名前 | 北野 モカ君(1歳) | 名前 | 小林 エンゾ君(1歳) |
犬種 | トイプードル | 犬種 | ラブラドールレトリバー |
期間 | 7日間コース(22年3月24日〜30日) ※3月29日、30日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(22年3月1日〜7日) ※3月6日、7日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・チャイムや来客などに、吠えないで欲しい。 ・お散歩中、引っ張らないで欲しい。 ・くわえた物を取ろうとした時に、噛まないで欲しい。 ・お留守番ができるようにしたい。 |
相談 内容 |
・飛びついたりせず、落ち着きを持って欲しい。 ・甘噛みしないで欲しい。 ・お散歩中、引っ張ったり拾い食いしないで欲しい。 ・イタズラしないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ お預かり中、来客や宅配の方に対して吠える事がありました。モカ君が吠える主な原因として、警戒心が考えられました。お店では、ボディコントロールとマズルコントロール、指示の練習を行ない、人との上下関係・信頼関係を築いていきました。関係作りを行なう事で上の者から守られているという安心感を与え、原因となる警戒心を和らげていく事ができます。関係作りだけでは不十分な面もあるので、吠えた時は叱り、吠えなかった時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事だと伝えていきました。また、お留守番ができるようにするために、トリミング室やサークル内に1人にする時間を作り、1人でいる事に慣れてもらうようにしました。この時、要求で鳴く事があったので、鳴いている間は無視をし、要求には応えないようにしました。 お散歩は、前に出たり集中が切れた時は、Uターンをしたり、歩くペースを変える、途中でお座りの指示を出すなどして変化をつけながら行ない、人に合わせて集中して歩けるように練習していきました。人に集中して歩く事で、引っ張りの予防につながります。 モカ君が噛むのは、自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままが原因だと考えられました。日々の練習を通じ、我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていくとともに、噛んでも意味がないと伝えていきました。お家では、ティッシュなどイタズラした物を取ろうとした時にうなったり、噛む事があるとの事でしたので、イタズラを予防する練習も行なっていきました。丸めたティッシュを見せた時に、くわえようとする事があったので叱りました。その後もう1度噛んだ物を見せ、イタズラしなかったら褒め、何が良い事で何がいけない事なのかを伝えていきました。 出張訓練では、ボディコントロールは起き上がろうとする事があったので、押さえて頂きました。スムーズに力が抜けました。マズルコントロールは、力が入っていたので、力が抜けるまで続けて頂きました。2日目に練習した時は、すぐに力が抜けました。指示の練習は、指示を出したら必ず行動させ、褒めながら練習して頂きました。2日間の練習で、より発展した内容もできるようになりました。チャイムを鳴らしたり、玄関の扉を開けた時に吠える事があったので、吠えたら叱り、吠えなかったら褒めて練習して頂きました。2日目に練習した時は、チャイムの音には吠えなかったので、褒めて頂きました。丸めたティッシュを見せた時に、くわえようとしたので叱りました。その後は、イタズラしようとしなかったので褒めました。誰もいないお部屋に1人にすると、鳴いたり吠える事があったので、無視をして要求には応えないようにして頂きました。静かにしている時に側にいくようにして頂きました。お散歩は、前に出たり集中が切れた時は、歩くペースを変えたり、途中でお座りの指示を出しながら、合わせて歩けるように練習して頂きました。飼い主さんに合わせて歩ける事が多く、普段は引っ張る場所でも、落ち着いて歩く事ができました。 大好きな飼い主さんに「すごいね!おりこう〜!」とたくさん褒めてもらえて、モカ君もとても嬉しそうに練習していました。 担当トレーナー:大野貴絵 |
★担当トレーナーのコメント★ お店では、ボディコントロール・マズルコントロール、指示の練習を中心に行ないました。指示の練習は、エンゾ君の気分でしない事がないよう、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきました。エンゾ君は頑固なところがあり、反応が悪い事が続いたり、成功率にムラがありましたが、繰り返し練習していくと、集中力・成功率が高くなり、落ち着いて指示を聞く事ができるようになりました。指示の練習を繰り返し行なう事で落ち着きが出てくるので、飛びつきや甘噛みの予防にもつながっていきます。 エンゾ君の甘噛みは、遊びの延長が主な原因だと考えられました。お店では、甘えてきた時に体をなでた時や、テンションが高くなった時などに甘噛みする事がありました。甘噛みが見られたら首元を持って叱りました。その後、噛んだ物をもう1度見せ、この時に噛まなかったら褒め、噛む事はいけない事、噛まない事は良い事だと伝えていきました。リードを噛んでイタズラした時も同様に練習し、噛んで良い物と悪い物の区別をつけられるようにしました。また、お散歩後にタオルで足を拭いた時や、待ての練習中に動いたのを直そうとした時に、嫌だと思っている事をやめさせようとしてわがままで甘噛みする事もありました。噛んできた時にやめると、自分の思い通りになったと思い、悪化する場合があります。甘噛みしてきた刺激を続け、受け入れられている時は褒めながら行ない、苦手な事にも慣れていってもらうようにしました。 お散歩は、前に出たり集中が切れた時は、Uターンをしたり、歩くペースを変える、途中でお座りの指示を出すなどして変化をつけながら行ない、人に合わせて集中して歩けるように練習していきました。人に集中して歩く事で、引っ張りや拾い食いの予防につながります。 出張訓練では、ボディコントロールはやり始めに甘噛みする事があったので、押さえて頂きました。力が抜けるまではスムーズで、2日目にはリラックスしてウトウトする姿も見られました。マズルコントロールは力が入っていたので、抜けるまで続けて頂きました。指示の練習は、集中が切れた時や、反応が悪かった時は促し、成功するまで繰り返し練習して頂きました。2日間の練習で、より発展した内容もできるようになりました。練習中、リードを噛んだり甘噛みする事があったので叱って頂きました。その後噛んだ物をもう1度見せ、噛んだら叱り噛まなかったら褒め、何が良い事で何がいけない事なのかを伝えていきました。テンションが上がった時に飼い主さんに飛びつく事があったので、リードを引いてやめさせて頂きました。お散歩は、前に出たり集中が切れたら、リードを引いたりUターンをして頂きましたが、飼い主さんに合わせて歩く事ができました。拾い食いしそうな物が落ちている近くを通っても、拾い食いせず合わせて歩けました。お散歩後にタオルで足を拭くと、甘噛みする事がありましたが、受け入れられている事が多かったです。褒めながら練習する事ができました。大人しく拭かせている姿を見て、飼い主さんも驚かれていました。 練習中、「すごいね〜!」と、大好きな飼い主さんにたくさん褒めてもらえて、エンゾ君もとても嬉しそうでした。 担当トレーナー:大野貴絵 |
名前 | 馬場 ヴィヴィアンちゃん(1歳) | 名前 | 古川 カノア君(6ヶ月) |
犬種 | トイプードル | 犬種 | ビーグル |
期間 | 7日間コース(22年3月1日〜7日) ※3月6日、7日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(22年2月21日〜27日) ※2月26日、27日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・吠えないで欲しい。(お散歩中に人やワンちゃんを見た時、チャイムや来客、外を通る人を見た時などに。) ・イタズラした物を取ろうとした時に、噛まないで欲しい。 |
相談 内容 |
・要求吠えしないで欲しい。 ・お散歩中、引っ張ったり拾い食いしないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ ヴィヴィアンちゃんが吠える原因として、警戒心が考えられました。お預かり中にも、来客や外の人を見た時などに吠えたり、うなる事がありました。お店では、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行ない、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行なう事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができます。関係作りと合わせて、吠えた時は叱り、吠えなかった時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事だと伝えていきました。また、要求で鳴く事もありました。鳴いても叱るか無視し、ヴィヴィアンちゃんに鳴いても自分の要求は通らないと伝えていきました。お散歩は、こちらに集中して歩くように練習していき、人やワンちゃんを気にして吠える事の予防につなげていきました。 ヴィヴィアンちゃんが噛むのは、自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままが原因だと考えられました。関係作りを行なう事とあわせて、日々の練習を通じて、我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。また、イタズラを予防する練習も行なっていきました。ティッシュを落とした時にくわえる事があったので、首元を持って叱りました。叱った後にもう1度見せ、この時にイタズラしなかったら褒めます。噛んで良い物、悪い物の区別がつけられるように練習していきました。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールから練習して頂きました。ボディコントールは、すぐに力が抜け、リラックスしてウトウトしました。手を放すと起き上がろうとしたので押さえて頂き、手を放してもジッとできるまで続けました。マズルコントロールは、少し力が入っていたので、抜けてくるまで練習して頂きました。2日目に練習した時は、やり始めから力が抜けていました。指示の練習は、ヴィヴィアンちゃんの気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて頂きながら行ないました。2日間の練習で飼い主さんに対する集中力が増し、よりステップアップした練習もできるようになりました。普段イタズラしやすい物を落とすと、くわえる事があったので叱って頂きましたが、イタズラしないで褒める事の方が多かったです。取る時に噛もうとする事もありませんでした。外の物音やチャイムに吠えたり、鳴く事があったので、叱って頂きました。吠えない時、うならない時はその都度褒めて頂き、良い状態で練習を終わりにしました。お散歩は、たまに前に出たり集中が切れる事があったので、Uターンして頂いたり、歩くペースを変えて変化をつけながら練習して頂きました。お座りは、反応が悪い事があったのでおしりを押して促して頂き、成功するまで練習しました。マンションから出てきた人や、工事現場の人を見て吠えたり、うなる事があったので叱って頂きました。人を見たりすれ違った時に吠えたりうならない時は、その都度褒めて練習して頂きました。 甘えん坊のヴィヴィアンちゃんは、練習中にお母さんにたくさん褒めてもらえて、とても嬉しそうにしていました。今後も練習を継続して頂けると、更に定着していくと思います。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ お家では、ケージから出して欲しい時や、お腹が空いた時などに要求吠えするという事でした。お店でも、朝、スタッフが出勤した後や、スタッフの姿が見えなくなった時、ケージの中に入っている時などに吠える事がありました。鳴いたり吠えている間は無視をし、要求には応えないようにしました。吠えても自分の要求は通らない、意味がないと伝えていきました。