平成29年度

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名前 福丸君 名前 おもち君
犬種 ポメラニアン 犬種 フレンチブルドッグ
期間 6日間コース(30年2月18日〜2月24日) 期間 7日間コース(30年1月28日〜2月3日)
相談
内容
・お散歩トレーニング
・基本トレーニング
・我慢出来るように
・拾い食い
・お手入れ練習
相談
内容
・お散歩トレーニング
・基本トレーニング
・我慢出来るように
・人のタイミングでトイレが出来るように
★担当トレーナーのコメント★
お散歩中の拾い食いが酷いとの事でご相談を受けました。お散歩の様子を見ているとそわそわと落ち着きがなく、隙あらば下に落ちている物を何でも咥えようとしていました。そのため、拾い食いの問題を解消するために、人に意識を向けながら合わせて歩く練習と、「NO」という指示で落ちている物から視線を外す練習をしました。人に合わせて歩いている時にしっかりと褒め、人と歩く楽しさを伝えていく様にしました。褒めてもらえたり、ご褒美ををもらえると、人に対する期待感が増し、集中して歩けるようになっていきました。人に集中して歩いている事で、拾い食いも減っていきました。しかし、人から集中が逸れると、ふとした瞬間に落ちている物に意識がいき、拾い食いしそうになる事があったので、「NO」の指示を教えていきました。拾い食いしそうになった瞬間に「NO!」と大きな声で指示を出し拾い食いしなければ人の手からご褒美を与えて褒めるようにしました。繰り返し練習していくと、「NO」の指示で拾い食いをやめて、咥えたとしても口から出せるようになりました。
福丸君は口周りやお尻を触られる事が苦手でした。始めは、これらの刺激を与えると、唸ったり、噛んできたりなどかなりの抵抗をしていました。福丸君には体を触られる事に慣れてもらうと共に諦める事・我慢する事を教えていきました。抵抗している時にその刺激をやめてしまうと、唸れば・噛めばやめてもらえると学習し、悪化させる可能性があるため、抵抗している間はしっかりと押さえて福丸君が落ち着いたタイミングで少しだけ刺激を与え、我慢出来たらすぐに褒めて解放するようにしました。こうする事で、噛んでも意味がない、大人しくしていたら褒めてもらえる・解放してもらえると徐々に学習していきます。福丸君も噛んだりするほどの抵抗は2〜3日で見られなくなりだんだんと我慢出来るようになっていきました。
お家でも練習していたのでハンドシグナル(視符)でお座りや伏せなどは出来ていました。そのため言葉と行動を結びつける練習を行い、声符で行動出来るように練習していきました。またいつでもどこでもどんな状況でも行動出来るように、様々な状況で練習していき、応用力をつけて行きました。気分で行動させることがないように必ず一度の指示で行動出来るように練習していきました。
もともとマイペースな性格でもあったため、気分次第で行動しない、気分次第では唸る・噛むといった行動が目立っていましたが、一週間のお勉強を経てだいぶ素直に行動してくれるようになりました。今後もお家での練習を頑張っていって欲しいと思います。


