平成26年度

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  〜平成26年度〜  〜平成27年度〜 〜平成28年度〜 〜平成29年度〜 〜平成30年度〜


名前 玉田エマちゃん(4か月) 名前 川縁スフレちゃん(4か月)
犬種 MIX 犬種 Mダックス
期間 7日間コース(27年3月22日〜29日)
※3月29日、30日の2日間は出張訓練
期間 7日間コース(27年3月7日〜14日)
※3月13日、14日の2日間は出張訓練
相談
内容
・お散歩で一緒に歩いて欲しい。
・家の中で興奮して、噛まないで欲しい。
相談
内容
・基本的な指示を覚えて欲しい。
・社会性を身につけて欲しい。
・甘噛みをしないで欲しい。
★担当トレーナーのコメント★

エマちゃんは好奇心旺盛な性格のため、お散歩中もテンションが上がりやすく、右へ左へとふらふら歩いたり、人やワンちゃんを見て集中が切れる事があったので、リードを引いて意識をこちらに向けるようにしながら練習しました。合わせて歩く事が増えてきたら、途中でUターンしたり歩くペースを変えて変化をつける練習も行い、集中力が持続するようにしていきました。お散歩中に人に集中して歩く事で、引っ張りや不意に飛び出す事を予防する事ができます。
1週間お預かりしながら「座れ」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。指示の練習はエマちゃんの気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。指示の練習を繰り返し行う事で、いつでも・どこでも・どんな状況でも人の言葉を聞けるようになり、落ち着きも出やすくなります。
お店では興奮からくる噛みつきはありませんでした。
出張訓練で
はボディコントロールとマズルコントロールの練習から確認して頂きました。ボディコントロールは、少しソワソワする事がありましたが、押さえて頂くとすぐに力が抜けました。マズルコントロールも手をかけたり顔に力が入る事があったので押さえて頂き、力が抜けてくるまで練習しました。嫌がって噛みつくことはなかったので優しく褒めて頂きました。指示の練習は、どの言葉も反応が悪い時は促して頂きながら成功するまで練習しました。繰り返し練習していく事で徐々に飼い主さんに対する集中力が上がり、よりステップアップした内容もできるようになってきました。お散歩は、飼い主さんがエマちゃんが引っ張らないようにとリードをかなり短くピンと張って持たれていたのでまずはリードの持ち方からお伝えしていきました。ゆったりと持って、引っ張ったときにだけリードで合図を送るように引くように繰り返し行っていただきました。方向転換もこまめに入れて頂いてよりエマちゃんが持ち手に集中して歩けるように練習を行いました。そしてなるべく飼い主さんがエマちゃんを気にしすぎないようにして頂きました。
2日目には1日目の復習と合わせて、家の中でのイタズラ対策や洋服の脱着の練習を行いました。テーブルや棚から気になるものを持って行った時はすぐに叱っていただく事と見ていられない時はハウスに入れるなどしていただくようにお伝えしました。洋服も脱着時に足を持たれたり、体を固定されることを嫌がって暴れたり噛もうとするので、少しずつ慣らしていけるように無理なく練習を行っていただくようにお話をしました。
エマちゃんは1週間のお勉強を良く頑張ってくれました。仔犬のエマちゃんはこれからが大事です。お家で無理せず継続して頂く事で、更に定着していきます。楽しくトレーニングをするとともに色々な経験をさせて社会性も伸ばしていけばどこにでも一緒に連れていけるよりよいパートナーとなってくれるはずです。頑張りましょう。