また、ボディコントロールとマズルコントロール、指示の練習を行ない、人との上下関係・信頼関係を築いていくとともに、カノア君に我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていくようにしました。お預かりの後半になると、吠える事が減り、諦めが早くなってきました。 お散歩は、地面を気にしたり、集中が切れやすいところがあったので、リードを引いたりUターンをして意識をこちらに向けるようにしながら、合わせて歩けるように練習していきました。合わせて歩けている時には、声をかけて褒めながら行ないました。また、歩くペースを変えたり、途中でお座りの指示を出すなど変化をつけながら練習し、集中が持続するようにしていきました。人に集中して歩く事で、引っ張りや拾い食いの予防につながります。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールから練習して頂きました。ボディコントロールは、力が抜けるまでスムーズでした。マズルコントロールは、鳴いたり手をかけて抵抗する事があったので、抵抗しなくなるまで、力が抜けるまで続けて頂きました。指示の練習は、ついては集中が切れる事があったので、集中して合わせて歩けるようになるまで練習して頂きました。お座りは指示で良くできました。位置がずれた時は直し、成功するまで練習して頂きました。待ては、離れてしゃがんで時間をおいたり、カノア君から見えないところに隠れてみても、動かずに待つ事ができました。おいでは反応が悪い事があったので、リードを引いて正面まで促し、成功するまで練習して頂きました。2日目には、ノーリードでも練習して頂きましたが、成功するまでスムーズで良くできました。伏せは、前に進みながらする事があったので、その場でするように促し、成功するまで練習して頂きました。2日目に練習した時は成功するまでスムーズで、離れたところから指示を出して頂いても成功しました。ケージに入れて1人にすると吠えたので、無視をして要求には応えないようにし、静かにしている時に側に行くようにしました。お散歩は、前に出たり、地面を気にして集中が切れる事があったので、リードを引いたりUターンをして、合わせて歩けるように練習しました。木の枝や落ち葉を拾い食いしようとする事もあったので、リードを引き、落ちている物を気にせず、合わせて歩けるようになるまで練習して頂きました。お座りは、反応が悪かった時はおしりを押して促して頂きますが、指示でできる事が多かったです。成功で練習を終わりにしました。 1週間頑張ったカノア君の姿を見て、「落ち着いた。お兄ちゃんになった。」と飼い主さんも喜んで下さいました。大好きな飼い主さんにたくさん褒めてもらえて、カノア君もとても嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:大野貴絵 |
名前 | 服部 ルパン君(2歳) | 名前 | 梨 姫ちゃん(1歳) |
犬種 | トイプードル | 犬種 | MIX |
期間 | 7日間コース(22年1月27日〜2月2日) ※2月2日は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(22年1月22日〜28日) ※1月27日、28日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・チャイムや電話などの音、来客、お散歩中にワンちゃんを見た時などに吠えないで欲しい。 ・ブラッシングする時や、洋服を着せる時などに噛まないで欲しい。 ・お散歩中に引っ張ったり、拾い食いしないで欲しい。 |
相談 内容 |
・基本的な指示ができるようにしたい。 ・甘噛みしないで欲しい。 ・要求吠えしないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ ルパン君は警戒心がとても強く、サークルに入って近づくとうなったり、触ろうとすると噛んでくる事がありました。押さえて叱り、緊張が和らぐまで触り続けました。うなったり噛んでも意味がないと伝えるとともに、私に慣れてもらえるように練習していきました。繰り返し練習していくと、徐々にうなったり噛まない事が多くなり、膝に乗って甘える姿も見られるようになってきました。 ルパン君が吠えるのは、警戒心が原因だと考えられました。ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行ない、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行なう事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができます。関係作りと合わせて、吠えた時は叱り、吠えなかった時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事だと伝えていきました。 ルパン君が噛む主な原因は、自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままでした。首元を触った時や、手をブラッシングした時、服を着せる時などに噛もうとしたり、ムキムキする事がありました。叱ってやめさせるとともに、噛んできた刺激に関しては受け入れるまで続け、嫌だと思っている事にも慣れてもらうようにしました。また、日々の練習を通じ、ルパン君に我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていくようにしました。 お散歩は、真横からずれたり集中が切れたらすぐにリードを引くかUターンし、こちらに合わせて歩けるように練習していきました。合わせて歩いている時は声をかけて褒めながら練習し、集中力を高めていくようにしました。お散歩中に人に集中して歩く事で、拾い食いやワンちゃんに吠える事の予防につながります。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールから確認して頂きました。少し力が入る事がありましたが、押さえながら続けて頂くと、スムーズに力が抜けました。ブラッシングは、ムキムキしなかったので褒めながら練習して頂きました。手をブラッシングした時に力が入る事があったので、力が抜けて受け入れるようになるまで続けて頂きました。服を着せる時や脱がす時は、大人しく受け入れていました。指示の練習は、ルパン君の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて頂きながら行ないました。飼い主さんの指示を良く聞けていましたが、反応が悪い時や座れの位置がずれる事があったので直して頂き、成功するまで練習していきました。お散歩は、飼い主さんに合わせて歩く事ができました。ワンちゃんとすれ違う時も吠えなかったので、褒めて頂きました。拾い食いする事もありませんでした。お散歩から帰った後に体を拭いても、噛まなかったので褒めて頂きました。電話の音やチャイムを鳴らした時は、うなる事があったので叱って頂きました。吠えたりうならなかった時は褒めて頂き、良い状態で練習を終わりにするようにしました。 ルパン君は、1週間のお預かりでたくさんの事をお勉強していきました。今後もご家庭で継続して練習して頂けると、更に定着していくと思います。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ 姫ちゃんの甘噛みは、遊びの延長が主な原因だと考えられました。お店では、遊んでテンションが上がった時に顔周りをなでた時や、他のスタッフがサークル内に入った時に甘噛みをする事がありました。甘噛みしたら叱り、その後噛んだ物をもう1度見せます。この時に噛まなかったら褒め、噛む事はいけない事・噛まない事は良い事だと伝えていきました。噛んだ時には、叱る事以外で声をかけたりなでたりせず、噛んだら遊んでもらえないと伝えていきました。また、嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままが原因の場合もありました。噛んできたからといってそこでやめると、噛んだら自分の思い通りになったと思いエスカレートする場合があります。甘噛みした事を続け、受け入れられるまで練習しました。 お店ではシット、ついて、伏せ、待て、おいでの5つの言葉を練習していきました。姫ちゃんは頑固な面があり、始めのうちは成功するまでに時間がかかったり、集中が切れやすいところがありました。姫ちゃんの気分によってしない事がないように、指示をしたら必ず行動させて褒めて練習していきました。褒める事で人の指示を聞く事の喜びを伝える事ができます。繰り返し練習していくと、成功率が高くなりましたが、指示する前に先読みして行動する事がありました。指示するタイミングに変化をつけて練習し、こちらの指示を待てるようにしていきました。また、複数の指示を組み合わせた練習も行ない、指示を聞き分けて行動できるようにしていきました。 お預かり中、スタッフが出勤した後や、寝る支度をすると要求で鳴く事がありました。鳴いている間は無視をし、要求には応えないようにしました。 出張訓練では、ボディコントロールは、お母さんの手に甘噛みする事があったので押さえて頂きました。力が抜けるのはスムーズで、リラックスしてウトウトする姿も見られました。マズルコントロールは少し力が入っていたので、力が抜けるまで続けて頂きました。2日目は、やり始めから力が抜けていました。指示の練習は、ついてはお母さんの顔を見上げながら、集中して合わせて歩く事ができました。シットは良くできました。待ては、リードを外して離れた時や、姫ちゃんから見えないところに隠れた時に動く事があったので直して頂きました。直す時に、遊んでもらっていると勘違いし、手に甘噛みする事があったので、首元を持って叱って頂きました。動いた刺激は、待てるようになるまで練習して頂きました。伏せは、離れたところから指示を出した時に、反応が悪い事があったので、成功するまで練習して頂きました。2日目には、お部屋の端から端の距離でもできました。おいでは反応が悪い時は促して頂きますが、ノーリードでも成功するまでスムーズでした。お散歩は、いつもは地面のにおいを嗅ぎながら歩く事が多いとの事でしたが、においを嗅ぐ事はなく、お母さんについて合わせて歩く事ができました。お部屋に1人にして様子を見る時間を作りましたが、要求吠えする事はありませんでした。 練習中、大好きなお母さんにたくさん褒めてもらえて、姫ちゃんも嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:大野貴絵 |
名前 | 平井 コロ君(左 1歳)、ダンディー君(右 4歳) | 名前 | 森山 陽君(7ヶ月) |
犬種 | ミニピン | 犬種 | Mダックス |
期間 | 7日間コース(22年1月11日〜17日) ※1月16日、17日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(22年1月10日〜16日) ※1月15日、16日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・トイレトレーニング |
相談 内容 |