担当トレーナー:市川 いおり
★担当トレーナーのコメント★
ワンちゃんも人も大好きでとっても活発なおもち君は元気すぎるゆえ落ち着きがなく、人の指示がなかなか聞けない事が問題でした。そこで、我慢や落ち着きを覚える練習として、ボディーコントロールや指示の練習をしっかりと行っていきました。おもち君は自らごろんと仰向けになって甘えてきてくれるタイプでしたが、ボディーコントロールは人の都合で仰向けにさせられるので少し抵抗があったようで始めの段階ではジタバタと暴れることが多かったです。暴れても解放せず、しっかりと押さえ続ける事で、暴れても意味がないという事を伝えていきました。しばらくはなかなか諦められず、動いてしまう事が多かったですが、練習を続けていくうちに暴れる事は減っていき大人しく落ち着いていられるようになっていきました。
時には諦めなくてはいけない事もあるんだと分かってもらう事が大切です。この練習の中で、諦めたり我慢する事を覚えていきます。指示の練習は、人と一緒に何かをする事の楽しさを伝えていき、人への期待度をあげる事で集中力が増し、指示に対する反応を上げる事を目的としました。周りに誘惑が無く、人へ意識が向いている時は比較的指示に従えていたおもち君でしたが、周りに他のワンちゃん達やおもちゃなどがあるとまったく指示に従えませんでした。人の言う事を聞くよりも、他に楽しい事があるとそちらが優先されてしまい、また指示を聞かないといけないという気持ちがありませんでした。おもち君は褒められたり、撫でてもらったり遊んだりする事が大好きだったので、それをご褒美にして、まずは楽しく練習していきました。練習を重ねていくうちに、人の指示を聞くと嬉しい事がある、という事を理解していったおもち君はぐんぐん集中力が上がっていき、周りでワンちゃん達が遊んでいても人の指示を聞く事が出来るようになっていきました。指示が聞けるようになっていってもやはりおもち君の気分次第になる時もまだまだありました。人の指示はしっかりと聞かなければいけないもの、という事を教えるために、指示を出したら必ず一度の指示で行動させるようにしました。指示を出しても反応しなかった時は身体的誘導(お尻を押すなど)やリードを引いて行動するように促しました。おトイレは、元々上手だったおもち君ですが、人の指示で出来るようになって欲しいという相談がありましたので、おトイレの時の掛け声をつける練習を行いました。見ている時に練習する必要があったので、見ていられない時はゲージに入れるなどしておもち君のトイレのタイミングを掴むところからスタートしました。トイレへ連れて行った時に徐々に成功するようになっていき、その分掛け声をつけて行く練習もできる事が増えました。



担当トレーナー:市川 いおり



名前 コッペちゃん(5か月) 名前 ロイ君(8か月)
犬種 柴犬 犬種 シェットランドシープドッグ
期間 7日間コース(30年1月15日〜22日) 期間 8日間コース(29年12月1〜6日、12月10日〜12日)
相談
内容
・お散歩トレーニング
・拾い食い
・基本トレーニング
・噛みつき
・我慢出来るように
相談
内容
・お散歩トレーニング
・基本トレーニング
・拾い食い
★担当トレーナーのコメント★
仔犬らしく元気いっぱいで明るい性格のコッペちゃんは興奮しやすく落ち着きがありませんでした。そのため人の指示がなかなか通らず自由に振る舞う事が多い状態でした。また苦手な事に対して暴れたり噛んだりなど抵抗も強かったため、我慢を覚えてもらう事や落ち着きを出すような練習をしていきました。我慢を覚えてもらうためにボディコントロールやマズルコントロールの練習を行いました。始めは体を押さえられる事に対してひどく抵抗していましたが、暴れても噛んでも離してもらえない事を徐々に理解していき、我慢して落ち着いていられるようになりました。また、道具を使ったお手入れなども苦手だったので、ボディコントロールやマズルコントロールで体に触られる事に慣れてきた段階で道具を使って練習していきました。苦手な刺激に慣れてもらう為に少しずつ道具を使った練習をするとともにご褒美を使って良いイメージに変えていくようにしました。繰り返し練習していくと、お手入れや道具に対する嫌悪感が薄れていったようで大人しくやらせてくれるようになりました。また噛みつき行動はごはんの時にもありました。食べている途中で人がお皿に近づくと噛んでくる問題があったので、ごはんをお皿に直接手から継ぎ足す方法でごはんをあげました。こうする事で、人の手はごはんを取っていってしまう存在ではなく、ごはんをどんどんくれる良い存在になります。コッペちゃんの中の手のイメージを良いイメージに変えていく練習をしていきました。繰り返し練習していくと手への不信感が無くなり食べている最中にお皿を取り上げても怒らなくなりました。お散歩は、コッペちゃんの自由に歩いていたので自分勝手に引っ張ったりいつでも拾い食いがしやすい状態でした。人に合わせて歩いてもらう事を覚えてもらうために、引っ張ったり、前に出るようなときにはリードを引いて促したり、引っ張る前に名前を呼んで意識を人に戻させました。左側について歩けている時によく褒めて、人と歩くのは楽しいんだよー!というように教えていきました。繰り返し練習していくとしっかりと集中して歩いてくれるようになりました。そのため下を向いてふらふらと歩く事が無くなったので拾い食いも無くなりました。公道ではしっかりと集中して歩いてくれている分、公園などでは、一緒に走ったり、ロープで引っ張りっこするなどして発散もさせるようにしました。お散歩中にメリハリをつける事でより集中力アップに繋がりました。


