名前 | 江尻 ペコちゃん(5ヵ月) | 名前 | 甲斐 ララちゃん(1歳) |
犬種 | トイプードル | 犬種 | Mダックス |
期間 | 7日間コース(27年12月15日〜21日) |
期間 | 7日間コース(27年11月30日〜6日) |
相談 内容 |
・基本トレーニング ・お散歩トレーニング |
相談 内容 |
・基本トレーニング ・お散歩トレーニング |
★担当トレーナーのコメント★ ペコちゃんはまずは基本トレーニングを通して人間とのかかわり合いを教えていきました。ペコちゃん自身は人間も犬も大好きですが、そこにはルールや礼儀といったものが存在しておらず、ただ単に突っ込んでいくといった感じでした。スワレ、フセ、マテなどの基本的なコマンドを教えていく過程で、人間のコマンドに従うとペコちゃんにとって良い事が起こり、いたずらなどをすると悪いことが起こるといったことを、しっかりとメリハリをつけながら教えていきました。始めは楽しいばかりでトレーニングをやっていたペコちゃんも、トレーニングが進むにつれしっかりと人間の顔を見ながらコマンドに従う事ができるようになりました。 他の犬との関わり合いでは、ペコちゃんの勢いが強すぎて他の犬に引かれてしまう事が多々ありました。サークルの中でしっかりと叱ってくれる犬と一緒に遊ばせ、他の犬から叱られることによってペコちゃん自身に理解してもらうように促しました。トレーニングが終了するころにはお友達も上手に作ることができるようになり、楽しそうに遊んでいました。 お散歩では大きな音のする車やバイクなどが近くを通ると尻込みしてしまいます。ペコちゃんの恐怖心をまずは取り除くために抱っこをしながら車通りの多い道を歩きながら車などの音に慣らしていきました。駅前の広場では色んな人に触ってもらうようにし老若男女に慣らしていきました。ペコちゃんが尻込みして立ち止まってしまった時には、姿勢を低くして明るい声でペコちゃんの名前を呼びこちらに来るように促しました。なるべくペコちゃんのテンションを上げるようにしお散歩は楽しいというイメージを付けるようにしました。 出張トレーニングでは家族の方と一緒にボディコントロールの練習、お散歩の練習をメインに行いました。ボディコントロール中にお母さんの手を甘噛みする事がありました。しかし、数分もすると諦めの表情が見え始めウトウトしながら脱力していました。お散歩ではいつも行くお散歩コースを何度も往復し飼い主様と一緒に歩く安心感を飼い主様と一緒にペコちゃんに教えました。少しびくびくしたところが見受けられる時もありましたが、ペコちゃんはお父さんとお母さんと一緒に楽しそうに歩いてくれました。 ペコちゃんは1週間のお勉強を良く頑張りました!まだ仔犬ですのでこれからも色々な刺激を体験させ、社会性を育んでいってあげて下さい。指示の練習も落ち着きを保つ上で大切です。様々なシチュエーションで飼い主様も一緒に楽しみながら練習を行ない、定着させるようにしていきましょう。優しさの中にも厳しさをもって穏やかな家庭犬となってもらえるように頑張っていきましょう! 担当トレーナー:堀池 新 |
★担当トレーナーのコメント★ ララちゃんは人間大好きな笑顔の素敵な女の子です。シッポをおもいっきり振りながら人に甘えてきてくれます。その反面、人から離れるのがちょっと苦手で常に人を探してしまいます。甘えるだけでも十分魅力的なララちゃんですが、ララちゃんの精神的成長を促すために今回のトレーニングでは自立を促すことにしました。大勢の犬に囲まれた経験の少ないララちゃんはフリースペースで犬に囲まれ、始めは困惑気味で他の犬が挨拶に来てもその犬から遠ざかってしまいます。まずは大人しい犬と一緒にし犬という存在に慣れさせるようにしました。犬に対して恐怖心も薄れ始めてきたので遊び好きの犬と同じ空間に出すようにしました。遊び好きな犬に誘われても上手に誘いに乗ることはできませんは同じ空間で落ち着いて過ごせるようにはなりました。 膝の上で仰向けにしリラックスさせながらコミュニケーションを取るボディーコントロールではなかなか力を抜くことができず、始めはずっと暴れていました。ララちゃんは少し頑固なところがあるのでなかなか諦めませんでした。ララちゃんが暴れて時には離さないようにし諦めて脱力してから開放するようにしました。何度も繰り返すうちに脱力するまでの時間が短くなり、膝の上でウトウトできるまでになりました。 お散歩では外の様々な音に反応してすぐにびっくりします。出来るだけ人や車などの交通量が多い道を選んで歩くようにしました。後ろからくる自転車や大きな音のするバスやトラックに敏感に反応していたので交差点でララちゃんに様子を観察させ、ララちゃん自身で理解し納得させるようにしました。少しずつですが慣れが見えてきたので駅前の広場まで行き人がたくさん往来するそばでトレーニングを行い、集中力を養いました。 基本コマンドのトレーニングでは特に招呼(コイ)の練習を重点的に行いました。ララちゃんは人への意識は大変ありますが、途中にララちゃんの苦手なものがあると、呼ばれても途中で諦めてしまいます。まずはしっかりと名前を呼ばれたら必ず人の元へ来るという意識をしっかりと付けてから、少しずつ難易度を上げていき、途中に障害物が合っても来られるように練習を行いました。 出張トレーニングでは飼い主様と一緒にお散歩トレーニングを行いました。飼い主様の前では少し強気になりララちゃんは自由に歩こうとしてしまいました。お散歩ではルールが有ることを飼い主様にお伝えし飼い主様からララちゃんに伝えていただくようにしました。始めは飼い主様もララちゃんも戸惑っている様子でしたが回数をこなすうちに徐々にお散歩のルールが明確になっていきスムーズにお散歩できるようになっていました。 一週間のトレーニングでララちゃんは様々な経験をできたと思います。まだまだララちゃんは成長途中です。これからも様々な経験をさせてあげてください。 担当トレーナー:堀池 新 |