・吠えないで欲しい。 ・お留守番ができるようになって欲しい。 ・イタズラしないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ トイレトレーニングは、成功を増やし、失敗を減らしていく事で定着させていきます。そのため、様子を見る事ができない時はお預かりしたケージに入れ、失敗を減らしていくようにしました。トイレの上でオシッコやウンチをしたら褒め、トイレの上でする事がとても良い事だと伝えていきました。 ダンディー君とコロ君が吠えるのは、警戒心が原因の場合と、要求吠えの2つのパターンが考えられました。お店では、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行ない、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行なう事で、上の者から守られているという安心感を与え、吠える原因となる警戒心を和らげていく事ができます。関係作りだけでは不十分な場合もあるので、吠えた時には叱り、吠えなかったら褒め、ワンちゃんに吠える事はいけない事・吠えない事は良い事だと伝えていきました。また、お散歩中は人に集中して歩けるように練習していき、ワンちゃんに吠える事の予防につなげていきました。ごはんを用意している時や、片方だけケージから出した時などに要求で吠えたり、鳴く事がありました。叱るか無視をし、鳴いても自分の要求は通らないと伝えていきました。また、日々の練習を通じ、2人に我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていくようにしました。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールから確認して頂きました。ボディコントロールは、2人とも起き上がろうとしたり力が入ったので押さえて頂き、力が抜けるまで続けて頂きました。マズルコントロールも力が入ったり、手をかけて抵抗する事がありました。受け入れるまで続けて頂きました。2日間の練習で徐々に諦めが早くなり、仰向けのままリラックスしてウトウトする姿も見られるようになってきました。指示の練習は、2人の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて頂きながら行ないました。褒める事で、人の指示を聞く喜びを伝える事ができます。1日目は反応が悪かったり、褒めるとすぐにつられて動く事が多かったのですが、2日間の練習で成功率・集中力が徐々に上がり、飼い主さんの指示を落ち着いて聞く事が増えてきました。ボディコントロールや指示の練習中に、練習を行なわない方はトイレの所に入れて様子を見ました。この時にコロ君がオシッコやウンチを成功したので、褒めて頂きました。また、コロ君が飼い主さんの側に行きたくて鳴く事がありましたが、叱るか無視をすると諦め、静かに過ごすようになりました。ダンディー君は要求吠えしませんでした。ごはんの準備をすると、ダンディー君が吠え、コロ君が鳴いたので叱りました。静かにしている状態が続いたらお座りで待たせ、こちらを見上げる事ができたらごはんをあげました。お散歩は、真横からずれたり踏ん張る事があったので、Uターンしたりリードを引いて頂き、合わせて歩けるように練習していきました。繰り返し練習して頂くと、合わせて歩く事が増えてきました。お座りは反応が悪かったので、おしりを押して促して頂き、成功するまで練習していきました。 1週間の練習を頑張った2人の姿を見て、「大人しくなった。1週間でこんなになるとは思わなかった。」と飼い主さんも喜んで下さいました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ 陽君はとても甘えん坊な性格のため、人が側にいなくなると、要求吠えする事がありました。鳴いたり吠えたりしている間は、無視をするか叱り、吠えても自分の要求は通らないと伝えていきました。お留守番ができるようにするためにも、ケージの中で1人にする時間を作りながら、1人でいる事に徐々に慣れてもらうようにしました。同時にハウスの練習も行ない、ケージの中に入る事への抵抗をなくし、ケージの中で落ち着いて過ごす事ができるように練習していきました。最初のうちは、諦めが悪い事が多かったのですが、日々の練習を通じて諦める気持ちが徐々にできてきて、吠える事が減り、諦めが早くなってきました。最終日になると、ケージの中で静かに落ち着いて過ごす事の方が多く見られるようになりました。また、お預かり中、来客や外から聞こえたワンちゃんの吠え声に対して、警戒心が原因で吠える事もありました。ボディコントロールとマズルコントロール、指示の練習を行ない、人との上下関係・信頼関係を築いていきました。関係作りを行なう事で、原因となっている警戒心を和らげていく事ができます。関係作りだけでは不十分な場合もあるので、吠えた時には叱り、吠えなかったら褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事だと伝えていきました。 ティッシュやリードを噛んでイタズラする事があったので叱りました。その後もう1度噛んだ物を見せ、この時に噛まなかったら褒め、何が良い事で何がいけない事なのかを伝えていきました。また、イタズラしやすい物を近くに置いたまま隠れて様子を見る時間も作り、人が側にいない状況でもイタズラしないように練習していきました。 出張訓練では、ボディコントロールは力が抜けるまでスムーズで、仰向けのままリラックスしてウトウトする事もありました。マズルコントロールは、手をかけて抵抗する事があったので、抵抗しなくなるまで、力が抜けるまで続けて頂きました。指示の練習は、指示を出したら必ず行動させ、褒めながら練習して頂きました。2日間の練習で、より発展した内容もできるようになりました。ケージの中に1人にすると要求吠えしました。吠えている間は叱るか無視をし、要求には応えないようにして頂きました。静かにしている時にケージから出すようにしました。2日目に練習した時は、1日目に比べて吠える事が減り、諦めが早くなりました。チャイムを鳴らすと、1声吠える事があったので叱って頂きました。吠えなかった時は褒めて頂き、良い状態で練習を終わりにするようにしました。ティッシュ箱を近くに置くと、イタズラしたので叱りました。その後もう1度見せた時は噛まなかったので褒めました。2日目はティッシュを見せてもイタズラする事はありませんでしたが、化粧用具のブラシを噛む事があったので叱りました。叱るとやめますが、時間が経つと再度イタズラする事がありました。イタズラしたら叱り、しなかったら褒め、噛む事はいけない事、噛まない事は良い事だと伝えていきました。 練習中、大好きな飼い主さんにたくさん褒めてもらえて、陽君もとても嬉しそうでした。今後も練習を継続して頂くと、より定着していくと思います。 担当トレーナー:大野貴絵 |
名前 | 長島 風唄君(1歳) | 名前 | 中井 クリス君(3歳) |
犬種 | チワワ | 犬種 | Mダックス |
期間 | 7日間コース(21年12月14日〜20日) ※12月19日、20日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(21年12月12日〜18日) ※12月17日、18日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・人やチャイム、物音がした時に吠えないで欲しい。 ・噛まないで欲しい。 ・イタズラしないで欲しい。 ・トイレトレーニング、食糞しないで欲しい。 |
相談 内容 |
・吠えないで欲しい。(お散歩中にワンちゃんを見た時、来客に対して。車に乗り、駐車しようとした時。) ・イタズラしないで欲しい。 ・お子さんに対して、うなったり噛もうとしないで欲しい。(おもちゃやガムを噛んでいる時に側に行ったり、近くにあるものを取ろうとした時。) |
★担当トレーナーのコメント★ お預かり中、来客や外から見ている人に対して、警戒心が原因で吠える事、1人になった時に要求で鳴く事がありました。ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行ない、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行なう事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができます。関係作りと合わせて、吠えた時は叱り、吠えなかった時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事だと伝えていきました。要求で鳴いた時は、叱るか無視をし、鳴いても要求は通らないと伝えていきました。 風唄君が噛むのは、遊びの延長と、自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままが考えられました。遊びの延長は、首元を持って叱り、噛んでも遊んでもらえないと教えていきました。イタズラした時も同様に練習していきます。風唄君に何が良い事で、何が悪い事なのかを伝えていきました。待ての練習中に動いたのを直そうとした時や、爪切りの練習をしている時などにわがままで噛もうとする事もありました。この時も叱り、噛んでも意味がないと伝えていきました。同じ状況下で噛まなかった時は褒めるとともに、苦手な事にも慣れていけるように練習しました。 トイレトレーニングは、成功を増やし、失敗を減らす事で定着させていきます。成功したら必ず褒め、トイレの上でする事がとても良い事だと伝えていきました。食糞しようとしたら、大きな音を出してやめさせました。その後、ウンチをもう1度見せ、この時に食べようとしなかったら褒めて練習しました。定着してきたら、ウンチを置いたまま隠れて様子を見る時間も作り、人が側にいなくても食糞しなくなるように練習していきました。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールから確認して頂きました。少し抵抗する事がありましたが、押さえながら続けて頂くと力が抜け、仰向けのままリラックスしてウトウトするようになりました。ボディコントロール中に、爪切りに慣れる練習もして頂きました。手や爪を触る、爪切りで手をなでる、爪の先に爪切りを当てる、少しだけ切ると徐々に刺激を強くしていきました。ムキムキしたり甘噛みする事がありましたが、練習を重ねていくとスムーズに受け入れるようになってきました。受け入れている時は褒めて頂き、良い状態が続いたら練習を終わりにしました。指示の練習は、風唄君の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて頂きながら行ないました。指示の練習中に靴下やズボンの裾をかじったり、甘噛みする事があったので、叱って頂きました。2日間の練習で噛む事も減り、飼い主さんの指示を落ち着いて聞けるようになってきました。ペンやスリッパをかじってイタズラした時は、叱って頂きました。見せても噛まない時は褒めて頂きながら練習していくと、イタズラしなくなってきました。チャイムを鳴らすと吠えたので、叱って頂きました。吠えない時は褒めて頂き、定着してくるまで練習していきました。 1週間のお勉強を頑張った風唄君を見て、「かっこいい!すごい!」と喜んで下さいました。風唄君も大好きな飼い主さんにたくさん褒めてもらえて、嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ クリス君が吠えるのは、警戒心が原因の場合と、要求吠えの2つが考えられました。お店ではボディコントロールとマズルコントロール、指示の練習を行ない、人との上下関係・信頼関係を築いていきました。関係作りを行なう事で、原因となっている警戒心を和らげていく事ができます。お預かり中に来客に対して吠えたり、うなる事があったので、その時は叱りました。逆に吠えない時には褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事だと伝えていきました。要求で鳴いたり吠えたりした時は無視をし、吠えても自分の要求は通らないと伝えていきました。 お散歩は、前に出たり集中が切れた時は、リードを引いたりUターンをしてこちらに合わせて歩けるように練習していきました。また、歩くペースを変えたり、途中でお座りの指示を出すなど変化をつけながら練習し、集中が持続するようにしていきました。人に集中して歩く事で、ワンちゃんに吠える事の予防につながります。 出張訓練では、ボディコントロールは仰向けにする時に少し抵抗する事や、手を放すと起き上がろうとする事があったので押さえて頂き、力が抜けるまで続けて頂きました。お子さんが練習した時にわがままで甘噛みしようとする事があったので、首元を持って押さえて頂きました。2日目に練習した時は抵抗する事なく、力が抜けるまでスムーズでした。マズルコントロールは、少し力が入っていたので、力が抜けるまで続けて頂きました。指示の練習は、飼い主さんに集中して良くできました。反応が悪い時もあったのでその時は促し、成功するまで練習して頂きました。2日間の練習で、より発展した内容もできるようになり、お子さん達が練習した時も、きちんと指示を聞く事ができました。来客に吠えたので、首元を持って目線をそらして叱って頂きました。その後もう1度吠えた対象を見せ、吠えたら叱り、吠えなかったら褒め、良い状態になるまで練習しました。いつもはお子さんのお友達を追いかけていたとの事でしたが、追いかけずに落ち着いて接する姿が見られました。お散歩は、前に出たり集中が切れたら、リードを引いたりUターンをして合わせて歩けるように練習して頂きました。ワンちゃんの姿を見ても吠えなかったので褒めて頂きました。すれ違う時に吠えたので首元を持って目線をそらすようにして叱って頂きました。その後もう1度同じワンちゃんを見た時は吠えなかったので褒めて頂きました。他のワンちゃんとすれ違った時に吠えない事もあったので、褒めて頂きました。車の中でも静かに過ごせるように練習しました。駐車する時に吠えなかったので褒めました。エンジンを切った後に鳴く事があったので叱りましたが、声で叱るとすぐにやめました。ガムを噛んでいる時に、お子さんに体を触って頂いたり、側にあるリモコンを取って頂きました。うなったり噛もうとしなかったので褒めながら練習して頂きました。クッションをくわえてイタズラしたので叱りました。叱った後はもう1度見せても、イタズラしなかったので褒めました。 クリス君は、1週間とても頑張りました。今後も練習を継続して頂くと、より定着していくと思います。 担当トレーナー:大野貴絵 |