担当トレーナー:井上はるな
★担当トレーナーのコメント★

1週間お預かりしながら、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。今までお家でほとんど教えていなかったという事と、まだ仔犬という事で、人と一緒に何かをする事を楽しんだり、何か行動を起こした結果、大好きな人に褒めてもらえるというトレーニングの基本から教えていきました。お座りや伏せの形や指示の言葉を教え、トレーニングを嫌いにならないように、成功を重ねさせて褒めて練習していきました。すぐに慣れ、楽しく指示を覚えることが出来ました。
まだ1歳未満という事もあり集中力もあまり長くもたないので、短い練習を休憩を挟みながら何度も日に行い、必ず成功している時に終えるようにしていきました。興奮して飛びついたり、動くことが多いので、褒め方や指示の出し方に注意をしていきました。
休憩時の要求吠えも吠えた時にはかまわず、じっと静かにしている時に側に行くなどして、自分がどうすれば人がかまってくれるのかという事をスフレちゃん自身に考えてもらうようにトレーニングを進めていきました。
最初は他のワンちゃんとコミュニケーションを取れず、人の方ばかりに意識が行っていましたが、徐々にどんどんと興味が出て来て、相性の合うワンちゃんがいたこともあり、遊べるようになりました。
お散歩は特に出だしの興奮性が高いので、リードを引いたりして意識をこちらに向けたら褒め、練習をしていきました。お家では静かな住宅地の中を歩くことが多かったというスフレちゃん、公園の鳩や落ち葉、大通りの車やバイクの往来に興奮したり怖がったりしていました。まずは回数をこなして慣らすことに重点を置きました。目新しさに興奮したり怖がったりする事が少なくなってきたら、途中でUターンしたり歩くペースを変えて変化をつける練習も行い、集中力が持続するようにしていきました。
出張訓練では、お家の中でボディコントロールや指示の練習から確認していきました。指示の出し方、誘導の仕方などを実際に飼い主様にやっていただきました。どの指示に対しても意欲的に動き、しっかりと出来ていましたが褒める時に動くことが多々ありました。大げさに声をかけたり撫でて褒めようと手を近づけるとスフレちゃんは嬉しくなって「よし」といわれる前に動きます。そこで声のかけ方やタイミング、褒め方などを飼い主様にお伝えし、スフレちゃんが失敗しないように練習を行っていただきました。2日目はお散歩の練習を行いました。娘さんや、お父さんも一緒に参加して頂き、1日目の復習も兼ねて行いました。興奮することもありましたが、その都度しっかりとやり直し、褒めて楽しく終われるように指示を出して頂きました。

スフレちゃんは1週間よく頑張ってくれました!まだ仔犬ですのでこれからも色々な刺激を体験させ、社会性を育んでいってあげて下さい。指示の練習も落ち着きを保つ上で大切です。様々なシチュエーションで飼い主様も一緒に楽しみながら練習を行ない、定着させるようにしていきましょう。

担当トレーナー:井上はるな

 
名前 水越スカイ君(7か月) 名前 長谷川ステラ君(4か月)
犬種 トイプードル 犬種 トイプードル
期間 7日間コース(27年1月26日〜2月1日)
※2月1日、15日の2日間は出張訓練
期間 7日間コース(26年11月30日〜12月7日)
※12月7日、1月24日の2日間は出張訓練
相談
内容
・基本的な指示を覚えて欲しい。
・お散歩で一緒に歩いて欲しい。
・家の中で興奮して、吠えないで欲しい。
相談
内容
・お散歩で一緒に歩いて欲しい。
・家の中で興奮して、噛まないで欲しい。
★担当トレーナーのコメント★

スカイ君が吠える主な原因は警戒心だと思われました。お店では、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行い、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていきました。それに加えて、吠えた時には叱り、吠えない時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事と伝えていきました。
1週間お預かりしながら、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。スカイ君の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。最初は反応が遅い事が多かったスカイ君でしたが、練習を繰り返す事で、指示を聞く喜び、褒められる喜びが伝わり、徐々にモチベーションが上がってスムーズに成功するようになりました。
お散歩は、前に出たり集中が切れた時は、リードを引くか∪ターンして意識をこちらに向けるようにしました。歩くペースを変えたり、途中で止まってお座りさせるなど変化をつけて練習し、集中が持続するようにしていきました。お散歩中に集中して歩くように練習する事で、人やワンちゃんを気にして吠える事の予防につなげていきました。また、吠えない時はその都度声をかけて褒め、吠えない事は良い事と伝えていきました。
出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールの練習から確認していきました。ボディコントロールは、お父さんの時は大丈夫でしたが、お姉さんが行うと起き上がろうとする事があったので押さえて頂き、力が抜けて手を放してもジッとできるようになるまで練習しました。練習を続けていくと、仰向けのままリラックスする様子も見られるようになりました。マズルコントロールも手をかけて抵抗する事があったので押さえて頂き、力が抜けるまで練習しました。指示の練習は、お店で練習してきた5つの言葉を確認していきました。反応が悪い時は促して頂きながら、どの言葉も成功するまで練習していきました。たまに頑固な面も見られましたが、練習を続けていくと徐々に集中力が上がってきて、2日間でよりステップアップした内容もできるようになってきました。階段を降りる音や声に反応して吠える事はなかったので褒めました。チャイムを鳴らした時や玄関の扉を開け閉めする音で吠える事があったので、叱って頂きました。同じ状況下で吠えない時は褒めて頂き、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事と伝えていきました。お散歩は、リードを引いて頂く事もありましたが、Uターンしたり歩くペースを変えるなど、変化をつけながら練習した時を含めて合わせて歩く事ができました。お座りは反応が悪かったので、おしりを押して促して頂きました。成功したところで練習を終わりにしました。
1週間のお勉強を頑張ったらスカイ君を見て、「良い子になった!別の犬みたい。」と喜んで下さいました。スカイ君も大好きな飼い主さんに褒めてもらって、とても嬉しそうにしていました。

