名前 | 立川 ラルちゃん(5歳) | 名前 | 松原 チョッパー君(1歳) |
犬種 | ビーグル | 犬種 | ヨーキー |
期間 | 7日間コース(20年3月23日〜29日) ※3月29日は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(20年3月5日〜11日) |
相談 内容 |
・お留守番ができるようにしたい。 ・一人になった時やチャイムの音がした時など、どんな時でも吠えないで欲しい。 |
相談 内容 |
トイレトレーニング |
★担当トレーナーのコメント★ お店では、ラルちゃんとの上下関係作り・信頼関係作りを築くとともに、日々の練習を通じで我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。基本的には静かに過ごす事の多かったラルちゃんでしたが、たまに要求で鳴く事がありました。その時は無視をしたり叱ったりして、ラルちゃんに吠えたり鳴いたりしても自分の要求は通らないと教えていきました。お留守番は、お店の環境では特に問題はなく、ご家庭での継続した練習が必要でした。出かける時は声をかけたりせずにさりげなく出かけ、戻ってきてもすぐに側に行かないようにするなど、お留守番が特別な物ではなく、日常良くある事だと伝えるなど、お留守番が苦手にならない方法をアドバイスしていきました。お散歩は、自分の行きたいように歩こうとしていたので、人に集中して歩くように練習していきました。人に集中して歩く事で、お散歩中に何かを気にして吠える事への予防につなげていきました。 出張訓練では、久し振りのお家で興奮し、少し声が出やすい状態になりました。まずは、ボディコントロール、マズルコントロールから確認して頂きました。最初は少し抵抗したり、「クーン」と鳴く事がありましたが、しばらく練習を続けていくと徐々に諦め、スムーズにできるようになってきました。その後、指示の練習も行なっていきました。一人でいる事にも慣れてもらえるように、ケージトレーニングもしていきました。お店では、お預かり中にケージに入れても静かにしていましたが、ご家庭の環境だと我慢できずに鳴いたり、入り口付近を前足でかく事がありました。ケージに対して良いイメージを与えるように、ラルちゃんに見られないようにケージの中にフードを投げ入れ、ケージに入っていると良い事があると思わせるようにしていきました。練習を続けていくと、自分からケージに入って行く事も増え、戸を閉めた時に鳴く事も減ってきました。チャイムは、鳴らすと吠えたので叱りました。その後も何度か聞かせて練習し、吠えた時には叱り、吠えなかったら褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事と伝えていきました。 練習中、飼い主さんにたくさん褒めてもらえ、ラルちゃんも嬉しそうにしていました。飼い主さんも、「今後も根気強く頑張ります。」と仰ってくれました。 |
★担当トレーナーのコメント★ チョッパー君は、人の目を盗んでトイレをする傾向がとても強いワンちゃんでした。そのため、様子を見る事ができない時はケージに入れ、失敗させないようにしていきました。最初は慣れない環境での緊張もあり、トイレを我慢しているようでしたが、3日目からはトイレをするタイミングが朝・夕・夜の1日3回のパターンで定着してきました。トイレをしやすい時間帯には、サークルに敷いたトイレの近くに連れて行って様子を見ますが、その時にはしないで、来客や電話対応などで少し離れた隙にケージ内でトイレをする事が多かったです。トイレの上に立たせたまま離れて様子を見て、トイレをし始めたらすぐに戻って褒めるといったように、チョッパー君がトイレをしやすい状況を作りつつ、褒める機会をできるだけ増やせるようにしていきました。褒める事で、「トイレをしたら褒めてもらえる!」という気持ちを作り、シーツの上でトイレをする事はとても良い事だと伝えていきました。 また、トイレトレーニングとあわせて、基本的な家庭のパートナーとしてのしつけを身につけてもらうために、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習も繰り返し行なっていきました。チョッパー君はとても頑固な性格で、定着するまで根気が必要でしたが、繰り返し練習すると徐々に集中力が増し、スムーズに指示を聞く事ができるようになりました。 卒業式では、久しぶりの飼い主さんとの再会に大喜びでした。ボディコントロールとマズルコントロールから練習して頂きましたが、最初は落ち着きがなく起き上がろうとする事も何度かありました。練習を続けていくと、力が抜けるまでスムーズになり、我慢できるようになってきました。ボディコントロールをして頂きながら、トイレトレーニングの説明をしていきましたが、その間も大人しくしている事ができました。指示の練習やお散歩の練習は、今までの経験から少し頑固な面が出てくる事がありましたが、次第に飼い主さんに集中できるようになってきました。飼い主さんにたくさん褒めてもらえて、チョッパー君もとても嬉しそうでした。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 石塚 りゅう君(6歳) | 名前 | 徳原 空ちゃん(6ヶ月) |
犬種 | Mダックス | 犬種 | ボーダーコリー |