担当トレーナー:市川 いおり
★担当トレーナーのコメント★
デイトレーニングからの引き続きだったのでお散歩や、指示の練習はさらに精度をあげていく練習をしました。伏せやおすわりは言葉の指示の理解が不十分だったので、言葉の指示の後に行動させる練習を繰り返し行う事によって言葉と行動をつなげていきました。練習を重ねていくうちに視符(ハンドシグナル)をつけなくても行動出来る事が増えましたが、逆に指示を出していないのに勝手に行動する事が出てきました。必ず指示があってから行動するように、勝手に行動したことに対しては報酬を与えないようにし伝えていきました。怖がりで音に敏感なロイ君は、待て中にどこかで物音がしたりするとビックリして動いてしまう事が目立ちました。そのため、待ての練習中にあえて、物を落としたり、ドアの開け閉めをしたり、壁などを叩いて音を出して練習しました。新しい音にはその都度ビックリしていたので、ひとつひとつ慣らしていくようにし、待っていられるように練習していきました。お散歩は拾い食いがひどかったため、デイトレーニングの時から、人に集中して歩く練習を行ってきていました。さらに集中して歩いてもらうために、ヒールウォーク(ついて歩く)の制度を上げていきました。しつけ合宿中にさらにロイ君は集中力がつき、人と何かをする事が楽しくて人に対して期待する気持ちが出てきたので、しっかりと集中して歩いてくれるようになりました。そのため下を向いてふらふらと歩く事が無くなったので拾い食いも無くなりました。公道ではしっかりと集中して歩いてくれている分、公園などでは、一緒に走ったり、ロープで引っ張りっこするなどして発散もさせるようにしました。お散歩中にメリハリをつける事でより集中力アップに繋がりました。また、お散歩中に遭遇するロイ君の苦手な物は、本人に自信をつけさせるために、苦手なままにせず一つ一つ慣れさせるようにしました。特に怖がっていたのはお店の旗や、立ち入り禁止の札など、風でゆらゆらと動くものが苦手なようでした。
始めは怖がって近づけなかったものの、練習するとどれもしっかりと克服出来ていました。ロイ君は犬種的にも賢く運動欲求も高いので、体を動かして頭を使うとどんどん吸収していってくれました。





担当トレーナー:市川 いおり




名前 松本 宙君(1歳) 名前 神田 よもぎちゃん(10カ月)
犬種 チワワ 犬種 ミニチュアシュナウザー
期間 7日間コース(29年9月17日〜24日) 期間
7日間コース(29年7月2日〜9日)

相談
内容
・吠え
・噛みつき
・体を触る練習
・ハウストレーニング
・お散歩トレーニング
・基本トレーニング
相談
内容
・お散歩トレーニング
・基本トレーニング

★担当トレーナーのコメント★
警戒心が強く人や犬、環境に対して慣れづらい所がありましたが、元の性格がとても甘えん坊で人好きという事もあり、お店のスタッフに慣れて甘えられるようになってからは、緊張がほぐれたのか他の犬や、お店の環境にもどんどん慣れていってくれました。しかしいざ練習となると、体に触れたり、宙君の苦手な練習をしたり、人主導で宙君に動いてもらう事になるため、「何をされるんだろう?」と再び警戒してしまい1から練習をスタートするという状態が2日程続きました。顔周りや手足を触られること、ハーネスの着脱、道具を使ったお手入れが苦手だったため、その練習直後は特にその状態に陥りました。苦手な刺激に慣れてもらう為に少しずつ触る練習をするとともにご褒美を使って良いイメージに変えていく練習をしました。また、いきなり捕まえて練習を始めるのではなく、呼び戻しの練習を繰り返してから捕まえて練習を始めるようにしました。これは、おいで=嫌なことをされるという考えに直結させない為です。おいで練習は呼ばれて行ったら毎回嬉しい事があるんだ!と学習してもらうために来たらご褒美としておやつをあげたり、一緒におもちゃで遊んだりなど、とにかく楽しく練習しました。宙君は嫌なことをされたら噛めばやめてもらえるという経験をしてきていたので始めは苦手な事(嫌な事)をされるとすぐに噛みつこうとしていました。宙君には我慢する事を覚えてもらう為に、噛みついても、唸っても絶対に離さない様にしました。繰り返し練習していくと、徐々に諦める気持ちが芽生え始め、噛みついて来なくなり、我慢出来るようになっていきました。ハウストレーニングは始めはクレートに頭だけを突っ込んでお尻までは入れない状態でしたが、おやつを使ってクレート自体が宙君にとって良いものになるように練習していきました。クレート=おやつがもらえるという事を理解し、自分からクレートに入って行けるようになりました。お散歩は、人を無視して勝手に歩いており、拾い食いなどの問題があったため、人に集中して歩く練習をしました。始めは、自由にふらふらと歩いていた宙君でしたが、合わせて歩けている時に褒めたり、人が立ち止まったら座る様に教えていき、人に意識を向けるように練習していきました。宙君の人懐こく甘えん坊な性格から、褒められると楽しそうに歩いてくれるようになりました。散歩中に人に意識が向けられるようになってからは拾い食いも見られず上手に歩けていました。
出張トレーニングでは、苦手な事に慣れてもらうトレーニングをメインに行い、お家でも続けていけるようにアドバイスさせて頂きしました。お家の方が宙君の体を触ったり、ハーネスを付けたり、お手入れしたりなどお店で練習してきたことを行っても噛んだり唸ったりせず、比較的リラックスした状態で練習を進める事が出来ました。特にハーネスの着脱に関しては大きな成長が見られました。