担当トレーナー:井上はるな
★担当トレーナーのコメント★

1週間お預かりしながら、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。今までお家ではあまりやった事がないと言う事だったのとまだ仔犬なので人と一緒に何かをするという事や、何か行動を起こした結果大好きな人に褒めてもらえるというトレーニングの基本から教えていきました。お座りや伏せの形や指示の言葉を教え、トレーニングを嫌いにならないように、成功を重ねさせて褒めて練習していきました。もともと物怖じしない性格だった為にすぐに慣れ、楽しく指示を覚える事が出来ました。
最初は他のワンちゃんとも上手にコミュニケーションが取れなかったステラ君ですが、日を重ねるとどんどんと興味が出てきて、ご挨拶も上手くなり、色々なワンちゃん達と仲良く取っ組み合って遊べるほどになりました。自分よりも体の大きなワンちゃんとも遊べるようになりました。
お散歩はとっても好奇心旺盛で、気になるものがあると駈け出したり、一定せずに左右にふらふらと歩いたりしていました。人、特に子供が大好きで見つけると大興奮でした。室内同様に「ついて」の練習を行い、前に出たり真横からずれた時は、リードを引くか声をかけて意識をこちらに向けるようにしました。落ち着いて合わせる事が増えてきたら途中で歩くペースを変えたり、お座りさせるなど変化をつけながら練習し、集中が持続するようにしていきました。アイコンタクトを取りながら楽しく一緒に歩く事が出来るようになりました。
出張訓練では、指示の練習から確認していきました。おいでやお座り、伏せなどの指示の出し方、誘導の仕方などをお伝えして実際に飼い主様にやって頂きました。どの指示に対しても楽しそうに行動していましたが、興奮しすぎてすぐに動いたり、指示を先読みしたりする事があったので、すぐに指示を出し直したり、元の体勢に戻して頂きました。小さなお兄ちゃんとお姉ちゃんに甘噛みが激しいという事で、2人にもトレーニングに参加してもらいました。お父さんやお母さんにご協力を頂きながら、手の動かし方や、褒めるときの撫で方などを伝えてステラ君が混乱しないように練習を行っていきました。トレーニングに参加してもらうことで、一緒に遊ぶお友達、という関係性から少しステップアップし、甘噛みの頻度を抑えることができます。噛みつきを叱ることも必要ですが、噛みつきを誘発するような行動の予防や関係性の変化などでも改善していく可能性があります。お散歩では一緒に歩いていた他の家族が気になって集中しきれていませんでした。刺激の少ない場所を一対一でしっかりと歩く練習を行う必要があります。加えてボディコントロールやマズルコントロール、基本的な指示の練習を継続して行い、定着させていきましょう。
ステラ君は1週間のお勉強を良く頑張りました!まだ仔犬ですのでこれからも色々な刺激を体験させ、社会性を育んでいってあげて下さい。指示の練習も落ち着きを保つ上で大切です。様々なシチュエーションで飼い主様も一緒に楽しみながら練習を行ない、定着させるようにしていきましょう。

担当トレーナー:井上はるな


名前 葉内 ななちゃん(10か月) 名前 山根 マル君(1歳)
犬種 ボストンテリア 犬種 アメリカンコッカースパニエル
期間 7日間コース(26年11月22日〜30日)
※11月29日、30日の2日間は出張訓練
期間 7日間コース(26年10月5〜12日)
※10月11日、12日の2日間は出張訓練
相談
内容
・お散歩で一緒に歩いて欲しい。
・家の中で興奮して、噛まないで欲しい。
相談
内容
・お散歩中に犬に向かって吠えないで欲しい。
・来客に対して吠えないで欲しい。
★担当トレーナーのコメント★