期間 | 7日間コース(20年2月22日〜28日) ※2月27日、28日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(20年2月11日〜17日) ※2月17日は出張訓練 |
相談 内容 |
吠えないで欲しい。(チャイムや来客、外で人やワンちゃんに会った時など) | 相談 内容 |
・お散歩中に引っ張らないで欲しい。 ・ワンちゃんと挨拶する時などに、落ち着いて欲しい。 ・呼んだら必ず来るようにしたい。 |
★担当トレーナーのコメント★ りゅう君は、内弁慶な性格もあり、ご家庭だと強気になって声が出やすいようでした。りゅう君が吠えるのは、警戒心や縄張り意識が主な原因だと考えられました。お店では、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を通じ、りゅう君との上下関係作り、信頼関係作りを行なっていきました。関係作りを行なう事で、原因となる縄張り意識や警戒心を和らげていく事ができます。また、指示の練習を行なう事で、どんな時でも指示を聞けるようにし、吠えている時(興奮状態)でも、人の声が耳に入りやすい状態にできるようにしていきました。お散歩はこちらに集中して歩くようにし、人やワンちゃんと会った時に吠える事への予防につなげていきました。また、吠えない時には声をかけて褒め、吠えない事は良い事だと伝えていきました。 最後の2日間は出張訓練を行ない、ご家庭の環境の中でも練習していきました。ボディコントロール、マズルコントロールから確認して頂きましたが、少し暴れたり手をかけて抵抗する事が見られました。根気強く続けて頂くと、徐々に諦める気持ち・我慢する気持ちができてきて、2日目にはとてもスムーズにできるようになりました。指示の練習も、繰り返し練習して頂くと、飼い主さんに集中してメリハリを持って指示を聞けるようになってきました。チャイムは、りゅう君に練習だと思われないように、外に出た後、しばらく時間をあけてから鳴らしました。チャイムがすると吠えるので、首元を軽く持って吠える対象(玄関)から目線を外すようにして頂きました。吠えない時には褒め、吠えない事は良い事だと伝えていきました。宅配便の方が来た時には、チャイムの音でも、飼い主さんが接客中も吠えずにいる事ができました。お散歩中も、1日目に1回だけ吠える事があっただけで、普段吠えるような人、ワンちゃんに会っても吠えなかったので褒めて頂きました。実際に飼い主さんに練習して頂いて、「やり方が具体的にわかって、希望が見えてきた。」と仰って頂けました。りゅう君も、大好きなお母さんに褒められて、嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ どんな時でも人の指示を聞けるように、繰り返し練習していきました。指示の練習は、指示したら必ず行動させて褒めて練習していきます。褒める事で指示を聞く喜びを伝え、何よりも人に褒めてもらう事が嬉しいという気持ちを作っていきます。空ちゃんは明るく好奇心旺盛な性格で、ワンちゃんや物音など、色々な事に注意が向きやすい傾向がありました。初日は頑固な面が強く出る事もありましたが、根気強く練習していくと徐々に人に対する集中力が増し、落ち着いて指示を聞く事ができるようになりました。お預かりの後半には、おもちゃやごはんを間に置いて呼んだり、ごはんを食べている最中に呼ぶ練習も行なっていきました。気になる物があってもつられずに、人の指示を聞く事ができるようになりました。指示の練習を行なう事で、興奮している時でも飼い主さんの指示を聞けるようになり、ワンちゃんと挨拶する時など、落ち着いて生活できるようになっていきます。 お散歩は、前に飛び出したりキョロキョロして落ち着きがありませんでした。前に出たらすぐにUターン、後ろを気にしたら前に早く進むなど、何かを気にしたらすぐに逆方向に進み、こちらに集中して合わせて歩けるように練習していきました。繰り返し練習すると徐々に定着してきて、ワンちゃんや自転車などとすれ違う時も、落ち着いて歩けるようになってきました。 出張訓練では、保育園で練習してきた事を飼い主さんにも実践して頂きました。人によって集中力・成功率に変化があったので、ご家族全員の方の指示を聞けるように、繰り返し練習して頂きました。お散歩は、少し頑固な面も見られ、お座りの反応が悪くなりました。成功するまで根気強く練習して頂きました。ついても飼い主さんに集中するように、繰り返し練習して頂きました。人に褒められる事が大好きな空ちゃんは、練習中飼い主さんに褒められてとても嬉しそうにしていました。今後も継続して練習して頂くと、より定着していくと思います。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 山下 カイ君(1歳) | 名前 | 山路 ファミーちゃん(1歳) |
犬種 | MIX | 犬種 | マルチーズ |
期間 | 7日間コース(20年2月3日〜9日) ※2月9日は出張訓練 |
期間 | ・7日間コース(19年6月9日〜15日) ※6月14日、15日の2日間は出張訓練 ・5日間コース(19年12月11日〜15日) ※12月14日、15日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・トイレトレーニング ・落ち着きを持って欲しい。 |
相談 内容 |
・吠えないで欲しい。 ・甘噛みしないで欲しい。 ・トイレトレーニング |