名前 | 高浦 サラちゃん(1歳) | 名前 | 永田 アース君(1歳) |
犬種 | ゴールデンレトリバー | 犬種 | トイプードル |
期間 | 7日間コース(21年11月30日〜12月6日) ※12月5日、6日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(21年11月18日〜24日) ※11月23日、24日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・同居犬と仲良く過ごして欲しい。 ・飛びついたりせず、落ち着きを持って欲しい。 ・お散歩中、合わせて歩けるようになって欲しい。 |
相談 内容 |
・噛まないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ お店では、ボディコントロール・マズルコントロール、指示の練習を中心に行なっていきました。指示の練習は、サラちゃんの気分でしない事がないよう、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきす。褒める事で、指示を聞く事の喜びを伝える事ができます。サラちゃんは褒められる事が大好きな性格もあり、繰り返し練習していくと、集中力・成功率が高くなりました。また、おもちゃで遊んでテンションが高くなっている時や、ごはんが近くにある状況でも練習し、人の指示を優先する気持ちを作っていきました。指示の練習を繰り返し行なう事で、興奮している時でも、どんな時でも人の指示を聞けるようになり、落ち着きが出てきます。飛びつきそうになった時は、お座りの指示を出し、飛びつくのではなく、座れば良いと伝えていきました。練習していくと、テンションが高くなっても、飛びつかずに自分から座る事が多くなりました。 お散歩は、玄関を出る時はお座りで待たせ、人が先に出てからおいでで呼ぶようにしました。出だしの興奮を抑え、落ち着いてお散歩に出発する事ができます。前に出たり周りを気にして集中が切れた時は、リードを引いたりUターンをしてこちらに合わせて歩けるように練習していきました。また、歩くペースを変えたり、途中でお座りの指示を出すなど変化をつけながら練習し、集中が持続するようにしていきました。 お預かり中、他のワンちゃん達と過ごしている時に、相手の子のにおいをしつこく嗅いだり、手をかけようとする事があったので叱りました。落ち着いて上手に挨拶できている時は褒め、周りにワンちゃんがいても落ち着いて過ごせるようにしていきました。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールから練習して頂きました。ボディコントロールはすぐに力が抜け、リラックスしていました。マズルコントロールは、少し力が入っていたので、力が抜けるまで続けて頂きました。指示の練習は、集中が切れた時や、反応が悪かった時は促し、成功するまで繰り返し練習して頂きました。待ての練習中に、一緒に住んでいるワンちゃんが周りを歩くと気にして動きやすくなったので、すぐに直して頂き、同居犬が近くにいても、集中して待てるように練習して頂きました。2日間の練習で、飼い主さんに対する集中力が増し、成功するまでスムーズになったり、より発展した内容もできるようになりました。サラちゃんが落ち着きを持つ事で、ワンちゃんが苦手な同居犬もサラちゃんに慣れやすくなっていきます。お散歩は、前に出たり集中が切れたら、リードを引いたりUターンをして合わせて歩けるようになるまで練習して頂きました。いつも興奮しやすいという土の道を通って練習した時も、興奮せず落ち着いて歩けました。お座りは反応が悪かったり、位置が斜めになる事があったので直して頂き、成功するまで練習して頂きました。 1週間のお勉強を頑張ったサラちゃんの姿を見て、「ちゃんと指示を聞いてすごい!」と飼い主さんも喜んで下さいました。練習中、大好きな飼い主さんにたくさん褒めてもらえて、サラちゃんもとても嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:大野貴絵 |
★担当トレーナーのコメント★ アース君は、普段はとても甘えん坊な性格ですが、くわえている物を取ろうとした時などに、怒って噛むという事でした。アース君が噛むのは、自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままが原因だと考えられました。お店では、おいでの練習中、指示する前に来ようとしたのを直そうとした時、首輪を引いて促した時などに噛んでくる事がありました。首元を持って叱り、噛む事はいけない事だと伝えていきました。1度噛んできた刺激に関しては受け入れられるまで続け、嫌だと思っている事にも慣れてもらうようにしました。また、ボディコントロールとマズルコントロール、横に倒す練習、指示の練習を行ない、人との上下関係・信頼関係を築いていくとともに、我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていくようにしました。 指示の練習は、アース君の気分でしない事がないよう、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきました。褒める事で、指示を聞く事の喜びを伝える事ができます。繰り返し練習していくと、おもちゃやごはんなどを近くに置いて、気になる物がある状況でも、こちらに集中して指示を聞く事ができるようになりました。 出張訓練では、飼い主さんと触れ合った後、乗っていたソファから降ろそうとすると噛もうとしてきました。首元を持って叱りました。その後、再度ソファに乗せ、同じように降ろした時は、噛もうとしなかったので褒めて練習していきました。ボディコントロールはやり始めから力が抜け、目を閉じてリラックスする姿も見られました。マズルコントロールは、手をかけて抵抗する事がありましたが、押さえながら続けて頂くとすぐにやめ、力が抜けるまでスムーズでした。2日目に練習した時は、仰向けにする時にうなったり、噛もうとする事があったので、首元を持って押さえながら続けて頂きました。やり始めから大人しく受け入れるようになるまで練習して頂きました。横に倒す練習もうなる事があったので、諦めるまで続けて頂きました。指示の練習は、ついては集中が切れた時は、リードを引いたりUターンをして頂きますが、合わせて歩ける事が多かったです。お座りは指示でしなかったらおしりを押して促し、成功するまで練習して頂きました。待ては、動いたら元の体勢に直し、動かなかったら褒めて練習していきました。しゃがんで時間をおいたり、おもちゃを転がしても待つ事ができるようになりました。伏せは、離れたところから指示を出しても良くできました。おいでは、真っ直ぐ来なかったり、正面でのお座りがずれやすかったので直して頂き、成功するまで練習していきました。2日目は、ノーリードでも成功するまでスムーズでした。お散歩は、1日目は周りや地面を気にして集中が切れやすかったので、リードを引いたりUターンをして合わせて歩けるようになるまで練習して頂きました。お座りは反応が悪かったので成功するまで練習して頂きました。2日目は合わせて歩ける事が増え、お座りも指示で良くできるようになりました。 1週間のお勉強を頑張ったアース君を見て、「1週間でこんなに変わるんですね!お兄ちゃんになった!」と飼い主さんも喜んで下さいました。 担当トレーナー:大野貴絵 |
名前 | 篠原 モモちゃん(7ヶ月) | 名前 | 小幡 サスケ君(左)、菜々ちゃん(右) (1歳) |
犬種 | ジャックラッセルテリア | 犬種 | Mダックス |
期間 | 7日間コース(21年11月16日〜22日) ※11月21日、22日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(21年11月8日〜14日) ※11月13日、14日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・落ち着きを持ってもらいたい。 ・お散歩中に引っ張らないで欲しい。 ・甘噛みしないで欲しい。 ・トイレトレーニング |
相談 内容 |
・チャイムやドアを開け閉めした時、人やワンちゃんに吠えないで欲しい。 ・トイレトレーニング |
★担当トレーナーのコメント★ 指示の練習は、モモちゃんの気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきました。褒める事で、指示を聞く喜びを伝える事ができます。頑固な面が出る時もありましたが、繰り返し練習していくと、集中して指示を聞けるようになってきました。どんな時でも人の指示を聞けるようにする事で、落ち着きが出てきて、人のペースに合わせた生活を送れるようになります。 お散歩は、前に出たり集中が切れたらすぐにリードを引くかUターンし、こちらに合わせて歩けるように練習していきました。合わせて歩いている時は声をかけて褒めながら練習し、集中力を高めていくようにしました。また、途中でUターンしたり、歩くペースを変える、止まった時にお座りさせるなど変化をつける事で、集中が持続するように練習していきました。 モモちゃんの甘噛みは、遊びの延長の場合と、自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままが原因の場合の2つのパターンが考えられました。遊びの延長で甘噛みしてきたら首元を持って叱り、噛んでも遊んでもらえないと教えてきました。リードをかじってイタズラする事もあったので、同様に叱りました。その後、噛んだ物をもう1度見せ、この時に噛まなかったら褒めます。モモちゃんに何が良い事で、何が悪い事なのかを伝えていきました。ケージから出そうとした時や、おいでの練習中に首輪を引いて促した時などにわがままで噛む事がありました。この時も叱ってやめさせ、噛んでも意味がないと伝えていきました。同じ状況下で噛まなかった時は褒め、苦手な事にも慣れていけるように練習するとともに、我慢する気持ち、諦める気持ちを作っていくようにしました。 トイレトレーニングは、成功を増やし、失敗を減らしていく事で定着させていきます。そのため、モモちゃんの様子を見る事ができない時は、お預かりしたケージの中に入れて失敗しないようにしていきました。トイレの上でオシッコやウンチをしたら褒め、トイレの上でする事がとても良い事だと伝えていきました。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールから確認して頂きました。仰向けすると甘噛みが見られ、首元を持って叱って頂くとわがままが出たので、押さえて叱りました。ボディコントロールもマズルコントロールも力が入っていたので、力が抜けてくるまで続けて頂きました。2日目に練習した時は甘噛みはなく、スムーズに力が抜けるようになってきました。指示の練習は、2日間の練習で集中力や成功率が上がり、飼い主さんの指示を落ち着いて聞く事ができるようになってきました。お散歩は、前に出たらすぐにリードを引くかUターンして頂き、飼い主さんに合わせて歩けるように練習していきました。徐々に集中力が上がってきて、お子さんが練習した時も含めて合わせて歩けるようになってきました。止まった時のお座りも反応が良くなり、スムーズに成功するようになりました。 1週間のお勉強を頑張ったモモちゃんは、お子さんの指示もきちんと聞くようになり、全体的に落ち着きが出てきました。飼い主さんも「前とだいぶ変わりました。」とおっしゃって下さいました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ サスケ君と菜々ちゃんが吠えるのは、警戒心が原因の場合と、要求吠えの2つのパターンが考えられました。