1週間お預かりしながら、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。指示の練習はななちゃんの気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。まだ1歳未満という事もあり集中力もあまり長くもたないので、短い練習を休憩を挟みながら何度も日に行い、必ず成功している時に終えるようにしていきました。興奮して飛びついたり、動くことが多いので、褒め方や指示の出し方に注意をしていきました。
お散歩は特に出だしの興奮性が高いので、リードを引いたりして意識をこちらに向けたら褒め、練習をしていきました。公園など気が散りやすい場所でも練習を行ない、合わせてく事が増えてきたら、途中でUターンしたり歩くペースを変えて変化をつける練習も行い、集中力が持続するようにしていきました。止まった時にお座りする練習も行いましたが、反応が悪かったのでリードを引いて注意を促しました。真横から大きくずれた時や伏せた時も直し、正しい位置を教えていきました。最初は成功するまで、定着してきたら成功が続くまで練習し徐々に時間を伸ばし成功率を上げていくようにしました。
出張訓練では、お家の中で指示の練習から確認していきました。指示の出し方、誘導の仕方などを実際に飼い主様にやっていただきました。度の指示に対しても意欲的に動き、しっかりと出来ていましたが褒める時に動くことが多々ありました。大げさに声をかけたり撫でて褒めようと手を近づけるとななちゃんは嬉しくなって「よし」といわれる前に動きます。そこで声のかけ方やタイミング、褒め方などを飼い主様にお伝えし、ななちゃんが失敗しないように練習を行っていただきました。また、飼い主様が歩くと後ろからスリッパや服の裾にじゃれて噛みつくことがあったので、大きな音を出して驚かせて気をそらす事を繰り返して頂きました。噛むと嫌な音がするが噛まずに我慢すると褒めてもらえるという事を学習させる為です。2日目はお散歩の練習を行いました。
興奮をエスカレートさせないようにまずは指示を出さずに(声をかけずに)歩いて頂き、諦めて落ち着いて歩き出したら軽くなでたり声をかけるなどして褒めて頂きました。子供や落ち葉に反応して飛び出そうとした時はリードを引いて合図尾送っていただき、公園などで子供の近くを通るなどして、成功するまで練習を行ないました。また、家の中でのななちゃんの居場所がさいしょ部屋の真ん中にあり、常にご家族の視線を受け、興奮しやすかったので端に移動していただき、落ち着けるようにしました。
ななちゃんは1週間のお勉強を経験し、色々な事を学んで成長していきました。飼い主様も「ななの頑張りに負けないように指示の出し方、褒め方、叱り方を混乱させないように練習したい!」と意欲を燃やして頂きました。この犬種特有の興奮しやすさと力強さに負けないようにしっかりと今後も継続して練習していきましょう。

担当トレーナー:井上はるな
★担当トレーナーのコメント★

マル君が吠えるのは警戒心が原因と考えられました。お店ではボディコントロールとマズルコントロール、指示の練習を行い、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、警戒心を和らげていく事ができます。また、吠えた時は叱り、吠えない時には褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事だと伝えていきました。
1週間お預かりしながら、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。指示の練習は気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。
特に脚側訓練を強化し、アイコンタクトを取りながら集中して歩けるように公園などで練習を行いました。
出張訓練では、お散歩の確認から行なっていきました。興奮していたので、まずは危険の無いようにと、なるべく集中できるように駐車場で練習を行いました。声をかけず、ランダムにスピードや方向を変えて歩き、先読みをマル君にさせないとともによりご自分のほうへ集中させる歩き方をして頂きました。リードのコントロール、合図のタイミングや強度などについてもご説明させていただきました。興奮がやや落ち着き、ある程度飼い主様に集中するようになった時点で実際にいつものお散歩コースでの練習に進みました。
一緒に歩く他のご家族を気にして少し前を歩こうとリードを引っ張ったので付いていかずに立ち止まったり、リードを引いて合図を送ったりして頂きました。しっかりと横を歩けている時によく褒めて頂き、どうすればスムーズに大好きなお散歩が出来るのかを伝えていきました。お店付近のお散歩では犬を見かけた時に吠える事はありませんでしたが、お家の側で飼い主さんも一緒という事もあって興奮が増し、縄張り意識も強くなる事で吠える事がありました。リードを引いて、声をかけたり音を出したりしながら意識を対象となる犬から逸らし、或いは分散させながら立ち止まらずに歩いて頂きました。以前よりも犬を見つけてから吠えだすまでの時間が長くなり、我慢が出来るようになったのと多少犬に慣れた事の成果といえますが、引き続き練習は行なう必要があります。
お散歩後に指示の練習の確認を行ないました。飼い主様にマル君に対しての指示の出し方やハンドシグナルの使い方などをお伝えしていきました。
来客やご家族が多く、マル君の普段の居場所が玄関前の廊下にある為に、より警戒心が強くなり、吠えやすくなる事をお伝えしました。玄関が見えないようにサークルの位置を変えて頂いたり、見ていられなかったりかまえない時はサークルやハウスで休憩させながら居場所の規制を行ない、吠えにくくする工夫を行なって頂くようご説明を行いました。その上で吠えた時の対処もお話しさせて頂きました。
マル君は1週間のお勉強を良く頑張りました!これからも継続してお家での練習をご家族一丸となって行ない、更に定着させていきましょう。