名前 | 村野 シェリ君(1歳) | 名前 | 中野 マロン君(1歳) |
犬種 | MIX | 犬種 | トイプードル |
期間 | 7日間コース(27年11月5日〜11日) ※11月14日、21日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(27年7月20日〜26日) ※7月25日、26日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・人に対して咬まないで欲しい。 ・チャイムに吠えないで欲しい |
相談 内容 |
・チャイムやワンちゃん、人を見て吠えないで欲しい。 ・お散歩中に踏ん張らずに歩いて欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ シェリ君はとても元気いっぱいで人も遊ぶのも大好きな男の子でした。シェリ君が咬む原因の一つに我慢ができない事が一緒に遊んでいるうちにわかりました。体の嫌な部分を触られると、初めは軽く歯を当てきますが、さらに触り続けると本気の攻撃の噛みになってきます。自分に対して嫌な事には我慢をせず、すぐに反抗してしまいます。まずは人に触られる事に慣れることと、シェリ君が苦手な部位を触られても我慢ができるようにタッチングのトレーニングを行いました。体のいろいろな部分を触り、我慢ができたらしっかりと褒めてあげ、少しでも反抗的な態度を見せたら叱るようにしました。時にはおやつを使いながら行って良い事といけない事を明確にし、シェリ君が理解しやすいようにトレーニングを行っていきました。 人間の膝の上で仰向けにするボディーコントロールではやり始めは暴れたり咬もうとしたり始めはしていましたが、諦めるまでボディーコントロールを続け、諦めてから開放しました。毎日行うことで諦めることを教えました。ボディーコントロール中にも体を触り、特に犬の嫌がる足先、尻尾の先、口などを重点的に触るようにし、人に触れられる事に慣らしていきました。 お散歩ではとても楽しそうに歩いてくれますが、シェリ君の行きたい方向に自由に歩こうとするので、しっかりとお散歩の時のルールを決めシェリ君にお散歩のルールを伝えました。 出張訓練ではご家族の皆さんに協力して頂きながら興奮させない方法、歯が出た時の対処法、チャイムに吠えた時の対処法、お散歩の行き方のレクチャーをさせて頂きました。ご家族の方と遊ぶ時にシェリ君は特に興奮しやすくなっていましたので、興奮した時には遊ぶのをやめ、冷静になったらまた遊ぶようにして頂きました。遊びのルールをお伝えしたあとはみなさん上手に遊べるようになりシェリ君が歯を当てることはありませんでした。 来客に対する吠えは、チャイムの音ではなく、門のロックが開く音に反応し吠え始めていました。そこで天罰缶を用いて音で対処するようにしました。シェリ君が門の音に反応し外の様子に集中し始めたら天罰缶を鳴らし注意を与え、吠えると嫌な音がなることを教えました。 お散歩では飼い主様がリードを持つと好き勝手に歩こうとするので、リーダーウォークを使いながら公園で一緒にトレーンングを行いました。始めは飼い主様は上手く出来ませんでしたが、回数を重ねるほどに上手になられ、シェリ君をしっかりコントロールができるようになりました。小学生がサッカーをしている公園の中を通ってもしっかりと飼い主様の方を意識し、引っ張らずに上手に歩くことができました。 一週間のトレーニングでシェリ君は我慢をする、やって良い事悪い事を覚えてくれました。飼い主様と上手に遊べるようになってとても楽しそうな表情をシェリ君は見せてくれました。 担当トレーナー:堀池 新 |
★担当トレーナーのコメント★ マロン君が吠えるのは、警戒心が主な原因でした。お店ではボディコントロールとマズルコントロール、指示の練習を行い、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、吠える原因となる警戒心を和らげていく事ができます。また、今までの経験や学習から関係作りだけでは不十分な面も出てきます。吠えた時は叱り、吠えない時には褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事だと伝えていきました。また、お預かり中に触れ合いを通じてワンちゃんに慣れるようにしました。自分から匂いを嗅ぎに行く姿も見られるようになり、周りにワンちゃんがいてものんびり過ごせるようになりました。たまに要求で鳴く事もあったので、その時は、無視するか叱り、要求には応えないようにしていきました。鳴いても意味がないと伝えるとともに、日々の練習を通じて我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。 マロン君は、室内で歩く練習をしている時も踏ん張って歩かず、頑固な面が見られました。踏ん張ってもリードを引いたり屈んで声をかけて自分から歩くように促し、歩き始めたら声をかけて褒めて練習しました。徐々に人について歩く事が楽しいという気持ちができてきて、止まらずに楽しく歩けるようになりました。その流れでお散歩に行くと、外でも止まらずに歩く事ができました。また、途中でUターンしたり歩くペースを変える、お座りさせるなど変化をつける事で集中が持続するようにし、人やワンちゃんを気にして吠える事の予防につなげていきました。 