令和元年度

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名前 部谷 すずちゃん4ヶ月) 名前 山西 ちょこ君7ヶ月)
犬種 トイプードル 犬種 パグ
期間 7日間コース(令和2年3月15日〜21日)
※3月20日、21日は出張訓練
期間 7日間コース(令和2年3月2日〜8日)
※3月7日、8日は出張訓練
相談
内容

・噛まないで欲しい(遊んでいる時、興奮した時、手足を拭いたり、ブラッシング、目ヤニを取る時など)。
・吠えないで欲しい(ごはんの前、ソファから降りたい時、お散歩中に自転車や人とすれ違う時など)

相談
内容

・トイレトレーニング
・吠えないで欲しい(物音がした時、要求吠え)。
・基本的な指示ができるようになり、落ち着いてもらいたい。
・お子さんにマウンティングしないで欲しい。

★トレーナーのコメント★
すずちゃんが吠えるのは、警戒心が原因の場合と、要求吠えの2つのパターンがありました。お店ではボディコントロールとマズルコントロール、指示の練習を行い、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができます。また、吠えた時は叱り、吠えない時には褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事だと伝えていきました。要求で吠えたり鳴いたりした時は、無視するか叱り、要求には応えないようにしていきます。鳴いても意味がないと伝えるとともに、日々の練習を通じて我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。
すずちゃんが噛むのは、遊びの延長と自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままが原因と考えられました。遊びの延長で甘噛みしてきた時は、噛んできた時になでたり遊んだりせずに、すぐに叱ってやめさせます。その後、もう1度噛んだ物を見せて、その時に噛まなかったら褒め、何が良い事で何が悪い事なのかを伝えていきました。わがままで噛んできたりうなった時にその刺激をやめると、噛んだら思い通りになったと学習し、ますますエスカレートする可能性があります。噛めないようにしっかりと押さえながら、噛んだ刺激を再度行います。この時に噛まずに受け入れたら褒め、苦手な事に慣れさせつつ、噛んでも意味がないと伝えていきます。日々の練習を通じて我慢する気持ちや諦める気持ちを作っていく事、関係作りを行う事も大切です。
出張訓練では、ボディコントロールはやり始めに甘噛みする事がありましたが、スムーズに力が抜けました。マズルコントロールは、1日目は少し手をかける事があったので押さえて頂き、力が抜けるまで練習しました。手足を触ったり目ヤニを取る練習、ブラッシングの練習は、うなる事があったので押さえながら続け、諦めて大人しくしている時は褒めながら良くなってくるまで練習しました。指示の練習は、お店で練習してきた「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の確認をしていきました。どの練習も、すずちゃんの気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、人の指示を聞く喜び、人に褒められる事の喜びを伝えていきました。練習の合間にリードや手をかじる事があったので、叱って頂きました。再度噛んだ物を見せても噛まない時は褒め、何が良い事で何が悪い事なのかを伝えていきました。お散歩は、真横からずれた時は、リードを引いたりUターンして頂き、意識をお母さんに向けるようにしながら練習しました。お座りは反応が悪かったのでおしりを押して促して頂き、成功するまで練習しました。自転車やワンちゃんを見て吠える事があったので叱りました。再度見せたり、同じようにすれ違っても吠えない時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事と伝えていきました。
すずちゃんは、1週間のお勉強でたくさんの事を学び、我慢強くなってきました。今後もご家庭で練習を継続して頂けると、更に定着していくと思います。

担当トレーナー:越井雄也
★トレーナーのコメント★
トイレトレーニングは、成功を増やし、失敗を減らす事で定着させていきます。そのため、様子を見る事ができない時は、お預かりしたケージに入れて失敗しないようにしていきました。トレイの上でオシッコやウンチをした時にしっかりと褒め、トイレの上でする事がとても良い事だと伝えていきました。
ちょこ君が吠えるのは、警戒心が原因の場合と、要求吠えの2つのパターンがありました。お店ではボディコントロールとマズルコントロール、指示の練習を行い、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができます。また、吠えた時は叱り、吠えない時には褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事だと伝えていきました。要求で吠えたり鳴いたりした時は、無視するか叱り、要求には応えないようにしていきます。鳴いても意味がないと伝えるとともに、日々の練習を通じて我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。