担当トレーナー:井上はるな

名前 竹浪 ボン君(11か月) 名前 新堀 そらじろう君(3歳)
犬種 ゴールデンレトリバー 犬種 チワワ
期間 7日間コース(26年9月8日〜15日)
※9月14日、15日の2日間は出張訓練
期間 7日間コース(26年7月14日〜19日)
※7月19日、27日の2日間は出張訓練
相談
内容
・お散歩中に興奮して飛びついたり、引っ張らないで欲しい。
・犬を見て大興奮して飛び出さないで欲しい。
相談
内容
・お散歩中に引っ張らないで欲しい。犬に吠えかからないで欲しい。
・室内にいる時に外の物音や人の声に対して吠えないで欲しい。
★担当トレーナーのコメント★

1週間お預かりしながら、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。指示の練習はボン君の気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。まだ仔犬という事もあり集中力もあまり長くもたないので、短い練習を休憩を挟みながら何度も日に行い、必ず成功している時に終えるようにしていきました。
今までもお家の周りでお友達と遊んだりお出かけ先でドッグランに行っていたというボン君。どのワンちゃんとも遊べる!という気持ちを持っていました。全てのワンちゃんが自分と同じように上手に元気に遊べるわけではないという事をお店でいくらか覚えてくれたようです。時には逃げられてしまったりワンと叱られたりする事でワンちゃんによって対応を変えるという適切なコミュニケーションを1週間練習してもらいました。
1週間の指示の練習を行ないながら他のワンちゃん達とお泊まりで過ごす事によって人の言葉を聞く気持ちが少しずつできてきて、周りにワンちゃんや人がいる状態でも集中して指示を聞けるようになりました。練習を繰り返し行う事でどんな状況でも人の言葉を聞けるようになり、落ち着きも出やすくなります。
お散歩は特に出だしの興奮性が高く、リードを持っている人に飛びついたり、ピョンピョン跳ねる癖がありました。声をかけたり、リードを引いたりして意識をこちらに向けたら興奮させないように褒め、練習をしていきました。公園など気が散りやすい場所でも練習を行ない、合わせてく事が増えてきたら、途中でUターンしたり歩くペースを変えて変化をつける練習も行い、集中力が持続するようにしていきました。止まった時にお座りする練習も行いましたが、反応が悪かったのでリードを引いて注意を促しました。真横から大きくずれた時や伏せた時も直し、正しい位置を教えていきました。最初は成功するまで、定着してきたら成功が続くまで練習し徐々に時間を伸ばし成功率を上げていくようにしました。
出張訓練では、
一週間ぶりにお家に帰り飼い主さん達に会えたという興奮を保ったままお散歩の練習から行ないました。興奮をエスカレートさせないようにまずは指示を出さずに(声をかけずに)歩いて頂き、諦めて落ち着いて歩き出したら軽くなでたり声をかけるなどして褒めて頂きました。信号待ちなどではお座りや待てなども実践して頂き、お店でトレーナーと行なった事はお家でもお母さんと一緒に行なうべきもので、出来たら褒めてもらえるという事をボン君に改めて認識してもらいました。反応が悪かった時はリードを引いて促して頂き、成功するまで練習を行ないました。家の中で練習を行なった時は落ち着いていてよく出来ていたのでしっかりと褒めて頂きました。近所の方が声をかけて下さったときに飛びつこうとしたので、リードを引いて叱って頂きました。その後はお話が終わるまでしっかりとお座りをして待つ事が出来ました。
ボン君は1週間のお勉強を経験し、色々な事を学んで成長していきました。今後もまだまだ体ががっしりしてきたり力が強くなりますので危険のないようにご家庭で継続して練習して頂けると、更に定着していくと思います。

