平成25年度

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名前 西山 ヨモギちゃん(4歳) 名前 川島 リク君(1歳)
犬種 チワワ 犬種 Mダックス
期間 7日間コース(26年3月2日〜9日)
※3月8日、9日の2日間は出張訓練
期間 7日間コース(26年2月2日〜9日)
※2月9日、23日の2日間は出張訓練
相談
内容
・吠えないで欲しい。(来客時、チャイムがなった時、お散歩中に人や他のワンちゃんを見た時など。)
相談
内容
・お散歩で落ち着いて一緒に歩いて欲しい。
・室内で一人になった時や来客時に吠えないで欲しい。
★担当トレーナーのコメント★
ヨモギちゃんが吠えるのは警戒心が原因と考えられました。お店では、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行い、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができます。関係作りとあわせて、吠えた時は叱り、吠えない時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事だと伝えていきました。鳴いても意味がないと伝えていくとともに、日々の練習を通じ我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。加えて一日に何度も外に出て短いお散歩を繰り返し、住宅地や小学校の横、バス通りなどを歩き、慣らしていく練習を重点的に行っていきました。
初めは自転車や歩行者、車などちょっとした刺激に対して引っ張りながら吠える事がありました。瞬時にリードを引いて横に戻し、対象物から気をそらしていきました。また、色々な物を気にして立ち止まる事がありました。軽くリードを引いたり声をかける事で意識をこちらに向けました。歩くペースを変えたり、途中で座らせるなど変化をつけながら練習もし、集中が持続するようにしました。お散歩中に人に集中して歩く事で、人や他のワンちゃんを気にして吠える事の予防につながります。また吠えずにいられた時や止まらずにすれ違えた時も良く褒めて何が良い事なのかを伝えていきました。
出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールの練習から行って頂きました。起き上がろうとする事はなく、やり始めから力が抜けていたので良く褒めて頂きました。声をかけ、優しくコミュニケーションとして行って頂き、力が抜けるまで練習しました。指示の練習は、「お座り」「伏せ」「待て」「ついて」「おいで」の5つの言葉を練習しました。ヨモギちゃんの気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。また、チャイムを鳴らし、吠えるかどうかの確認と練習を行なった所、吠えずに我慢できたので良く褒めました。お散歩では興奮からか最初は引っ張りがあったので、リードを引いて頂き、飼い主さんを意識して歩くように声をかけていきました。いつものコースを歩きながら人や車、犬などとすれ違いの練習を行ないました。トランクをガラガラと引いている音やお散歩中のワンちゃんに対して吠えたので叱って頂きました。2日目には今まで避けていたという大きな公園や駅前の商店街、駅の中、ペットショップの中などを歩きました。公園で散歩中の犬、遊んでいる家族連れ、駅付近の人ごみの中を引っ張ったり遅れたりせずに歩き、吠えも2日目はありませんでした。以前には吠えていたシチュエーションを全てクリアし、ペットショップの中でも大きなぬいぐるみや子猫、吠えている子犬を見ても一切吠える事はありませんでした。そんなヨモギちゃんを見て、飼い主さんも「吠えないなんて信じられない。別の犬みたいで驚いた、すごく変わった。これからは憧れだったカフェや公園でのお散歩もできる」と驚き、喜んで下さいました。ヨモギちゃんは
1週間のお勉強をとても良く頑張ってくれました。これからも継続して無理せずに頑張っていきましょう!