お店では、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行ない、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行なう事で、上の者から守られているという安心感を与え、吠える原因となる警戒心を和らげていく事ができます。お預かり中に、来客時や外から見ていた人やワンちゃんに吠えたりうなる事がありました。関係作りを行なう事とあわせて、吠えた時には叱り、吠えなかったら褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事だと伝えていきました。要求吠えは、叱るか無視をし、鳴いても自分の要求は通らないと伝えていきました。また、日々の練習を通じ、2人に我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていくようにしました。 トイレトレーニングは、成功を増やし、失敗を減らしていく事で定着させていきます。お預かりしたトイレの上でオシッコやウンチをしたら褒め、トイレの上でする事がとても良い事だと伝えていきました。お店の環境に慣れてくると回数も増えてきて、褒める機会が増えてきました。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールから確認して頂きました。2人とも仰向けにする時に甘噛みする事があったので叱って頂き、力が抜けるまで続けて頂きました。マズルコントロールは、サスケ君は力が入りやすく手をかけて抵抗しました。押さえながら続けて頂き、力が抜けてくるまで練習していきました。後半になると、仰向けのままリラックスしてウトウトする姿も見られるようになってきました。指示の練習は、2人の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて頂きながら行ないました。褒める事で、人の指示を聞く喜びを伝える事ができます。2日間の練習で飼い主さんの指示を落ち着いて聞く事が増えてきました。チャイムを鳴らすと、サスケ君が少し吠えたので叱って頂きましたが、菜々ちゃんは吠えなかったので褒めて頂きました。2回目以降は吠える事はなくなりました。2日目に練習した時も吠えなかったので、その都度褒めて頂きました。ドアを開け閉めした時に、1,2回サスケ君が吠えました。すぐに叱って頂き、吠えない時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事と伝えていきました。ボディコントロールや指示の練習中に、練習を行なわない方はトイレの所に入れて様子を見ました。お母さんから離れると要求で鳴く事があったので、叱るか無視し、要求には応えないようにして頂きました。2日間の練習で諦める気持ち、我慢する気持ちが出てきて、静かに過ごす時間が増えてきました。また、この時にサスケ君がオシッコやウンチを成功する事があったので、その都度褒めて頂きました。お散歩は、飼い主さんに合わせて歩く事ができました。止まった時のお座りは、すぐに立つ事があり、直して頂く時もありましたが、成功するまでスムーズでした。 出張訓練中に、大好きなお母さんにたくさん褒めてもらえて、サスケ君も菜々ちゃんもとても喜んでいました。今後も練習を継続して頂けると、更に定着していくと思います。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 藤澤 ハピィーちゃん(10ヶ月) | 名前 | 田中 ココア君(7ヶ月) |
犬種 | ゴールデンレトリバー | 犬種 | トイプードル |
期間 | 7日間コース(21年10月25日〜31日) ※10月30日、31日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(21年10月15日〜21日) ※10月20日、21日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・甘噛みしないで欲しい。 ・基本的な指示ができるようにしたい。 |
相談 内容 |
・噛まないで欲しい。 ・吠えないで欲しい。 ・お散歩中、人や自転車に飛びかからないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ ハピィーちゃんが甘噛みする原因として、遊びの延長とわがままが原因の場合の2つが考えられました。お店では、甘えてきた時に顔周りをなでた時や、おいでの練習中、指示で来なかった時に首輪を引いて促した時などに甘噛みする事がありました。甘噛みが見られたら首元を持って叱りました。その後、噛んだ物をもう1度見せ、この時に噛まなかったら褒めます。噛む事はいけない事、噛まない事は良い事だと伝えていきました。また、タオルでよだれや手を拭いた時にムキムキする事もありました。ムキムキした時にやめると、自分の思い通りになったと思い、悪化する場合があります。諦めるまで続け、ムキムキせずに受け入れられている時は褒めながら行ない、嫌な事にも徐々に慣れていってもらうようにしました。 お店ではついて、お座り、伏せ、待て、おいでの5つの言葉を教えていきました。ハピィーちゃんは頑固なところがあり、反応が悪い事が続いたり、成功率にムラがありました。ハピィーちゃんの気分によってしない事がないよう、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきました。褒める事で人の指示を聞く事の喜びを伝える事ができます。繰り返し練習していくと、成功するまでスムーズになってきて、おもちゃで遊んでいる最中の興奮している時や、ごはんを近くに置いて気になる物が近くにある状況でも、こちらの指示をきちんと聞く事ができるようになりました。指示の練習を繰り返し行なう事で、全体的に落ち着きが出てくるので、遊びの延長での甘噛みの予防にもつながっていきます。 出張訓練では、お店で練習した内容を飼い主さんにも実践して頂きました。ボディコントロールはやり始めから力が抜けていました。お父さんが練習した時に、仰向けにしようとすると甘噛みが見られたので、首元を持って叱って頂きました。力が抜けるまで続けて頂くと、リラックスしてウトウトする姿も見られました。マズルコントロールは、手をかけて抵抗する事がありましたが、押さえながら続けて頂くとすぐに諦めました。力が抜けるまで続けて頂きました。指示の練習は、飼い主さんに集中して、落ち着いて指示を聞く事ができました。2日目には、よりステップアップした内容も練習して頂きました。途中、集中が切れると反応が悪い事が続いたので、成功するまで繰り返し練習して頂きました。 お散歩は、いつもはお家を出た後しばらくは、興奮してリードや飼い主さんの手を噛みながら歩いていたそうですが、練習中は甘噛みする事なく、落ち着いて歩けていました。声をかけて褒めながら練習して頂きました。周りの人やワンちゃんの姿を見て集中が切れた時は、リードを引いたりUターンをしながら、合わせて歩けるように練習して頂きました。練習していくと、徐々に合わせて歩ける事が増え、飼い主さんの顔を見上げながら集中して歩くようになってきました。 1週間のお勉強を頑張ったハピィーちゃんの姿を見て、飼い主さんも「おりこうになったねぇ!」と喜んで下さいました。練習中、大好きな飼い主さんにたくさん褒めてもらえて、ハピィーちゃんもとても嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:大野貴絵 |
★担当トレーナーのコメント★ お預かり中、物音や来客に吠える事がありました。ココア君が吠える主な原因として、警戒心が考えられました。お店では、ボディコントロール・マズルコントロール、指示の練習を行ない、人との上下関係・信頼関係を築いていきました。関係作りを行なう事で上の者から守られているという安心感を与え、原因となる警戒心を和らげていく事ができます。また、それだけでは不十分な場合もあるので、吠えた時は叱り、吠えなかったら褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事だと伝えていきました。また、要求で吠える事もありました。日々の練習を通じて、ココア君に我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていくとともに、鳴いたり吠えている間は無視をし、要求には応えないようにしました。 ココア君が甘噛みする原因として、遊びの延長とわがままが原因の場合の2つが考えられました。お店では、おもちゃで遊んで興奮した時や、待ての練習中に動いたのを直そうとした時などに甘噛みする事がありました。甘噛みが見られたら首元を持って叱りました。その後噛んだ物をもう1度見せ、この時に噛まなかったら褒め、何が良い事で、何がいけない事なのかを伝えていきました。 お散歩は、前に出たり集中が切れたらUターンをし、人に合わせて歩けるように練習していきました。また、歩くペースを変えたり、止まった時にお座りさせるなど変化をつけ、集中が持続するようにしました。人に合わせて歩く事で、人や自転車に飛びつく事の予防になります。自転車が来た時にお座りで待たせ、行こうとせずに待てた時や、気にせず合わせて歩けている時は声をかけて褒めながら練習していきました。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールから練習して頂きました。ボディコントロールはすぐに力が抜け、リラックスしてウトウトする姿も見られました。マズルコントロールは、1日目は手をかけて抵抗する事があったので、力が抜けるまで続けて頂きました。2日目は抵抗はなく、力が抜けるまでスムーズでした。指示の練習は、どの指示もお母さんの顔を見上げて良くできました。2日目には、よりステップアップした内容も練習して頂きました。反応が悪い時があったので、成功するまで繰り返し練習して頂きました。練習中、お母さんの服の袖や手、リードを噛む事があったので叱って頂きました。その後もう1度噛んだ物を見せ、噛まなかったら褒めて練習して頂きました。スタッフが外に出て足音をたてたり、声を出しても吠えなかったので褒めて頂きました。お散歩は、周りの物音や地面を気にして集中が切れた時は、リードを引いたりUターンをして合わせて歩けるように練習して頂きました。前から自転車が来た時に、お座りで待たせましたが、すれ違う時に動いたのですぐに直して頂きました。その後も、自転車が来た時はお座りで待たせましたが、すれ違う時も行こうとする事なくしっかりと待てたので褒めて頂きました。 練習中、大好きなお母さんにたくさん褒めてもらえて、ココア君も嬉しそうでした。今後もご家庭で練習を継続して頂くと、より定着していくと思います。 担当トレーナー:大野貴絵 |
名前 | 塩見 てつお君(2歳) | 名前 | 西浜 カレンちゃん(1歳) |
犬種 | MIX | 犬種 | カニンヘンダックス |
期間 | 7日間コース(21年9月19日〜25日) ※9月24日、25日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(21年8月30日〜9月5日) ※9月4日、5日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
吠えないで欲しい。(来客やチャイム、トラックの音などに対して。お家で1人になった時など。) | 相談 内容 |