担当トレーナー:井上はるな
★担当トレーナーのコメント★

そらじろう君が吠えるのは、警戒心が原因と考えられました。お店ではボディコントロールとマズルコントロール、指示の練習を行い、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、警戒心を和らげていく事ができます。また、吠えた時は叱り、吠えない時には褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事だと伝えていきました。
1週間お預かりしながら、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。指示の練習は気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。
出張訓練では、お散歩の確認から行なっていきました。興奮から少し前を歩こうとリードを引っ張ったので付いていかずに立ち止まったり、リードを引いて合図を送ったりして頂きました。しっかりと横を歩けている時によく褒めて頂き、どうすればスムーズに大好きなお散歩が出来るのかを伝えていきました。お店付近のお散歩では犬を見かけた時に吠える事はありませんでしたが、お家の側で飼い主さんも一緒という事もあって興奮が増し、縄張り意識も強くなる事で吠える事がありました。リードを引いて、声をかけたり音を出したりしながら意識を対象となる犬から逸らし、或いは分散させながら立ち止まらずに歩いて頂きました。以前よりも犬を見つけてから吠えだすまでの時間が長くなり、我慢が出来るようになったのと多少犬に慣れた事の成果といえますが、引き続き練習は行なう必要があります。
お散歩後に指示の練習の確認を行ないました。飼い主様にそらじろう君に対しての指示の出し方やハンドシグナルの使い方などをお伝えしていきました。興奮して指示を聞かない事もあったのでお尻を押したりリードの合図を使用したりしてやりきらせて頂きました。先読みをする事もあったので一つ一つの指示をランダムに出して頂き、指示をしっかりと聞きわける練習も行なっていき、指示していない行動をした時は褒めずにやり直していだだきました。
お家の中でリビングルームをメインにフリーに過ごしているそらじろう君ですが外の物音や声などに過敏に反応し、ソファの背もたれに飛び乗って吠えるくせがありました。万が一落ちてしまっては危ない事はもちろん、視線が高く、広くなる事でより吠えやすくなる事をお伝えしました。ソファの位置を変えて頂いたり、見ていられなかったりかまえない時はサークルやハウスで休憩させながら居場所の規制を行ない、吠えにくくする工夫を行なって頂きました。その上で吠えた時の対処もお話しさせて頂きました。
1週間の練習を挟み、2回目に伺った時は以前には吠えていたシチュエーションでも我慢できる事が増えて来た、落ち着きが出て来たような気がするとお話しいただけました。かまう時とかまわない時のメリハリをしっかりと付けながら、優しさの中にも厳しさをもって毅然とした態度で接していく事の必要性を感じて頂く事ができたようです。
そらじろう君は1週間のお勉強を良く頑張りました!これからも良い変化があるようにお家での練習をご家族一丸となって行ない、更に定着させていきましょう。


担当トレーナー:井上はるな

名前 野口 太一君(8ヶ月) 名前 田辺 くぅちゃん(6ヶ月)
犬種 犬種 MIX
期間 7日間コース(26年6月30日〜7月8日)
※7月7日、8日の2日間は出張訓練
期間 7日間コース(26年6月15日〜22日)
※6月21日、22日の2日間は出張訓練
相談
内容
・飛びついたり甘噛みをしたりしないで欲しい。
・イタズラをしないで欲しい。
・基本的な指示を覚えて欲しい。
相談
内容
・噛まないで欲しい。(興奮した時、手足を触った時など)
・基本的なコマンドを覚えて欲しい。
★担当トレーナーのコメント★

やんちゃで人が大好きな太一君はとても興奮性が高く、撫でたり、リードをつけようとしたりするとすぐに手に甘噛みをする癖がありました。また、仔犬らしくじっとしている事も苦手でした。
1週間お預かりしながら、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を教えていきました。指示の練習は、集中力が続くように短時間で成功させて終え、回数を増やす事でしっかりと定着するように行なっていきました。太一君の気分でしない事がないように、指示したら必ず成功するように促し、褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。もっと褒められたいと思う事で、より指示を出す人への注目度が増し、言葉に耳を傾けるようになります。その結果、他に気が行きにくくなる事で全体的に落ち着きも出やすくなります。1週間の継続した練習で徐々に集中力、成功率が上がり、どの言葉もスムーズに成功が続くようになってきました。また、仰向けに抱っこをして様々な箇所を触っていくボディコントロールやマズルコントロールの練習も行ない、じっとしていると褒められるという事も並行して教えていきました。
また、練習の時間、スタッフと遊ぶ時間、お友達と遊ぶ時間、休憩する時間とメリハリのある生活を送る事によってしっかりとエネルギーを発散する事ができ、興奮する事が少なくなってきました。

