して頂きました。正面まで来たらお座りさせます。反応が悪かったり、飛びつく事があったので、おしりを押して促して頂きました。正面からずれた時も直して頂き、成功したところで練習を終わりにしました。 練習の合間にリードやタオルをかじってイタズラする事があったので、首元を持って叱りました。叱った後にもう1度見せた時は噛まなかったので褒め、何が良い事で何が悪い事なのかを伝えていきました。 お散歩は、リードを引いて促して頂く事もありましたが、お母さんに合わせて歩く事ができました。お座りは、反応が悪い事があったので、おしりを押して促して頂きました。真横からずれた時も直して頂き、成功するまで練習しました。 練習中、大好きなお母さんにたくさん褒めてもらえて、とても嬉しそうにしていました。今後もご家庭で練習を継続して頂けると、更に定着していくと思います。 担当トレーナー:越井雄也 |