担当トレーナー:井上はるな
★担当トレーナーのコメント★
リク君が吠えるのは警戒心が原因の場合と、要求吠えの2つパターンが考えられました。お店では、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行い、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができますし、家族の中での自分の位置を明確に理解させる事ができます。関係作りとあわせて、吠えた時は叱り、吠えない時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事だと伝えていきました。要求で鳴いた時は無視するか叱り、リク君の要求には応えないようにしました。鳴いても意味がないと伝えていくとともに、日々の練習を通じ我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。
お散歩は出だしで飛び出そうとしたり、色々なものに気をとられてふらふらと一定せずに歩こうとする癖がありました。飛び出したり、離れようとしたりする時にリードを引きながら立ち止まる事でリク君の思い通りに歩けない事を教えました。歩くペースを変えたり、途中で座らせるなど変化をつけながら練習し、リードを持っている人への集中が持続するようにしました。これにより、色々なものに気を取られて興奮し、引っ張る事の予防につながります。また、落ち着いて横を歩いていたり、見上げたりした時は良く褒めて何が良い事なのかを伝えました。
出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールの練習から行って頂きました。初めから力が抜けていたので褒めて頂きました。指示の練習は、「お座り」「伏せ」「待て」「ついて」「おいで」の5つの言葉を練習しました。リク君の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。1日目は室内で基本的な内容を確認していきました。少し位置がずれたり、反応が悪かった時などは直して頂き、どなたが指示を出してもしっかりと集中して指示を聞く事が出来るように練習を行いました。2日目には実際のお散歩コースを歩き、確認をしていきました。お散歩中の他のワンちゃんや遊んでいる子供などに反応したり、興奮して早足になってきたりしたのでしっかりと対処して頂きました。途中で立ち寄った広場で改めて「ツイテ」や「オスワリ」などの基本トレーニングを飼い主様に持って頂いて行ない、落ち着いてできるようになるまで練習しました。
家に戻ってから、サークルに入れて、部屋を出ると要求吠えをしました。叱る為に声をあげたり、姿を見せるとより興奮するリク君ですので、音で叱りました。呼んでも誰も来る事はなく、不快な音がなるという流れを学習させます。何度か繰り返すと部屋を出てから吠え出すまでの時間が長くなってきました。吠えていない時に部屋に戻り、良く褒めてサークルから出して練習を終わりました。
1週間のお勉強を頑張ったリク君を見て、飼い主さん達も「落ち着きが出てきて、こちらを見るようになった。これからも頑張りたい」と意欲を燃やして下さいました。ご家族が一丸となって協力し合い、継続した練習を行なっていく事で定着し、リク君とよりよいパートナーになる事が出来ます。これからもさらなるレベルアップを目指して頑張って行きましょう。


担当トレーナー:井上はるな


名前 原チロル君(2歳)、チョコちゃん(3歳) 名前 菊地 パピ君(2歳)
犬種 チロル君…チワワ、チョコちゃん(MIX) 犬種 パピヨン
期間 7日間コース(26年1月15日〜21日)
※1月20日、21日の2日間は出張訓練
期間 7日間コース(26年1月13日〜19日)
※1月18日、19日の2日間は出張訓練
相談
内容
・吠えないで欲しい。(お散歩中に人やワンちゃんを見た時やチャイムが鳴った時、家族の姿が見えなくなった時など。)
相談
内容
・トイレトレーニング
★担当トレーナーのコメント★
2人が吠えるのは、警戒心が原因の場合と、要求吠えの2つのパターンが考えられました。お店では、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行い、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができます。関係作りとあわせて、吠えた時は叱り、吠えない時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事だと伝えていきました。要求で鳴いた時は無視するか叱り、チョコちゃんの要求には応えないようにしました。鳴いても意味がないと伝えていくとともに、日々の練習を通じ我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。加えて、お散歩中に人通りの多い道や公園、小学校の横などを歩き、人や犬などに慣らしていく練習を重点的に行っていきました。お散歩は、2人で一緒に歩けるように練習しました。吠える事はありませんでしたが、色々な物を気にして左右に歩いたり、離れたりする事がありました。軽くリードを引いたり声をかける事で意識をこちらに向けました。歩くペースを変えたり、途中で座らせるなど変化をつけながら練習もし、集中が持続するようにしました。お散歩中に人に集中して歩く事で、人や他のワンちゃんを気にして吠える事の予防につながります。また吠えずにすれ違えた時に良く褒めて何が良い事なのかを伝えていきました。
出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールの練習から行って頂きました。2人とも起き上がろうとソワソワしたので力が抜けるまで声をかけながら抑えて頂きました。マズルコントロールは、スムーズに力が抜けたので褒めて頂きました。指示の練習は、「お座り」「伏せ」「待て」「ついて」「おいで」の5つの言葉を練習しました。2人の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていくとともに、人の言葉に耳を傾け、自ら考える癖を付けるように学習を進める事が出来ます。お散歩は2頭引きで行きました。途中興奮し、チロル君が前に出る事があったのでリードを引いて注意を促して頂きました。ワンちゃんに会った時にチョコちゃんが吠える事があったので、リードを引き、声で叱って行きました。すぐに気持ちを切り替えて落ち着いてお散歩を再開する事が出来ました。お座りも反応が良かったです。以前には吠えていたシチュエーションでも落ち着いて歩く事が出来ていました。お家の中では他に、チャイムを鳴らす、ドアをノックするなどの来客時の練習や、ハウスを使用しながら無視をしていただき、要求吠えが出ないかどうかの確認も行なっていきました。ハウスの中で吠えずに落ち着いた所で声をかけて頂いたり、ハウスから2人を出したり、という事を行なっていきました。2人とも良く出来ていました。常に飼い主さんの側にいられて、かまってもらえるわけではなく、時には我慢しなければいけない時もあるという事を覚えてもらうための練習法です。徐々に飼い主さんと距離を置き、かまう時とかまわない時のメリハリをしっかりとつける事で離れた時に不安で吠える事の抑制へと繋がります。
チロル君とチョコちゃんは1週間のお預かりでたくさんの事をお勉強しました。継続して飼い主さんと一緒にトレーニングを行なう事によって更なる関係性の強化とレベルアップができます。これからも頑張りましょう!