出張訓練の練習は、ボディコントロールは起き上がろうとしたり甘噛みする事があったので、すぐに押さえて頂きました。力が抜けてきたらお腹をなでて褒めて頂き、手を放してもジッとできるようになるまで練習しました。マズルコントロールも力が入ったり手をかけて抵抗する事があったので、押さえて頂きました。力が抜けて受け入れるようになるまで練習しました。指示の練習は、お店で練習してきた「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を確認していきました。マロン君の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。反応が悪い時は促して頂きながら、どの言葉も成功するまで練習していきました。徐々に飼い主さんに対する集中力が上がってきて、落ち着いて指示を聞けるようになってきました。ついては、少し止まる事がありましたが、リードを引いて促して頂くと歩き始め、頑固な面はあまり見られませんでした。良い状態になるまで練習していきました。チャイムを鳴らした時に吠えたので叱って頂きました。吠えない時は褒めて頂き、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事と伝えていきました。すぐに理解し、褒める機会がどんどん増えていきました。 1週間のお勉強を頑張ったマロン君を見て、飼い主さんも喜んで下さいました。マロン君も大好きな飼い主さんにたくさん褒めてもらえて、とても嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 足立 まめ君(4歳) | ||
犬種 | ノーフォークテリア | ||
期間 | 7日間コース(27年6月11日〜17日) ※6月16日、17日の2日間は出張訓練 |
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相談 内容 |
・チャイムやサイレン、ワンちゃんの声がした時などに吠えないで欲しい。 ・お散歩中にバイクやワンちゃんを見て吠えたり、飛びかかろうとしないで欲しい。 ・興奮している時や寝ている時に触った時などに、噛まないで欲しい。 |
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★担当トレーナーのコメント★ まめ君が吠えるのは、警戒心が原因の場合と、要求吠えの2つのパターンが考えられました。お店ではボディコントロールとマズルコントロール、指示の練習を行い、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、原因となる警戒心を和らげていく事ができます。また、吠えた時は叱り、吠えない時には褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事だと伝えていきました。要求で鳴いた時は、無視するか叱り、要求には応えないようにしていきます。鳴いても意味がないと伝えるとともに、日々の練習を通じて我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。 お散歩は、前に出たり集中が切れた時は、リードを引くかUターンして意識をこちらに向けるようにしました。歩くペースを変えたり、途中で止まってお座りさせるなど変化をつけて練習し、集中が持続するようにしていきました。お散歩中に集中して歩くように練習する事で、バイクやワンちゃんを気にして吠える事や飛びかかる事の予防につながります。 出張訓練ではボディコントロールとマズルコントロールの練習から確認して頂きました。ボディコントロールもマズルコントロールも力が入ったり、噛もうとする事があったので押さえて頂きました。力が抜けてくるまで練習しました。指示の練習は、お店で練習してきた「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を確認していきました。まめ君の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。促す時や待てずに動いたのを直そうとした時に、わがままで噛もうとする事があったので叱って頂きました。その後も成功するまでしっかりと練習し、噛んでも意味がないと伝えるとともに、飼い主さんの言葉を落ち着いて聞けるようにしていきました。ケージに入れてお部屋から出た時に鳴いたり、フリーにしている状態で階段から降りる時に吠えたり噛む事がありました。吠えたり噛んだ時は叱り、鳴いている時は諦めるまで無視し、鳴いたり噛んだりしても自分の要求は通らないと伝えていきました。諦めて静かにしている状態が続いてから側に行くようにしました。2日目にも同じ状況で練習しましたが、噛む事はなくなり、要求も諦めが早くなりました。チャイムを鳴らした時やインターホンを取って頂いた時に吠えたり興奮して噛む事があったので、叱って頂きました。吠えない時は褒めて頂き、良くなってくるまで練習しました。お散歩は興奮しやすかったので、リードを引いて合わせて歩くように促しながら練習して頂きました。Uターンしたり歩くペースを変えて変化をつけながら、繰り返し練習を続けていくと、徐々に合わせる事が増えてきました。ワンちゃんに1度吠えたので叱りましたが、その時以外はワンちゃんやバイクを見たり、すれ違っても吠えずにいたので褒めて頂きました。 まめ君は1週間のお預かりでたくさんの事をお勉強していきました。今後もご家庭で継続して練習して頂けると、更に定着していくと思います。 担当トレーナー:越井雄也 |