1週間お預かりしながら「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。指示の練習は、ちょこ君の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、人の指示を聞く喜び、人に褒められる事の喜びを伝えていきました。指示の練習を繰り返し行う事で、いつでも・どこでも・どんな状況でも人の言葉を聞けるようになり、落ち着きが出やすくなります。
出張訓練では、ボディコントロールは少しソワソワする事がありましたが、スムーズに力が抜けました。2日目には仰向けのままリラックスしてウトウトする様子も見られました。マズルコントロールは、やり始めから力が抜けていました。指示の練習は、反応が悪い時は促して頂きながら、どの言葉も成功するまで練習していきました。2日間の練習で徐々に集中力が増し、よりステップアップした内容もできるようになってきました。キャリーの中に入っている時に要求で鳴く事があったので無視し、鳴いても意味がないと伝えていきました。諦めて静かにしている状態が続いてから出すようにしました。お散歩は、前に出たり集中が切れた時は、リードを引いたりUターンして頂き、意識を飼い主さんに向けるようにしながら練習しました。お座りは反応が悪かったのでおしりを押して促して頂き、成功するまで練習しました。ゴミ収集車の音で吠える事があったので叱りました。再度見せても吠えない時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事と伝えていきました。お子さんも5歳とまだ小さいので、大人の方が練習に慣れてきたら、ボディコントロールなど少しずつフォローしながら練習に参加して頂き、お子さんとの関係作りも進めていく事で、マウンティングもなくなっていくとアドバイスさせて頂きました。
1週間のお勉強を頑張ったちょこ君を見て、「良い子になった。想像していたよりも3倍良くなっている。」と喜んで下さいました。ちょこ君も2日間の練習中、大好きな飼い主さんにたくさん褒めてもらえて嬉しそうにしていました。

担当トレーナー:越井雄也


名前 畑 ちゃちゃまる君3歳) 名前 藤川 チロちゃん左 6歳)、マヨちゃん(右 1歳)
犬種 Mダックス 犬種 チロちゃん…Mダックス、マヨちゃん…マルチーズ
期間 7日間コース(令和2年2月3日〜9日)
※2月8日、9日は出張訓練
期間 7日間コース(令和元年9月14日〜20日)
※9月19日、20日は出張訓練
相談
内容
・吠えないで欲しい(外の物音、お子さんが出かける時、帰宅時、チャイムが鳴った時など)。
・噛まないで欲しい(吠えている時に触る、寝ている時やガムを食べている時に触った時など)。

相談
内容
・物音がした時や、チャイムが鳴った時、人やワンちゃんを見た時、クレートから出たい時などに吠えないで欲しい。
・お散歩中に引っ張ったり、踏ん張ったりしないで、合わせて歩いて欲しい。

★トレーナーのコメント★
ちゃちゃまる君が吠えるのは、警戒心が原因の場合と、要求吠えの2つのパターンがありました。お店ではボディコントロールとマズルコントロール、指示の練習を行い、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができます。また、吠えた時は叱り、吠えない時には褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事だと伝えていきました。また、ワンちゃんと触れ合う時間を作ったり、ワンちゃんが周りにいる状態で指示の練習を行う事で、少しずつ苦手なワンちゃんにも慣れていけるようにしていきました。要求で吠えたり鳴いたりした時は、無視するか叱り、要求には応えないようにしていきます。鳴いても意味がないと伝えるとともに、日々の練習を通じて我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。
ちゃちゃまる君が噛むのは、自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままだと考えられました。わがままで噛んできたりうなった時にその刺激をやめると、噛んだら思い通りになったと学習し、ますますエスカレートする可能性があります。噛めないようにしっかりと押さえながら、噛んだ刺激を再度行います。この時に噛まずに受け入れたら褒め、苦手な事に慣れさせつつ、噛んでも意味がないと伝えていきます。日々の練習を通じて我慢する気持ちや諦める気持ちを作っていく事、関係作りを行う事も大切です。また、興奮時に噛む事もありますので、指示の練習を行って人の言葉をしっかりと聞けるようにし、落ち着きを持たせるようにする事も噛む事の予防策につなげていきました。
出張訓練では、ボディコントロールは起き上がろうとしたり、マズルコントロールは手をかけて抵抗する事があったので押さえて頂き、力が抜けてくるまで練習しました。指示の練習は、お店で練習してきた「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の確認をしていきました。どの練習も、ちゃちゃまる君の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、人の指示を聞く喜び、人に褒められる事の喜びを伝えていきました。チャイムが鳴った時やインターホンを取った時などに、吠える事があったので、叱って頂きました。吠えない時は褒めて頂き、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事と伝えていきました。普段、お兄さんがお風呂に入りに行く時や、お父さんが出かける時に要求吠えするとの事だったので、同じ状況を作りましたが、吠えずに落ち着いていました。お姉さんが抱っこしたり、触っている時、ガムを食べている時に触った時などにうなる事がありました。うなっても噛めないようにしながら同じ刺激を与え続け、うなっても意味がないと伝えるとともに、我慢する気持ち、諦める気持ちを作っていきました。諦めてうなるのをやめたら褒め、受け入れる範囲を広げながら練習していきました。
ちゃちゃまる君は、1週間のお預かりでたくさんの事をお勉強していきました。お母さん達も「別人みたいに良い子になった!」と喜んで下さいました。