担当トレーナー:井上はるな
★担当トレーナーのコメント★
トイレトレーニングは、成功を増やし、失敗を減らす事で定着させていきます。そのため、パピ君の様子を見る事ができない時は、ケージに入れて失敗しないようにしていきました。トイレの上でオシッコを成功したら褒め、トイレの上でする事がとても良い事だと伝えていきました。最初はトイレに連れて行ってもなかなかオシッコをしませんでしたが、トイレをしたら褒めてもらえると分かってくると徐々に回数が増え、ケージから出た時に自分からトイレに向かっていく様子も見られるようになりました。
トイレトレーニングと合わせて、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を行い、人との信頼関係・上下関係も築いていきました。ボディコントロールとマズルコントロールは、少し力が入る事があるので押さえながら続け、力が抜けて受け入れるようになるまで練習しました。繰り返し練習を続けていくと、上の者から守らているという安心感から、仰向けのままリラックスしてウトウトする様子も見られるようになりました。指示の練習は、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。パピ君の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。1週間の練習で徐々に成功率・集中力が増し、よりステップアップした内容もできるようになってきました。
出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールの練習から確認していきました。ボディコントロールは、少しソワソワする事があったので押さえて頂きましたが、スムーズに力が抜けました。マズルコントロールは、手をかけて抵抗しやすかったので押さえながら練習して頂きました。受け入れるまで練習を続けていき、諦める気持ちや我慢する気持ちも作っていきました。指示の練習は、ついてはリードを引いて頂く事もありましたが、飼い主さんに合わせて歩く事ができました。お座りは、反応が悪い事があったので、おしりを押して促して頂きました。真横からずれたり、座った直後に立った時も直して頂き、成功するまで練習しました。待ては、動かなかったら褒め、動いた時は直しながら練習していきます。2日間の練習で徐々に刺激・誘惑を強くしていき、どの練習も成功するまで行っていきました。伏せは、反応が良かったです。近い距離で練習した時も、離れた場所から指示して頂いた時も、スムーズに成功しました。おいでは、リードをつけて立った姿勢で呼ぶ練習から確認していきました。反応が良く、すぐに飼い主さんのところまで行きました。正面まで来たらお座りさせますが、これも反応が良かったです。ノーリードで練習して頂いた時も反応が良かったのですが、正面からずれやすかったので直して頂きました。成功するまで練習しました。お散歩は、真横からずれた時はリードを引いて頂き、良い状態が続くまで練習しました。Uターンしたり歩くペースを変えて変化をつけて頂いた時は、合わせて歩く事ができました。お座りは指示でしなかったので、おしりを押して促して頂きました。真横からずれた時も直して頂き、成功したところで練習を終わりにしました。
パピ君は1週間のお預かりでたくさんの事をお勉強していきました。練習中も、大好きな飼い主さんにたくさん褒めてもらえて、とても嬉しそうにしていました。