・吠えないで欲しい。 ・イタズラしないで欲しい。 ・基本的な指示ができるようにしたい。 ・ワンちゃんに慣れて欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ お預かり中に隣のドッグカフェからワンちゃんの吠え声が聞こえた時や、サークルで1人になった時に吠える事がありました。てつお君が吠える主な原因として、警戒心が考えられました。お店では、ボディコントロール・マズルコントロール、指示の練習を行ない、人との上下関係・信頼関係を築いていきました。関係作りを行なう事で上の者から守られているという安心感を与え、原因となる警戒心を和らげていく事ができます。お預かり中、来客に吠えなかった時は褒め、吠えない事は良い事だと伝えていきました。また、要求で吠える事もありました。日々の練習を通じて、てつお君に我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていくとともに、鳴いたり吠えている間は無視をし、要求には応えないようにしました。鳴いても側に来てもらえない、意味がないと伝えていきました。 出張訓練では、お店で練習した内容をお母さんにも実践して頂きました。ボディコントロールはすぐに力が抜け、リラックスしてウトウトしていました。マズルコントロールも力が抜けるまでスムーズでした。指示の練習は、反応が悪い時は成功するまで練習して頂きましたが、どの指示もお母さんの顔を見上げて集中して良くできました。2日間の練習でより発展した内容もできるようになり、てつお君も楽しそうに指示を聞いていました。録音したチャイムの音を鳴らすと、吠えたので叱りました。吠えたら叱り、吠えなかったら褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事だと伝えていきました。録音した音に吠えなくなったら、実際のチャイムの音を鳴らしました。吠えたので叱りました。叱るとすぐにやめましたが、しばらくすると再度声が出る事があったので、小さい声も出なくなるまで繰り返し練習していきました。スタッフが玄関から入った時も吠える事があったので、吠えなくなるまで良い状態になるまで繰り返し練習していきました。2日目はお家にあがってすぐに不意打ちでチャイムが鳴ると吠えたので叱りました。お母さんがインターホンでお話している時も声が出る事があったので、首元を持って吠えている対象から目線をそらすようにして叱りました。指示の練習中、トラックの音がした時に吠えなかったので褒めて頂きました。録音したチャイムの音を鳴らして練習した時や、実際のチャイムを鳴らした時も吠えなかったので褒めて頂きました。しばらく時間をおいてから再度練習しました。実際のチャイムの音を鳴らすと1声吠えたので叱って頂きました。その後は小さい声が出る事があったので、声が出なくなるまで練習しました。インターホンを取って頂き、話し声が聞こえる状態にした時や、スタッフが玄関から入った時も声が出る事があったので叱って頂きました。声が出なくなるまで練習しました。もう1度時間をおいて鳴らすと、吠えずに小さい声も出なかったので、褒めて練習を終わりにしました。 てつお君は、1週間とても頑張りました。「今までは「ワンワンワン!」と連続で吠えていたのに、それがないだけでも大きな進歩です。」と飼い主さんも驚かれていました。今後も練習を継続して頂く事でより定着していくと思います。 担当トレーナー:大野貴絵 |
★担当トレーナーのコメント★ お店ではお座り、伏せ、待て、おいで、ついての5つの言葉を教えていきました。カレンちゃんの気分によってしない事がないよう、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきました。褒める事で人の指示を聞く事の喜びを伝える事ができます。褒められる事が大好きな性格もあり、繰り返し練習していくと、集中力・成功率が高くなりました。 カレンちゃんが吠えるのは、警戒心が原因の場合と、要求吠えの2つが考えられました。お店ではボディコントロールとマズルコントロール、指示の練習を行ない、人との上下関係・信頼関係を築いていきました。関係作りを行なう事で、原因となっている警戒心を和らげていく事ができます。お預かり中、来客に吠えなかった時は褒め、吠えない事は良い事だと伝えていきました。また、要求で吠えた時は無視をし、吠えても自分の要求は通らないと伝えていきました。 ティッシュを見せたり、目の前に落とすとイタズラする事があったので叱りました。その後もう1度見せ、この時に噛まなかったら褒め、何が良い事で何がいけない事なのかを伝えていきました。また、イタズラしやすい物を近くに置いたまま隠れて様子を見る時間も作り、人が側にいない状況でもイタズラしないようにしていきました。 ワンちゃんに慣れるように、カレンちゃんを抱きかかえた状態で、他のワンちゃんにおしりのにおいを嗅いでもらう事から行ないました。徐々に慣れてきて、自分からワンちゃんの近くへ行き、においを嗅いで上手に挨拶ができるようになりました。 出張訓練では、お店で練習した内容を飼い主さんにも実践して頂きました。ボディコントロールはやり始めから力が抜け、リラックスしてウトウトしていました。マズルコントロールは少し力が入っていたので、力が抜けるまで続けて頂きました。指示の練習は、飼い主さんに集中して良くできました。反応が悪い時は成功するまで練習して頂くと、2日間の練習でより発展した内容もできるようになりました。1日目の練習中、リードを噛んだので叱りました。もう1度見せると噛まなかったので褒めました。お家の中を自由にしていると、ゴミ箱からティッシュをくわえて出したので叱って頂きました。もう1度見せた時は噛まなかったので褒めて頂きましたが、褒めている時にくわえようとしたのでこの時も叱って頂きました。噛まなくなるまで続けて頂き、噛む事はいけない事、噛まない事は良い事だと伝えていきました。しばらくすると、再度ゴミ箱からティッシュをくわえて出したので叱りました。叱るとすぐにやめ、もう1度見せた時も噛まなかったので褒めました。2日目は1度もイタズラする事はありませんでした。お散歩の練習でお外に行くと、お散歩しているワンちゃんが近くに来るのを見て側に行き、上手に挨拶をしました。「いつもは側に行こうとしなかったのに!」と飼い主さんも驚かれていました。 1週間のお勉強を頑張ったカレンちゃんの姿を見て、飼い主さんもとても喜んで下さいました。大好きな飼い主さんにたくさん褒めてもらえて、カレンちゃんもとっても嬉しそうでした。 担当トレーナー:大野貴絵 |
名前 | 多田 プリン君(5ヶ月) | 名前 | 薄井 チェリーちゃん(1歳) |
犬種 | トイプードル | 犬種 | MIX |
期間 | 7日間コース(21年7月13日〜19日) ※7月18日、19日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(21年7月13日〜19日) ※7月19日は出張訓練 |
相談 内容 |
・要求吠えしないで欲しい。 ・甘噛みしないで欲しい。 ・スリッパやカーテンなどにイタズラしないで欲しい。 ・お散歩中、合わせて歩いて欲しい。 |
相談 内容 |
・トイレトレーニング ・甘噛みしないで欲しい。 ・飛びつかないで欲しい。 ・お散歩中に引っ張らないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ ご家庭では、朝に目が覚めた時や、リビングに1人になると要求吠えするという事でした。お店でも、スタッフが側にいない時やサークル内に1人になると鳴いたり、吠える事がありました。ボディコントロールやマズルコントロールなどの練習を行なって関係作りを築いていくとともに、プリン君に我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。また、鳴いたり吠えている間は無視をするか声で叱り、要求には応えないようにしていきました。最初のうちは、プリン君の側から離れた途端に鳴き出し、諦めが悪い事が多かったのですが、日々の練習を通じて諦める気持ちが徐々にできてきて、鳴き方が控え目になり、諦めが早くなってきました。 甘噛みは、遊びの延長と自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままの場合の2つが考えられました。お店では、遊びの延長の甘噛みはありませんでした。ごはんの近くでボディコントロールをした時や、指示の練習中にわがままで甘噛みする事があったので叱りました。同じ状況下で噛まなかった時は褒め、噛む事はいけない事・噛まない事は良い事だと伝えていきました。お店でイタズラする事は、ほとんどありませんでした。たまにリードを噛む事があったので甘噛みと同様に叱りました。その後、もう1度見せ、この時に噛まなかったら褒め、何が良い事で何がいけない事なのかを伝えていきました。また、イタズラしやすい物をサークル内に置いたまま離れて様子を見る時間も作り、人が側にいない状況でもイタズラしないようにしていきました。 お散歩は、前に出たり周りを気にした時は、リードを引いたりUターンをしてこちらに合わせて歩けるように練習していきました。また、歩くペースを変えたり、途中でお座りの指示を出すなどして集中が持続するようにしていきました。繰り返し練習していくと、合わせて歩けるようになりました。 出張訓練では、お店で練習した内容をお父さんにも実践して頂きました。ボディコントロールは力が抜けるまでスムーズでした。マズルコントロールは少し力が入っていたので、力が抜けるまで続けて頂きました。2日目に練習した時は、すぐに力が抜け、リラックスしてウトウトする姿も見られました。指示の練習は、2日間の練習でお父さんに対する集中力が増し、より発展した内容もできるようになりました。練習中、お父さんの足やリードを噛む事があったので叱って頂きました。その後もう1度噛んだ物を見せ、噛まなかったら褒めて練習して頂きました。スリッパやカーテンなど、普段イタズラしやすい物を噛む事はなかったので褒めました。人のいないお部屋に1人にすると要求吠えしました。静かになるまで無視し、要求には応えないようにしました。静かになったところで側に行くようにして頂きました。お散歩は、お父さんに合わせて歩く事ができました。お家の方へ向かうと前に出る事があったのでUターンし、合わせて歩けるようになるまで練習して頂きました。お座りの反応は良く、指示で良くできました。 練習中、大好きなお父さんにたくさん褒めてもらえて、プリン君もとても嬉しそうでした。今後もご家庭で練習を継続して頂けると、より定着していくと思います。 担当トレーナー:大野貴絵 |
★担当トレーナーのコメント★ トイレトレーニングは成功を増やし、失敗を減らす事で定着させていきます。そのため、チェリーちゃんの様子を見る事ができない時はお預かりしたケージに入れ、失敗しないようにしていきました。ケージ内のトイレの上で成功したら褒め、トイレの上でオシッコやウンチをする事がとても良い事だと伝えていきます。チェリーちゃんは、お散歩の後やごはんの後にトイレをしやすい傾向がありました。トイレをしやすい時間帯には特に様子を見て、褒める機会を増やせるようにしていきました。 チェリーちゃんの甘噛みは、遊びの延長の場合と、自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままが原因の場合が考えられました。お店ではケージから出た時や遊んでいる時などに、遊びの延長の甘噛みが見られました。甘噛みしたら首元を持って叱りました。その後、もう1度噛んだ手を見せ、この時に噛まなかったら褒めます。チェリーちゃんに何が良い事で何が悪い事なのかを、分かりやすく伝えていきました。わがままが原因の甘噛みも叱ってやめさせ、チェリーちゃんに噛んでも意味がないと伝えていきました。また、日々の練習を通じ、我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。 お店の中で、ついての練習をしている時や、テンションが上がった時に飛びつく事がありました。すぐにお座りと指示を出して座らせ、飛びつくのではなく、お座りすれば良いと伝えていきました。また、指示の練習を繰り返し行なう事で落ち着きを持てるようにし、飛びつく事の予防につなげていきました。 お散歩は、前に出たらすぐにUターンし、こちらに合わせて歩けるように練習していきました。最初は前に出たり停まっている車やバイクを気にする事がありましたが、繰り返し練習すると徐々に集中力が上がり、合わせて歩けるようになりました。お散歩中にUターンしたり、歩くペースを変える、止まった時にお座りさせるなど変化をつける事で、集中が持続するように練習していきました。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールから確認して頂きました。お母さんが練習した時は、すぐに力が抜けてリラックスしました。お子さんが練習すると、手をかけたり途中で起き上がろうとする事があったので押さえて頂き、力が抜けてくるまで練習していきました。指示の練習は、飼い主さんに集中して良くできました。反応が悪い時には促して頂き、成功するまで練習していきました。出張訓練中にケージに入れて様子を見ていると、トイレの上でウンチをしたので褒めました。お散歩は、飼い主さんに集中して合わせて歩く事ができました。止まった時のお座りは、反応は良かったのですが、向きがずれたので直して頂き、成功するまで練習して頂きました。出張訓練の間、甘噛みしたり飛びついたりする事はありませんでした。 1週間、たくさんの事をお勉強したチェリーちゃんを見て、「お散歩中にこんなに上品に歩いている姿を見た事がない。」と喜んで下さいました。チェリーちゃんも、飼い主さんの言う事を楽しそうに聞いていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 山田 アティラ君(5歳) | 名前 | 戸口 レオ君(10ヶ月) |