担当トレーナー:越井雄也
★トレーナーのコメント★
チロちゃんとマヨちゃんが吠えるのは主に警戒心が原因でした。お店ではボディコントロールとマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行い、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができます。また、今までの経験や学習から、関係作りだけでは不十分な面も出てきます。吠えた時は叱り、吠えない時には褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事だと伝えていきました。マヨちゃんが朝吠えるのは、要求吠えです。要求で吠えても、無視するか叱り、要求には応えないようにしていきます。鳴いても意味がないと伝えるとともに、日々の練習を通じて我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。
お散歩は、前に出たり、真横からずれた時、止まった時は、リードを引いて合わせて歩くように促しました。Uターンしたり歩くペースを変えて変化をつけながら練習し、集中が持続するようにしていきました。1週間の練習で徐々に定着していき、合わせる時間が増えてきました。お散歩中に人に集中して歩くように練習する事で、引っ張ったり、踏ん張る事、人やワンちゃんを気にして吠える事の予防につながります。
出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールの練習から確認していきました。ボディコントロールは、2人とも起き上がろうとする事があったり、マヨちゃんは甘噛みする事もあったので押さえて頂き、力が抜けて手を離してもジッとできるようになるまで練習しました。マズルコントロールも手をかけたり、力が入る事があったので押さえて頂き、力が抜けてくるまで練習しました。指示の練習は、お店で練習してきた「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の確認をしていきました。どの練習も、チロちゃん、マヨちゃんの気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、人の指示を聞く喜び、人に褒められる事の喜びを伝えていきました。反応が悪い時は促して頂きながら、どの言葉も成功するまで練習していきました。2日間の練習で徐々に集中力が上がり、よりステップアップした内容もできるようになってきました。チャイムや玄関の物音、You Tubeの犬の吠え声などで吠える事があったので、叱って頂きました。吠えない時は褒めて頂き、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事と伝えていきました。お散歩は、チロちゃんは少し遅れる事、マヨちゃんは真横からずれたり少し前に出る事があったので、リードを引いて合わせて歩くように促しながら練習していきました。繰り返し練習し、良くなってくるまで練習しました。お座りは反応が悪かったので、おしりを押して促して頂きました。初日は頑固な面が見られたので、おしりを軽く押すだけでできるまで練習しましたが、2日目にはしっかりと指示で座る事ができたので、そこで練習を終わりにしました。
1週間のお勉強を頑張った2人を見て、お姉さん達も喜んで下さいました。今後もご家庭で練習を継続して頂けると、更に定着していくと思います。

担当トレーナー:越井雄也


名前 佐々木 ミル君6ヶ月)
犬種 トイプードル
期間 7日間コース(令和元年6月12日〜18日)
※6月19日は出張訓練
相談
内容
・トイレトレーニング
・要求吠えしないで欲しい。
・イタズラしないで欲しい。
★トレーナーのコメント★
トイレトレーニングは、成功を増やし、失敗を減らす事で定着させていきます。そのため、様子を見る事ができない時は、ケージに入れて失敗しないようにしていきました。トレイの上でオシッコやウンチをした時に褒め、トイレの上でする事がとても良い事だと伝えていきました。最初は初めてのお泊まりの緊張もあり、トイレの回数が少なめでしたが、慣れてくると回数も増えてきて、褒める機会が多くなり、ミル君もトイレをしっかりと覚えていっていきました。
お預かり中、ケージの中にいる時や人が側からいなくなって離れている時に要求で鳴いたり吠える事がありました。要求で吠えても、無視するか叱り、要求には応えないようにしていきます。鳴いても意味がないと伝えるとともに、日々の練習を通じて我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。日毎に鳴く回数が減り、静かに過ごすようになりました。
ペットシーツやティッシュをイタズラする事があったので、叱ってやめさせました。その後、再度イタズラした物を見せても噛まない時は褒め、何が良い事で何が悪い事なのかを伝えていきました。
また、目の前にイタズラしやすい物を落としてもすぐにイタズラしなくってきたら、近くに置いたまま離れて様子を見る時間も作りました。この時もイタズラしなかったら戻って褒め、人が側にいなくてもイタズラしなくなるように練習していきました。
出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールの練習から確認していきました。ボディコントロールは、やり始めからスムーズに力が抜けました。マズルコントロールは、手をかけたりジタバタして抵抗する事があったので押さえて頂き、力が抜けてくるまで練習しました。指示の練習は、お店で練習してきた「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の確認をしていきました。どの練習も、ミル君の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、人の指示を聞く喜び、人に褒められる事の喜びを伝えていきました。反応が悪い時は促して頂きながら、どの言葉も成功するまで練習していきました。練習の合間にリードをかじってイタズラしたり、甘噛みする事があったので叱りました。再度見せても噛まない時は褒め、何が良い事で何が悪い事なのかを伝えていきました。お母さんが別のお部屋に移動する時に少し鳴きそうになる事がありましたが、我慢して静かにしている事ができていました。お散歩は、真横からずれた時はリードを引いて頂き、合わせて歩くように促しながら練習していきました。Uターンしたり歩くペースを変えて変化をつける練習は、合わせて歩く事ができました。お座りは反応が悪かったので、おしりを押して促して頂きました。成功したところで練習を終わりにしました。お散歩中、人に集中して歩くように練習する事で落ち着きが出るようにし、お散歩中に興奮して吠える事の予防につなげていきました。
ミル君は1週間のお預かりでたくさんの事をお勉強していきました。練習中、大好きなお母さんにたくさん褒めてもらえて、ミル君もとても嬉しそうにしていました。