担当トレーナー:越井雄也


名前 八木 ラッキー君(1歳) 名前 小西 コロ君(10ヵ月)
犬種 トイプードル 犬種 トイプードル
期間 7日間コース(26年1月6日〜12日)
※1月11日、12日の2日間は出張訓練
期間 7日間コース(25年12月9日〜15日)
※12月14日、15日の2日間は出張訓練
相談
内容
・お散歩ですれ違う人やワンちゃんに吠えないで欲しい。
・引っ張りや拾い食いをしないで欲しい。
・インターホンに吠えないで欲しい。
相談
内容
・室内で一人になった時や来客時に吠えないで欲しい。
・お散歩ですれ違う人やワンちゃんに吠えないで欲しい。
・引っ張りや拾い食いをしないで欲しい。
★担当トレーナーのコメント★
ラッキー君が吠えるのは警戒心が原因と考えられます。お店では、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行いました。指示の練習はちくわ君の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。以上のようにして人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができますし、家族の中での自分の位置を明確に理解させる事ができます。関係作りとあわせて、吠えた時は叱り、吠えない時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事だと伝えていきました。
お散歩は、吠える事はありませんでしたが、時々前に出ようとしたり、離れようとする事がありました。軽くリードを引いたり声をかける事で意識をこちらに向けました。歩くペースを変えたり、途中で座らせるなど変化をつけながら練習もし、集中が持続するようにしました。お散歩中に人に集中して歩く事で、人や他のワンちゃんを気にして吠える事の予防につながります。また吠えずにいられた時や止まらずにすれ違えた時も良く褒めて何が良い事なのかを伝えていきました。お預かりして練習していく中で理解がしっかりと進み、後半にはリードを持っている人に対してしっかりと意識を向け、終始落ち着いて歩く事が出来るようになりました。
出張訓練では、お散歩の練習から確認していきました。出だしで興奮し、吠え、引っ張ったのでリードを引き、叱りました。その後は落ち着く事が出来ました。いつものお散歩コースを歩いて頂き、リードの持ち方、指示や褒める時のタイミングなどを確認していきました。走って引っ張っていた坂道や子供が多く遊んでいて大興奮し、吠える事もあった公園横、以前にはあまり行かなかったという駅付近などを歩きました。リードを持っていないご家族の方の方へ行きたがったり、興奮したりする場面もありましたが、しっかりと対処して頂き、落ち着いていたり反応せずにやり過ごせたりした部分は良く褒めて頂きました。お家の中ではボディコントロールとマズルコントロールの練習を行って頂きました。力が抜けていてじっとしていられたので良く褒めて頂きました。指示の練習では反応が悪い時があったので手で促すなどしてしっかりとやりきらせるようにして頂きました。
休憩している時に付いて回り、要求吠えする事がありましたが、無視をして頂くようにし、諦めさせました。チャイムを鳴らし、吠えるかどうかの確認と練習も行っていきました。興奮し、吠えたのでリードを引き、音を鳴らして叱っていきました。ハードキャリーの中に入りたがらない事もあるという事で、出し入れの練習も行なっていきました。キャリーはラッキーのテリトリーではないという事を教えるためにリードを付け、指示で出入りする練習法、また出来た時にはしっかりと褒める事をお伝えしていきました。
1週間のお勉強を頑張ったラッキー君を見て、飼い主さん達も「姿勢が良くなって落ち着いて歩いている」「感動!」と喜んで下さいました。この状態を維持し、さらなるレベルアップを目指してこれからも頑張って行きましょう。継続して行なう事でラッキー君とご家族の関係性も更に良好なものになっていきます!