犬種 | Mダックス | 犬種 | マルチーズ |
期間 | 7日間コース(21年6月29日〜7月5日) ※7月4日、5日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(21年6月11日〜17日) ※6月16日、17日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・吠えないで欲しい。(来客やチャイムの音などに対して) ・噛まないで欲しい。(お気に入りの物やごはんを取ろうとした時) ・人やワンちゃんに慣れて欲しい。 |
相談 内容 |
・吠えないで欲しい。 ・うならないで欲しい。 ・お散歩中、引っ張ったり拾い食いしないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ アティラ君は内弁慶な性格もあり、お預かりの最初のうちはサークルの隅にいる事が多かったのですが、お店の環境に慣れてくるとスタッフにも慣れ、サークルに入るとすぐに側に来て、顔を舐めて甘えてくるようになりました。ワンちゃんに慣れる練習は、抱きかかえた状態で、おしりのにおいを嗅いでもらう事から練習しました。徐々に慣れてきて、ワンちゃんが来るとしっぽを振って近くに行ったり、大型犬の子にも自分からにおいを嗅ぎに行くようになりました。 アティラ君が吠える主な原因として、警戒心が原因だと考えられました。お店ではボディコントロールとマズルコントロール、指示の練習を行ない、人との上下関係・信頼関係を築いていきました。関係作りを行なう事で、原因となる警戒心を和らげていく事ができます。また、要求で鳴いたり、吠える事もありました。日々の練習を通じて、アティラ君に我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていくとともに、吠えても自分の要求は通らないと伝えていきました。 ごはんを食べている時に触ったり、食器を取る練習を行ないましたが、お店では噛む事はなく、受け入れていたので褒めました。また、ごはんを置いた状態で、ついてやお座りといった指示の練習や、食べている最中に呼ぶ練習を行ないました。指示の練習は、指示を出したら必ず行動させて褒めて練習していきました。ごはんよりも何よりも、人の指示を聞く事・褒められる事の方が嬉しいという気持ちを作っていき、噛む事の予防につなげていきました。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールから練習して頂きました。手を放すと起き上がろうとする事があったので押さえ、力が抜けるまで続けて頂きました。2日目はやり始めに少しわがままが見られたので押さえて頂きました。そのまま続けるとすぐに力が抜け、リラックスしてウトウトする姿も見られました。指示の練習は、飼い主さんの顔を見上げて集中してできました。反応が悪い時は成功するまで練習して頂きました。2日間の練習で、より発展した内容もできるようになりました。チャイムを鳴らすと、吠えたので叱りました。スタッフがお家に入った時も吠えました。吠えたら叱り、吠えなかったら褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事だと伝えていき、吠えなくなるまで練習しました。2日目に練習した時には、チャイムは1回目は吠えたので叱りましたが、その後は吠える事はありませんでした。スタッフがお家に入った時も吠えなかったので褒めて頂きました。お母さんがお父さんの肩を叩くと要求で吠えました。叱って頂くとすぐにやめました。 お散歩は、飼い主さんに集中して合わせて歩けました。普段は、お家に近づくと引っ張るそうですが、この時も引っ張る事なく合わせて歩く事ができました。 アティラ君は1週間、とても頑張ってくれました。大好きな飼い主さんに「頑張ったね。いい子になったね。」とたくさん褒めてもらえて、アティラ君も嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:大野貴絵 |
★担当トレーナーのコメント★ レオ君が吠える原因として、警戒心が原因の場合と要求吠えの2つが考えられました。お店ではボディコントロールとマズルコントロール、指示の練習を行ない、人との上下関係・信頼関係を築いていきました。関係作りを行なう事で、原因となる警戒心を和らげていく事ができます。お預かり中に来客に対して吠える事があったので、その時は叱りました。逆に吠えない時には褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事だと伝えていきました。要求で鳴いたり吠えた時は無視をし、吠えても自分の要求は通らないと伝えていきました。 ごはんを食べている最中に体を触った時や、ブラッシングをした時にうなる事がありました。うなってもそのまま続け、レオ君に我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていくとともに、苦手な事にも慣れていってもらうようにしました。うならずに大人しくしている時は必ず褒めて練習していきました。 お散歩中は、前に出たり集中が切れた時は、Uターンをしたり、途中でお座りの指示を出すなどして変化をつけながら行ない、人に合わせて集中して歩けるように練習していきました。人に集中して歩く事で、引っ張りや拾い食いの予防につながります。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールから練習して頂きました。マズルコントロールをした時に、少し手をかけて抵抗する事があったので、力が抜けるまで続けて頂きました。2日目は1日目に比べて力が抜けるまでスムーズでした。指示の練習は、飼い主さんに集中して良くできました。1日目の練習中に、不意打ちでチャイムが鳴った時に、吠えなかったので褒めましたが、その後、玄関の方を見て吠えたので叱りました。お家の前を人が通った時にも吠える事やうなる事があったので叱りましたが、吠えたとしても1声ですぐにやめました。指示の練習が終わった後に、チャイムや電話の音を鳴らして練習する時間を作りました。チャイムには吠えませんでしたが、電話が鳴った時に吠える事があったので叱りました。どちらの場合も、吠えなかったら褒めて練習していきました。2日目の練習中に電話が来た時は吠えず、お母さんが会話をしている間も吠えなかったので褒めました。2階にレオ君を1人にして、要求吠えしやすい状況を作りました。1階で飼い主さんとお話をしている間も要求吠えする事はなく、1人で落ち着いて過ごす事ができました。ブラッシングをするとうなったので、うならなくなるまで続けました。2日目は1度もうなる事はなく、大人しくしていたので褒めながら行なって頂きました。お散歩は、飼い主さんに集中して歩けるように練習して頂きました。前に出たり、人やワンちゃんに吠える事があったので、Uターンやお座りの指示を入れて、合わせて歩けるようになるまで練習して頂きました。人やワンちゃんを見たり、すれ違っても吠えなかったら褒めて頂きました。2日間の練習で、飼い主さんに対する集中力が増し、合わせて歩けるようになってきました。 1週間頑張ったレオ君の姿を見て、「預ける前と全然違う。別人みたい!」と、飼い主さんも喜んで下さいました。 担当トレーナー:大野貴絵 |
名前 | 本田 ショコラ君(6ヶ月) | 名前 | 秋田 ネネ君(11ヶ月) |
犬種 | トイプードル | 犬種 | マルチーズ |
期間 | 7日間コース(21年6月2日〜8日) ※6月7日、8日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(21年5月20日〜26日) ※5月25日、26日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・うならないで欲しい。 ・吠えないで欲しい。 ・ワンちゃんに慣れて欲しい。 |
相談 内容 |
・甘噛みしないで欲しい。 ・イタズラしないで欲しい。 ・基本的な指示ができるようにしたい。 |
★担当トレーナーのコメント★ ショコラ君がうなるのは、自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままが原因だと考えられました。お店では、待ての練習中に動いたのを直そうとした時、ごはんを食べている最中やケージ内でくつろいでいる時に体を触るとうなる事がありました。ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を行なって、関係作りを築いていくとともに、我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。また、うなった刺激に関してはうならなくなるまで続け、嫌だと思っている事にも慣れてもらうようにしました。受け入れられている時には必ず褒めて、うならない事が良い事だと伝えていきました。吠える原因として、警戒心の場合と要求吠えの2つが考えられました。警戒心が原因の場合は、日々の練習を通じて関係作りを行ない、上の者から守られているという安心感を与え、原因となる警戒心を和らげていくようにしました。また、吠えた時には叱り、吠えなかったら褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事だと伝えていきました。要求で吠えた時は、声をかけたりなでたりしていると、吠えたら自分の要求が通ったと思い、悪化する場合があります。吠えた時は無視をし、要求には応えないようにしていきました。 ワンちゃんに徐々に慣れていくように、ショコラ君を抱きかかえた状態で、他のワンちゃんにおしりのにおいを嗅いでもらう事から行なっていきました。慣れてきたら、同じサークルで一緒に過ごす時間も作っていきました。ワンちゃんが近くに来るとしっぽを振って喜んだり、上手に挨拶ができるようになりました。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールから練習して頂きました。どちらも力が抜けるまでスムーズでした。指示の練習は、飼い主さんに集中して良くでき、2日間の練習でより発展した内容もできるようになりました。練習中に、不意打ちでチャイムが鳴っても吠えなかったので褒めました。スタッフがチャイムを鳴らした時も吠えませんでしたが、お部屋に戻った時に吠えたので叱りました。同じ状況下で吠えなくなるまで、繰り返し練習していきました。テーブルの下のお気に入りの場所でくつろいでいる時に体を触るとうなったので、うならなくなるまで触り、うならなかったら褒めて練習しました。1度うならなくなっても、時間をおいてもう1度触った時や、違う場所を触ると再度うなり、諦めるまで時間がかかりました。練習を続けていくとうなる時間が短くなってきました。受け入れてうならなくなったところで練習を終わりにするようにしました。2日目に同じ練習をした時もうなりましたが、1日目に比べて諦めが早くなりました。お母さんにも体を触る練習をして頂きましたが、すぐに受け入れられ、大人しくしていたので褒めて頂きました。 練習中、大好きな飼い主さんにたくさん褒めてもらえて、ショコラ君もとても嬉しそうにしていました。今後もご家庭で練習を継続して頂けると、より定着していくと思います。 担当トレーナー:大野貴絵 |