出張訓練では、指示の練習から確認していきました。1週間ぶりのお家とご家族に興奮していたのでリードを付けて行ないました。飼い主様に指示のやり方、出し方や褒め方、タイミングなどをお伝えしながら練習を行ないました。やらなかった時の対処法もお伝えし、確実に成功するようにしながらトレーニングを楽しみながら行なえるように練習を行ないました。履物や室内にある小物などへのイタズラの対処も練習を行ないました。くわえようとしたりかじっている瞬間にしっかりと大きな音などで驚きを与えて気をそらしてやめさせて頂きました。その後もイタズラしたものを近くに置いた時にくわえなかったら褒め、何が良い事なのかを伝えました。また、見ていられない時はサークルに入れる事で誤飲の事故を防ぐとともに自分だけのスペースで落ち着いて休憩させるようしていくようにお話をさせていただきました。
2日目はお散歩の練習を行ないました。階段は引っ張らないようにゆっくりと降りて頂き、最初はしっかりと横を歩いていたのですが少しずつ前に出がちになったのでその都度リードを引いて注意して頂きました。次にお家の前の公園で基本的な指示の練習の確認を行なっていきました。子供達が水やボール遊びなどで駆け回っているのを見て興奮し、飛び出そうとしたのでまずはしっかりとリードでコントロールし、その後は落ち着かせてから子供達から少し距離を取りながら指示の練習を行なっていただきました。拾い食いしそうな時はリードの合図や声などで意識を人に向ける練習も行ないました。
太一君は1週間のお勉強を良く頑張り、飼い主さんに「1週間ですごく物分かりがよくなった」と驚かれ、褒めてもらえて、嬉しそうにしていました。これから練習を継続して維持し、メリハリのある生活の中で更なるレベルアップを頑張りましょう。


担当トレーナー:井上はるな
★担当トレーナーのコメント★

1週間お預かりしながら、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。指示の練習は、くぅちゃんの気分でしない事がないように、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で、人と一緒に何かをする事を喜び、どうしたらもっと関心を向けてもらえるのかと考えるようになってくれます。
少し怖がり屋さんなくぅちゃんは最初お散歩で、ソワソワと落ち着かない様子で人のやや後ろを右に左にと歩いていました。見慣れない物や聞き慣れない音などに反応する事があったので、社会性を付けるために小学校横や公園、バス通り沿いなどを通るようにし、様々な刺激に慣らし、過度に興奮したり怖がったりしないように練習していきました。日にちが経つにつれて真横を堂々とした様子で落ち着いてリードを持つ人を気にしながら歩けるようになりました。
また、練習の時間、お友達と遊ぶ時間、休憩する時間とメリハリのある生活を送る事によってしっかりとエネルギーを発散する事ができ、興奮する事が少なくなってきました。そして元々人の手にじゃれついて甘噛みをする癖があったのでオモチャで遊ぶようにし、オモチャではなくて手に歯を当てたら遊びを中断する事によって噛む事により楽しい事が終わってしまう事を教えました。加えてあまり興奮させすぎる事のないように接し、甘噛みの頻度を減らしていきました。また、足先を触られる事が苦手で触ると強く噛む事がありました。少しずつ触って、反応が出なかったら良く褒め、徐々に慣らしていき、我慢や諦める事を教えていきました。特に苦手だった爪切りも声をかけながら行なう事で噛まずにいる事が出来ました。
出張訓練ではまずボディコントロールの練習から確認していきました。少しじたばたと暴れ、飼い主さんの手を甘噛みしたので、しっかりと叱って頂き、離さずに力が抜けるまで続けて頂きました。
次にリードをつけて、指示の練習の確認を行ないました。飼い主様にくぅちゃんに対しての指示の出し方やハンドシグナルの使い方、リードコントロールのコツなどをお伝えしていきました。興奮して指示を聞かない事もあったのでお尻を押したりリードの合図を使用したりしてやりきらせて頂きました。全体的に指示を上手に聞く事が出来ていたのですが褒める時に撫でると嬉しくて興奮し、飛びついたり甘噛みしたりする事があったので、褒め方にもいくつかの段階を付けて頂き、興奮しすぎない褒め方についてもお伝えしていきました。その他にもオモチャの使い方や、いたずらの対処法、来客時に興奮して吠えた時の対処などについても実際に練習をしながらお伝えしました。
飼い主様ご家族も1週間のお勉強を頑張ったくぅちゃんを見て、「落ち着きがでてきた。喜んで指示を聞いたりこちらを見上げている姿がとても可愛らしい、自分達ももっと頑張りたい」と喜んで下さいました。仔犬のくぅちゃんはこれからが大事です。お家で無理せず継続して頂く事で、更に定着していきます。楽しくトレーニングをするとともに色々な経験をさせて社会性も伸ばしていけばどこにでも一緒に連れていけるよりよいパートナーとなってくれるはずです。頑張りましょう。