担当トレーナー:井上はるな
★担当トレーナーのコメント★
コロ君が吠えるのは警戒心が原因の場合と、要求吠えの2つパターンが考えられました。お店では、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行い、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができますし、家族の中での自分の位置を明確に理解させる事ができます。関係作りとあわせて、吠えた時は叱り、吠えない時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事だと伝えていきました。要求で鳴いた時は無視するか叱り、コロ君の要求には応えないようにしました。鳴いても意味がないと伝えていくとともに、日々の練習を通じ我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。
お散歩は、吠える事はありませんでしたが、地面の匂いを嗅ぎたがりました。軽くリードを引いたり声をかける事で意識をこちらに向けました。歩くペースを変えたり、途中で座らせるなど変化をつけながら練習もし、集中が持続するようにしました。お散歩中に人に集中して歩く事で、人や他のワンちゃんを気にして吠える事の予防につながります。また吠えずにいられた時や止まらずにすれ違えた時も良く褒めて何が良い事なのかを伝えていきました。
出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールの練習から行って頂きました。手をかけたり足を突っ張るなどして全体に力が入り、抵抗していました。声をかけながらしっかりと押さえて頂き、力が抜けるまで練習しました。指示の練習は、「お座り」「伏せ」「待て」「ついて」「おいで」の5つの言葉を練習しました。コロ君の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。1日目は室内及び家の前の私道で基本的な内容を確認していきました。少し位置がずれたり、反応が悪かった時などは直して頂き、どなたが指示を出してもしっかりと集中して指示を聞く事が出来るように練習を行いました。2日目には実際のお散歩コースを歩き、刺激や誘惑物があってもしっかりと落ち着いて歩けるかどうか確認をしました。以前には興奮して引っ張ったり吠えていたりしたシチュエーションでも落ち着いていて、やり過ごす事ができました。
サークル内で休憩している時に要求吠えする事がありましたが、叱るとすぐに諦めて静かになりました。チャイムを鳴らす、階段を上り下りする、階下でテレビの音や会話が聞こえるなどの状況下で吠えるかどうかの確認と練習も行っていきました。いずれの場合も吠えずに我慢できていたので、音を立てたしばらく後に側に行き、褒めて頂きました。ハードキャリーの中にいる時に怒る事もあるという事で出し入れの練習も行なっていきました。キャリーはコロ君のテリトリーではないという事を教えるためにリードを付け、指示で出入りする練習法と叱る方法、また出来た時にはしっかりと褒める事をお伝えしていきました。
1週間のお勉強を頑張ったコロ君を見て、飼い主さん達も「落ち着いて良い子になったし、こちらをよく見るようになった。何よりコロ君が楽しそうなのが嬉しい」と喜んで下さいました。この状態を維持し、さらなるレベルアップを目指してこれからも頑張って行きましょう。

担当トレーナー:井上はるな


名前 沼尻 ちくわ君(1歳) 名前 臼田 奈々ちゃん(1歳)
犬種 MIX 犬種 チワワ
期間 7日間コース(25年12月9日〜15日)
※12月14日、15日の2日間は出張訓練
期間 7日間コース(25年11月18日〜24日)
※11月23日、24日の2日間は出張訓練
相談
内容
・トイレトレーニング
・基本的な指示ができるようになって欲しい。
・トイレや靴下をかじってイタズラしないで欲しい。
・同居犬が吠えた時につられて吠えないで欲しい。
相談
内容
・吠えないで欲しい。(サークルの中にいる時、チャイムがなった時、お散歩中に人や他のワンちゃんを見た時など。)
★担当トレーナーのコメント★
トイレトレーニングは、成功を増やし、失敗を減らす事で定着させていきます。そのため、ちくわ君の様子を見る事ができない時やトイレをしやすいタイミングの時には、お預かりしたケージに入れて失敗しないようにしていきました。トイレの上でオシッコやウンチを成功したら褒め、トイレの上でする事がとても良い事だと伝えていきました。
1週間お預かりしながら、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。指示の練習はちくわ君の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。1週間の練習で徐々に成功率・集中力が増し、よりステップアップした内容もできるようになってきました。
お預かり中に、目の前に落としたティッシュをかじってイタズラする事があったので、叱ってやめさせました。その後にティッシュを拾って見せてもイタズラしない時は褒め、何が良い事で何が悪い事なのかを伝えていきました。
ちくわ君は、同じお家のワンちゃんにつられる以外にも、警戒心が原因で吠える事も考えられました。ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行い、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができます。お店でお預かり中には、他のスタッフの出入りや業者さんがお店に来た時に吠える事がありました。関係作りとあわせて、吠えた時は叱り、吠えない時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事だと伝えていきました。
出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールの練習から確認していきました。ボディコントロールは、少しソワソワしたり、手を放した時に起き上がろうとする事があったので押さえて頂き、力が抜けるまで練習しました。マズルコントロールは、やり始めから力が抜けていました。指示の練習は、反応が悪い時は促して頂きながら、どの練習も成功するまで練習しました。褒めて頂いた時に動きやすかったのですぐに直して頂き、次の指示を出したり、解除するまではジッとさせて落ち着きを持てるようにしていきました。練習の合間にケージ内のトイレの上で、オシッコやウンチを成功する事ができたので、褒めて頂きました。出張訓練中にイタズラする事はありませんでした。チャイムを鳴らした時に同じお家のワンちゃんが吠えましたが、ちくわ君は吠えなかったので褒めて頂き、吠えない事は良い事と伝えていきました。お散歩は、真横からずれた時はリードを引いて合わせて歩くように練習して頂きました。徐々に集中力が上がり、Uターンして変化をつけて頂いた時を含めて、しっかりと合わせて歩けるようになりました。お座りは反応が悪かったので、おしりを押して促して頂きました。真横から大きくずれたり、褒めた時に立った時も直して頂き、成功するまで練習していきました。
ちくわ君は1週間のお預かりでたくさんの事をお勉強していきました。お母さんも成長したちくわ君の姿を見て、「大人になった。お利口になった。」と喜んで下さいました。