担当トレーナー:市川 いおり
★担当トレーナーのコメント★
お散歩の際に、犬や、歩行者、自転車、バイク、車など様々の物に反応し吠えてしまうというお悩みでトレーニングをスタートしました。元気でやんちゃな性格の為、練習当初は、室内でのお座り・伏せ・待て・おいで・ついてなどの基本的なトレーニングもそわそわと落ち着きが無く、人の指示を聞く気持ちがあまりありませんでした。そのためよもぎちゃんにとって刺激の多いお外では、人に全く集中出来ておらず、自由に歩いてしまっていました。これらの問題を解決していくために、室内での指示練習(基本トレーニング)、ボディーコントロール&マズルコントロール、犬慣れ、お外で歩行練習を行っていきました。指示の練習を通し、人から褒めてもらう事で指示を聞く喜びや楽しさを知ってもらい、期待感から人に対して集中出来るように練習をしていきました。よもぎちゃんは、撫でられる事、おもちゃで遊ぶこと、食べる事など、たくさん好きな物や事があったので楽しく練習していく事が出来ました。始めは集中力が続かなかった指示の練習なども、しっかりやればご褒美が待っている事を徐々に理解し始め、指示に対する反応も良くなっていきました。また、ボディーコントロールやマズルコントロールの練習も併せて行っていたこともあり、我慢強くなっていき、落ち着きも徐々に出てきました。始めは、室内でも他の犬が居ると興奮して吠える事があったよもぎちゃんでしたが、指示の練習やボディーコントロールなどを通して、人の指示を聞く事や我慢する事を覚えていき他の犬に対しても落ち着いて接する事が出来るようになっていきました。お散歩の時は、常について歩く練習を行い、よもぎちゃんにとって刺激となる物が現れてもすぐに指示を出し対応できるようにしていきました。具体的には、犬やバイク、自転車、子供などに向かって吠えていきやすかったので、対象が近づいて来るのが分かったタイミングで、自由にさせて吠えるタイミングを与えない様に、よもぎちゃんについての位置でお座り待ての指示を出し、大好きなおやつを与える様にしました。こうする事で、今まで向かって行っていた物に対して、良い印象を与える事が出来るとともに行きたい気持ちを逸らす事が出来たので吠えずにやり過ごせるようになって行きました。出張トレーニングでは、室内での指示練習の方法をお伝えするとともに、お外でのコントロール方法をお伝えさせていただきました。敏感なので様々な事に反応してしまうよもぎちゃんですが、人と共に何かをすることが大好きな作業意欲のある子です。そのため、飼い主様に集中してお散歩をしている時はとてもニコニコと楽しそうに歩いていました。よもぎちゃんの良い所をこれからも伸ばしてあげ、楽しく落ち着いたお散歩を目指していって頂きたいと思います(^^♪



担当トレーナー:市川 いおり




名前 山田 たろ君(1歳) 名前 佐藤 コロン君(1歳)
犬種 ポメラニアン 犬種 チワワ
期間
7日間コース(29年6月19日〜26日)
期間
7日間コース(29年6月10日〜17日)
相談
内容
・お散歩トレーニング
・基本トレーニング