担当トレーナー:井上はるな

 
名前 平林 もぐ君(1歳)    
犬種 MIX    
期間 7日間コース(26年3月30日〜4月5日)
※4月5日、12日の2日間は出張訓練
   
相談
内容
・吠えないで欲しい。(庭にいる時)
・お散歩で落ち着いて一緒に歩いて欲しい。
   
★担当トレーナーのコメント★

もぐ君が吠えるのは警戒心が原因の場合と、要求吠えの2つパターンが考えられました。お店では、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行い、人との信頼関係・上下関係を築いていきました。関係作りを行う事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができますし、家族の中での自分の位置を明確に理解させる事が出来ます。関係作りとあわせて、吠えた時は叱り、吠えない時は褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事だと伝えていきました。鳴いても意味がないと伝えていくとともに日々の練習を通じ我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。
お散歩は出だしで飛び出そうとしたり、色々なものに気をとられてふらふらと一定せずに歩こうとする癖がありました。飛び出したり、離れようとしたりする時にリードを引きながら立ち止まる事でもぐ君の思い通りに歩けない事を教えました。歩くペースを変えたり、途中で座らせるなど変化をつけながら練習し、リードを持っている人への集中が持続するようにしました。これにより、色々なものに気を取られて興奮し、引っ張る事の予防につながります。また、落ち着いて横を歩いていたり、見上げたりした時は良く褒めて他のものに気を散らすよりも一緒に歩いたほうがモグ君にとって良い事がたくさん起きるのだと教えていきました。
出張訓練では、お散歩から確認していきました。草むらなどの側でぐっと飼い主さんを引っ張り匂い嗅ぎやマーキングをしようとする事が多いので草むらの手前でリードを引いたり声をかけ、もぐ君の意識を自分の方へ向けて頂きました。階段などでも先行しないように声かけをしながらゆっくりと一緒に歩けるように練習を行ないました。途中で公園に寄り、基本的な指示の練習の確認を行なっていきました。飼い主様に、モグ君に対して指示を出したり、褒めたりするタイミングやハンドシグナルの出し方、リードコントロールのコツなどをお伝えしていきました。どの指示に対しても反応良くしっかりと従う事ができていました。時々先読みをして指示を出していない行動をする事があったので直し、指示をしてから行動した時だけ褒めるようにして頂きました。また、褒める事によって興奮して飛びついたり甘噛みをしたりする事もあるので褒め方も過度にならないように変化をつけていくようにお話をさせて頂きました。2回めの出張訓練では少し間が空いた事もあり1回目の復習と補足、そしてよりステップアップした内容を行なっていきました。マテやオイデの練習で、はじめは短い距離から行ない、10メートルのリードを付けた状態でもスムーズに成功を重ねる事が出来ました。
そんなもぐ君をを見て、飼い主さんも「今までやりたいようにさせる事がもぐの為だと思っていたが、トレーニングや散歩をこんなに喜んでやっているし、自分達も楽になった。これからも頑張りたい」と意欲を燃やして下さいました。もぐ君は1週間のお勉強をとても良く頑張ってくれました。ご家族が一丸となって協力し合い、継続した練習を行なっていく事で定着し、モグ君とよりよいパートナーになる事が出来ます。これからも無理せず楽しみながらさらなるレベルアップを目指して頑張って行きましょう。

担当トレーナー:井上はるな