★担当トレーナーのコメント★ ネネ君の甘噛みは、遊びの延長が主な原因だと考えられました。お店でもスタッフがサークルに入った時や、遊んでテンションが上がった時などに甘噛みしてくる事がありました。甘噛みしたら叱り、その後噛んだ物をもう1度見せ、この時に噛まなかったら褒め、噛む事はいけない事・噛まない事は良い事だと教えていきました。噛んでいる時には声をかけたりなでたりせず、噛んだら遊んでもらえない・意味がないと伝えていきました。イタズラをした時も同様に練習し、噛んで良い物と悪い物の区別をつけられるようにしました。また、嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままが原因の場合もありました。噛んできたからといってそこでやめてしまうと、自分の思い通りになったと思いエスカレートする場合があります。甘噛みした事を続け、受け入れられるまで練習しました。日々の練習で、ネネ君に我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていくとともに、苦手な事にも慣れていってもらうようにしていきました。 お店ではお座り、伏せ、待て、おいで、ついての5つの言葉を教えていきました。ネネ君の気分によってしない事がないよう、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきました。褒める事で人の指示を聞く喜びを伝える事ができます。ネネ君は、褒められる事が大好きな性格もあり、繰り返し練習していくと集中力や成功率が高くなりました。やんちゃで興奮しやすいところがありましたが、指示の練習を繰り返し行なう事で、どんな時でも人の指示を聞けるようになり、落ち着きも出てきました。全体的に落ち着きが出てくると、遊びの延長での甘噛みの予防にもつながっていきます。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールから練習して頂きました。ボディコントロールは、お母さんの手に甘噛みする事があったので押さえて頂き、力が抜けてくるまで続けて頂きました。マズルコントロールも少し抵抗が見られたので、これも力が抜けてくるまで続けて頂きました。2日目は、少し甘噛みする事がありましたが力が抜けるまでスムーズで、リラックスしてウトウトする事もありました。指示の練習は、練習中、お母さんに対して甘噛みが多く見られました。甘噛みしてきたら叱って頂きますが、諦めが悪く抵抗する事がありました。諦めるまで根気強く練習して頂きました。2日間の練習で徐々に諦めが早くなり、甘噛みする事も減ってきました。集中して指示を聞く事ができ、2日間の練習でより発展した内容もできるようになりました。 大好きなお母さんに、「こんなに待てるようになってすごいね!いい子〜!」とたくさん褒めてもらえて、ネネ君もとても嬉しそうでした。 担当トレーナー:大野貴絵 |
名前 | 木内 愛琉君(4歳) | 名前 | 井上 ろく君(4歳) |
犬種 | チワワ | 犬種 | トイプードル |
期間 | 7日間コース(21年5月11日〜17日) ※5月16日、17日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(21年4月15日〜21日) ※4月20日、21日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
食糞しないで欲しい。 | 相談 内容 |
吠えないで欲しい。(お散歩中ワンちゃんを見た時、テレビに映った動物の映像を見た時など) |
★担当トレーナーのコメント★ 愛琉君が食糞する主な原因として、食糞自体が癖になっている事や、遊びの延長、ウンチをした事を隠すために食べる事が考えられました。人の目を盗んでウンチをする傾向があったので、トイレトレーニングも含めて練習していきました。お預かりしたケージの中でウンチやオシッコをしたら褒め、シーツの所でトイレをする事がとても良い事だと伝えていきました。ウンチをした時に食べそうになったら、大きな音を出してやめさせました。その後、もう一度ウンチを見せ、この時に食べなかったら褒めます。愛琉君に何がいけない事で、何が良い事なのかを分かりやすく伝えていきました。また、ご家庭では隠れてウンチを食べる事が多いと伺ったので、ウンチをした後に拾わずに残したまま、隠れて様子を見る時間も作りました。この時もウンチに顔を近づけたら音を出してやめさせます。人と結びつかないように叱る事で、ウンチを食べようとすると嫌な事があると思わせ、人が見ていない時でも食糞する事がなくなるように練習していきました。練習を重ねていくと徐々に定着してきて、ウンチを食べようとする事が見られなくなりました。 お預かり中にボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習も行なっていきました。ボディコントロールとマズルコントロールは、起き上がろうとしたり、手をかけて抵抗する事がありました。諦めるまで続け、繰り返し練習していくと、やり始めから力が抜けてリラックスするようになりました。指示の練習は、愛琉君の気分によってしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきました。褒める事で人の指示を聞く喜びも伝えていきました。また、興奮している時でも・どんな時でも人の指示を聞けるようにし、落ち着きを持てるようにしていきました。これは、遊びの延長で食糞する事の予防にもつながります。ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を行なう事で、人との信頼関係・上下関係を築いていく事ができます。関係作りを行なう事で、褒めた時の効果をより高めていくようにしていきました。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールから実践して頂きました。ボディコントロールは、やり始めから力が抜けていてスムーズでした。練習を続けていくと、リラックスしてウトウトする様子も見られました。マズルコントロールは、少し手をかける事がありましたが、諦めは早く、すぐに受け入れていました。指示の練習は、2日間の練習で成功率・集中力が高くなってきました。小さなお子さんが近くにいても人の指示を落ち着いて聞く事ができ、飼い主さんも驚かれていました。 1週間のお勉強の成果を見て、「別の犬みたい。すごく落ち着いている。」と喜んで下さいました。人に褒められる事が大好きな愛琉君は、褒められる度にシッポを振って喜んで、とても嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ ろく君は内弁慶な性格のため、お店とお家とではだいぶ様子が違いました。始めのうちはとても緊張していたので、少しずつお店の環境に慣れてもらいながら練習をしていきました。甘えん坊な性格もあり、後半になるとたくさん甘えてくるようになりました。 ろく君が吠える主な原因として警戒心が考えられました。お店では、ボディコントロールとマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行ない、人との上下関係・信頼関係を築いていきました。関係作りを行なう事で、上の者から守られているという安心感を与え、原因となる警戒心を和らげていく事ができます。また、しつけでお預かりする前は、お店に入ると中にいるワンちゃんに向かって吠えたり、においを嗅がれると逃げる事があり、ワンちゃんが苦手なところもありました。お店でお預かりしているワンちゃんたちとの触れ合いを通じて、ワンちゃん自体にも慣れていってもらうようにしました。徐々に慣れてきて、自分から挨拶に行くようになりました。 お散歩の練習は、周りを気にしたり前に出たらUターンをし、こちらに集中して合わせて歩けるように練習しました。歩くペースを変えたり、途中でお座りや待ての指示を入れて変化をつけ、こちらに対する集中力が持続するようにしました。人に集中して歩く事で、ワンちゃんに吠える事の予防につながります。ワンちゃんを見たりすれ違ったりしても吠えなかったら、声をかけて褒めながら練習していきました。 出張訓練では、まずボディコントロールとマズルコントロールから練習して頂きました。今までの経験や甘えから、起き上がろうとしたり鳴く事がありました。マズルコントロールも抵抗がみられました。どちらも完全に力が抜けるまで続けて頂きました。2日目に練習した時には、力が抜けるまでスムーズでした。指示の練習は、指示をしたら必ず行動させて褒めて練習して頂きました。飼い主さんの顔を見上げ、集中して良くできました。チャイムや物音などがした時に、同居しているワンちゃんが吠え、その声につられてろく君も吠える事がありました。吠えたら叱り、吠えなかったら褒めて頂き、何がいけない事で何が良い事なのかを伝えながら練習していきました。練習すると、同居犬が吠えてもつられない事が多くなってきました。お散歩は、飼い主さんに集中して歩けるように練習して頂きました。お家の前の道路に出た時やワンちゃんと出会った時に吠えたので叱りました。ワンちゃんを見たり、近くを通っても吠えなかった時は、褒めながら練習して頂きました。2日間の練習で落ち着きが出てきて、飼い主さんに合わせて歩ける事が増えてきました。いつもは子供を見ても吠えていたという事でしたが、子供を見て吠える事は一度もありませんでした。 1週間頑張ったろく君を見て、「いい子になった!」と飼い主さんも喜んで下さいました。ろく君も、大好きなお母さんにたくさん褒めてもらえて、とっても嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:大野貴絵 |
名前 | 相原 ナナちゃん(1歳) | ||
犬種 | 柴犬 | ||
期間 | 7日間コース(21年4月13日〜19日) ※4月18日、19日の2日間は出張訓練 |
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相談 内容 |
・トイレトレーニング ・甘噛みしないで欲しい。 |
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★担当トレーナーのコメント★ トイレトレーニングは成功を増やし、失敗を減らす事で定着させていきます。そのため、様子を見る事ができない時はケージに入れ、失敗しないようにしていきました。ナナちゃんは神経質な面や頑固な面があり、お預かり中のトイレの回数は少なかったです。朝のお散歩の前後にトイレをしやすい傾向があったので、トイレをしやすそうなタイミングの時や練習の合間にトイレに連れて行って様子を見ました。サークル内に置いたお預かりしたトイレの上で成功したら褒め、トイレの上でオシッコやウンチをする事がとても良い事だと伝えていきました。 ナナちゃんの甘噛みは、遊びの延長の場合と、自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままが原因の場合が考えられました。お店では、マズルコントロールや指示の練習中にわがままで甘噛みする事があったので、すぐに叱ってやめさせました。その後、甘噛みした時にしていた事を続け、受け入れるようになるまで練習していきました。ナナちゃんに我慢する気持ち、諦める気持ちを作っていくとともに、苦手な事にも慣れてもらうようにしていきました。遊びの延長の場合は、お店の中では見られませんでした。テンションが高い時に起きやすいものなので、指示の練習を繰り返し行ない、興奮している時でも、どんな時でも人の指示を聞けるようにしていきました。指示の練習を行なう事で全体的に落ち着きが出てくるので、甘噛みの予防につなげていく事ができます。 出張訓練でお家に伺うと、久し振りに飼い主さんに会ってテンションが上がり、飼い主さんに対して甘噛みする事がありました。その時は首元を持って叱って頂き、その後、もう1度噛んだ手を見せました。この時に噛まなかったら褒め、ナナちゃんに何が悪い事で、何が良い事なのかを教えていきました。また、甘噛みした時には声をかけたり触ったりせずに、噛んでも意味がない・遊んでもらえないと伝えていきました。ご家庭での練習はボディコントロールとマズルコントロールから確認して頂きました。今までの経験や甘えから、少し抵抗する事がありましたが、練習を続けると徐々に力が抜けてスムーズにできるようになりました。指示の練習は、お店で練習してきた「ついて」「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」の5つの言葉を、飼い主さんにも実践して頂きました。指示したら必ず行動させて褒めます。褒める事で指示を聞く喜びを伝え、どんな時でも飼い主さんの指示を聞けるように練習していきました。落ち着いて指示を聞く事ができ、練習の合間に甘噛みする事もありませんでした。お散歩は、集中が切れて前に出たり、左右にずれたらすぐにUターンして頂きました。歩くペースを変えたり、途中でお座りする練習も行ないながら、飼い主さんに集中して歩けるように練習していきました。 1週間振りに会ったナナちゃんを見て、「別人みたい。ずいぶん落ち着いて良い子になった。」と飼い主さんも喜んで下さいました。今後もご家庭で練習を継続して頂けると、より定着していくと思います。 担当トレーナー:越井雄也 |