相談
内容
・ハウストレーニング
・お散歩トレーニング
・基本トレーニング
★担当トレーナーのコメント★
人に対してはとても友好的で明るい性格のたろ君でしたが、犬同士の交流が苦手という事で、お散歩中にに犬を見つけると遠く離れていてもガウガウと興奮して吠えてしまう状態でした。犬の他にも、歩行者、自転車、車、バイク、子供など様々な事に反応し、常に興奮状態でのお散歩でした。犬慣れをしていくとともに、落ち着いてお散歩が出来るようにするために1週間お勉強をしていきました。お店のサークル内で他の犬との交流を見ていると、ある程度の距離があり干渉されなければ落ち着いていられましたが、相手がたろ君に興味を持って近づいてくると、お散歩の時のように吠えたてていました。たろ君は他の犬と一定の距離をとる事によって安心感を得ていました。そのため、他の犬に対して安心感が得られる距離を保ちながら、馴れが生じるまで一緒に過ごすように練習していきました。たろ君はごはんが大好きだった為、フードを与えながら、苦手意識がある犬自体を良いイメージになる様に対応していきました。始めは少し近づいて来ただけで歯をむきむきして怒っていたたろ君でしたが、徐々に近づかれても吠えたりせずにいられるようになりました。
 元気があり落ち着きがない部分もあったので、ボディーコントロールや指示の練習も併せて行っていき、落ち着きが出やすいように練習していきました。興奮してしまうとパニック状態になり、人の指示が聞けない状態になってしまっていたので、指示の練習をしっかりと行っていく事で、興奮しすぎることを防ぎ、人の指示に従う楽しさや喜びを伝えていきました。指示の練習をしていく事で、人への集中力がアップしていき、お散歩中に興奮してグイグイ前に引っ張っていたのが落ち着き、人に合わせて歩ける様になりました。お散歩中に出会う犬に対しても、気にはしていても吠えずに我慢する姿が見られるようになりました。
 出張訓練では、ご家族の方々にたろ君が興奮しない様にお散歩する方法をレクチャーさせて頂きました。人に集中して楽しそうに歩いているたろ君を見て、成長を感じて頂けたようです。



担当トレーナー:市川 いおり
★担当トレーナーのコメント★
明るい性格で、とにかく人が大好き!ぴょんぴょん飛びついて落ち着きがない反面、お散歩でお外に出ると色んな物が怖くて固まってしまうコロン君でした。落ち着いて人の指示を聞けるようにする事と、お散歩トレーニングをメインに1週間お勉強を頑張っていきました。落ち着きを持たせるためにボディーコントロールや指示の練習を行っていきました。コロン君の気分次第で従う時と従わない時が出来ない様に必ず一度の指示で行動するように教えていき、人の指示をしっかりと聞ける気持ち作りと、人に褒められる喜びを伝えていきました。始めは落ち着きがなく集中も続かなったコロン君でしたが、指示に従うと良い事があると理解し始め、メキメキと集中力がついていきました。ごはんやおもちゃ、人に褒めれる事など、コロン君は好きな物・事が多かったので楽しく練習を進めていく事が出来ました。室内練習において集中力がついたため、お外でのコロン君の様子にも変化があり、今までいろいろな事に気を取られて落ち着いて歩けなかったのが、人に集中して歩く事で気にせず落ち着いて歩けるようになりました。お散歩中に出会う苦手な物はその都度慣れさせる練習をし、苦手意識を取り除いてあげる様にしました。ハウストレーニングは、ハウス自体に嫌な意識を持たせないために、ハウス内にフードを投げ入れ、自ら入って行く様に練習していきました。また、お水が飲みたくて自分から入って行く時もあったので、その都度褒めました。ハウスに入る度にご褒美がもらえる事が分かり、自分から入って行くことが増えたので、ハウスで過ごす時間も少しづつ作り、徐々に慣れていってもらう様にしました。家とは違う慣れない場所という事もあり、自分のハウスがコロン君にとって落ち着く場所になったようで、静かにハウス内で過ごす事が出来ていました。
ご家庭でもコロン君との練習を楽しんで頑張っていって頂きたいと思います☆彡