担当トレーナー:越井雄也
★担当トレーナーのコメント★
奈々ちゃんが吠えるのは警戒心が原因の場合と、要求吠えの2つパターンが考えられました。お店では、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行い、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができます。関係作りとあわせて、吠えた時は叱り、吠えない時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事だと伝えていきました。要求で鳴いた時は無視するか叱り、奈々ちゃんの要求には応えないようにしました。鳴いても意味がないと伝えていくとともに、日々の練習を通じ我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。加えて、お散歩中に人通りの多い道を歩き、人や自転車などに慣らしていく練習を重点的に行っていきました。
お散歩は、吠える事はありませんでしたが、色々な物を気にして立ち止まる事がありました。軽くリードを引いたり声をかける事で意識をこちらに向けました。歩くペースを変えたり、途中で座らせるなど変化をつけながら練習もし、集中が持続するようにしました。お散歩中に人に集中して歩く事で、人や他のワンちゃんを気にして吠える事の予防につながります。また吠えずにいられた時や止まらずにすれ違えた時も良く褒めて何が良い事なのかを伝えていきました。
出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールの練習から行って頂きました。起き上がろうとする事はありませんでしたが、全体に力が入り、緊張していました。声をかけ、優しくコミュニケーションとして行って頂き、力が抜けるまで練習しました。指示の練習は、「お座り」「伏せ」「待て」「ついて」「おいで」の5つの言葉を練習しました。奈々ちゃんの気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。1日目は基本的な内容を確認し、2日目には同じお家のワンちゃんがお部屋にいる状態で、よりステップアップした内容も練習しました。もう1人が近くにいても、飼い主さんの指示を落ち着いて聞けるようになりました。サークル内で休憩している時に要求吠えする事がありましたが、叱るとすぐに諦めて静かになりました。チャイムを鳴らす、ドアをノックする、廊下を歩く、など来客時の練習も行っていきました。ノックや廊下の足音などには吠えずに我慢できていましたが、チャイムには吠える事があったので叱りました。その後に何度か鳴らしましたが吠えずにいられたので褒めて頂きました。お散歩は、飼い主さんの真横からずれたり、立ち止まる事はなく、しっかりと飼い主さんの事を意識して歩けていました。速度を変えたり進行方向を変えたりしても問題なく歩けていたので良く褒めて頂きました。お座りも反応が良かったです。お散歩中に人通りの多い駅、ワンちゃんとすれ違いやすい公園付近、住宅地などを歩きました。以前には吠えていたシチュエーションでも落ち着いていて、1度も吠える事無くやり過ごす事ができました。
1週間のお勉強を頑張った奈々ちゃんを見て、
飼い主さんも「すごく変わった、表情も柔らかくなった」と喜んで下さいました。
この状態からさらなるレベルアップを目指してこれからも頑張って行きましょう。

担当トレーナー:井上はるな