担当トレーナー:市川 いおり


名前 岡田 マキちゃん(9ヵ月) 名前 甲斐 銀君(10ヵ月)
犬種 犬種
期間
7日間コース(29年4月21日〜27日)
期間
7日間コース(29年4月6日〜12日)
相談
内容
・噛みつき
・お散歩トレーニング
・基本トレーニング
相談
内容
・トイレトレーニング
・噛みつき
・お散歩トレーニング
・基本トレーニング
★担当トレーナーのコメント★
活発で明るい性格のマキちゃんは人や他のわんちゃん達と遊ぶのが大好きでとてもフレンドリーな子です。甘噛みがあり、落ち着きがないとの相談でしつけに来てくれたマキちゃんでしたが、月齢や性格上から、原因としてエネルギーの発散不足が考えられました。一週間のしつけコースでは、お勉強で頭を使う事に加え、他のわんちゃん達と遊んだりトレーニングをしたりとたくさん体を動かし、心身共にエネルギーの発散が出来ていたため、徐々に発散不足による問題行動は落ち着いていきました。甘噛みは、運動欲求を発散させてあげる事に加え、噛んで良いもの悪いものをその都度教えて行きました。首輪の着脱の際も噛みつく行動が見られたので、その都度叱り、再度その物を見せて噛まなければ褒めるというように教えていきました。また手に少しでも歯が当たれば、遊びや構う事をやめ、マキちゃんを一人とり残すように対応していきました。マキちゃんは遊び好きで人好きであった為、噛んだら楽しい事が終わっちゃった!という関連付けが効果的でした。
一週間を通して、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習などを行う事で、人の指示をしっかりと聞ける気持ち作りをして行きました。マキちゃんの気分次第で従う時と従わない時が出来ない様にし、合わせて興奮させすぎない接し方をする事で、落ち着いていられるように教えていきました。
お散歩は、お外の環境でもこちらの呼びかけに対して反応が出来ていたので、声かけをしながら人に集中して歩けるように練習していきました。引っ張ったり、前に出るようなときにはリードを引いて促したり、引っ張る前に名前を呼んで意識を人に戻させました。左側について歩けている時によく褒めて、人と歩くのは楽しいんだよー!というように教えていきました。
マキちゃんの運動欲求を満たせるような生活を目指して頂き、指示の練習なども継続して 頑張って行って下さい♪





担当トレーナー:市川 いおり
★担当トレーナーのコメント★
元々人懐こく明るい性格の銀君ですが、いつでも自由に思い通りに振る舞いたいという気持ちがあり、気分次第でわがままさを発揮していました。気分がいい時は甘えてきますがそれ以外は人の指示を聞くという意識がなかったので、人との信頼関係や上下関係を築く練習を行っていきました。ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習などを通して人の指示をしっかりと聞ける気持ち作りと、人に褒められる喜びを伝えていきました。始めは歯を当てたり、暴れたりするなど抵抗していましたが、繰り返し練習していくことで徐々に指示に従う事が増えていきました。気分次第でやるときやらない時が出来ない様に一度の指示出しで必ず行動させるように練習していきました。
課題でもあったトイレトレーニングは、既に外派になってしまっていた銀君にとって、室内で排泄する事がなかなか難しくなっていました。排泄のタイミングを掴むためにクレートトレーニングも併せて行っていきました。見ていられない時はクレートへ入れて排泄の失敗がないようにしていきました。始めはなかなかトイレサークル内で排泄できませんでしたが、我慢の限界が来て排泄が成功してからはトイレでの成功が増えました。成功を見逃さずしっかり褒める事で定着していきました。
クレートトレーニングは、始めは入る事も嫌がっていましたが、ご褒美を使いまずはクレートに自分から入る練習や、ごはんをクレート内であげる事でクレートに良いイメージをつけていきました。始めはクレートに入れると激しく鳴いていましたが、鳴いても意味がないという事を伝えるために完全に無視するという様に対応していきました。銀君も徐々に諦める気持ちが出てきて、大人しくクレート内で休めるようになりました。メリハリのある生活をおくる事で、銀君の中でもオンオフがはっきりして指示が以前より伝わりやすくなりました。
ご家庭でもメリハリのある生活を意識して頂き、今後も練習を頑張っていって下さい!





担当トレーナー:市川 いおり