★担当トレーナーのコメント★ カイ君は、好奇心旺盛で我慢する事が苦手な所がありました。保育園ではお座りや待てなどの指示の練習を繰り返し行ない、興奮していても・気になる物があっても・どんな時でも人の指示を聞く事ができるようにしていきました。最初はジッとする事・我慢する事が難しく、すぐに集中が切れてソワソワしていましたが、次第に集中して落ち着いて指示を聞く事ができるようになってきました。後半は、色々な誘惑の中・5分間待つ事、ごはんを食べている最中に呼ぶ事などもできるようになりました。 トイレトレーニングは失敗を減らし、成功を増やす事で定着させていきます。そのため、カイ君の様子を見る事ができない時はケージに入れ、失敗しないようにしていきました。同時に、ケージ内でも静かに過ごせるように練習していきました。カイ君は、他のワンちゃんの匂いもするためか、保育園では足を上げて頻繁にマーキングする傾向がありました。最初はリードをつけてカイ君をトイレの所に連れて行き、そこでトイレをしたら褒める事から始めていきました。繰り返し教えていくと、トイレの場所を覚えてきて、ケージから出すと(ノーリードでも)自分からトイレに向かって行ってするようになりました。ウンチは、すぐにしないでシーツの周りをウロウロしてからする事が多かったので、外さないで真ん中にできるように練習していきました。 出張訓練では、久し振りの飼い主さんとの再会で大喜びでした。興奮気味のカイ君でしたが、ボディコントロールの練習を始めるとすぐにリラックスして、ウトウトし始めました。指示の練習も繰り返し練習して頂くと、飼い主さんに集中して指示を聞けるようになってきました。お散歩は少し落ち着きがなくなる事がありましたが、しばらく練習すると合わせて歩くようになってきました。以前は、疲れてくるまではずっと前に出る状態だったので、飼い主さんも驚かれていました。練習中たくさん褒めてもらえて、カイ君もとても嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ ファミーちゃんが吠えるのは警戒心が原因と考えられました。そのため、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行い、上下関係・信頼関係を築く事で、上の者から守られているという安心感を与えるようにしました。また、吠えた時には叱り、吠えない時には褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事と伝えていきました。要求吠えもあったので、吠えたり鳴いている時には側に行かずに、要求には応えないようにしていきました。そういった経験を何度かさせると、「吠えても意味がない。」と分かってきたようで、要求吠えは見られなくなってきました。 甘噛みは遊びの延長の場合と、嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままの場合がありました。遊びの延長の場合は、噛んで来たら叱ったり、すぐに離れ、ファミーちゃんに噛んだら遊んでもらえなくなると伝えていきました。また、普段噛むような状況でも噛まなかったら必ず褒めて練習していきました。わがままの場合は、我慢する気持ちを作っていき、苦手な事にも慣れてもらえるように練習していきました。 トイレトレーニングは失敗を減らし、成功を増やす事で定着させていきます。ファミーちゃんはゲージの中だとトイレを我慢する傾向があったので、様子を見る事ができない時はゲージに入れ、失敗しないようにしていきました。寝起きなどトイレをしそうなタイミングの時に、ファミーちゃんをトイレまで促し、そこでしたら褒めて練習していきました。 出張訓練でご家庭の環境の中、お母さんにも練習して頂きました。1日目はマズルコントロール中に甘噛みが見られましたが、諦めるまで続けて頂くと、やり始めから大人しくするようになりました。指示の練習は、飼い主さんに集中して指示を聞く事ができるようになりました。また、出張訓練の間に自分からトイレに行ってオシッコをし、お母さんに褒めて頂く事ができました。今までの経験や学習から、抱っこして欲しい時やゲージに入れた時などに要求吠えをする事がありました。吠えても側に行ったりなでたりせずに、要求には応えないようにすると、ファミーちゃんも徐々に分かってきたようで、2日目には諦めるまでスムーズになり、落ち着いて過ごせるようになりました。バイクの音などの物音では吠えない事が多く、その都度褒めましたが、チャイムには吠えたので録音した音から聞かせて練習していきました。録音した音に吠えなくなったら、実際のチャイムを鳴らして練習し、吠えなくなるまで続けました。2日目も少し吠えましたが控えめで、何度か練習すると吠えなくなりました。 練習中、お母さんも「静かになったねぇ。ずいぶんいい子になった。」と喜んでくれました。 1回目のしつけから約半年後、物音などに吠える事が酷くなったという事で、5日間のコースで御預かりする事となりました。保育園では関係作りの確認を中心に、よりステップアップした内容を練習していきました。物音に敏感な面、興奮しやすい面があるので、いつでも・どこでも・どんな状況でも落ち着いて人の指示を聞けるように練習を行ないました。出張訓練でも、録音したチャイムの音を流しながら、ボディコントロールや指示の練習を行うなど、気になる音がしている状況でも飼い主さんに集中できるように練習していきました。また、前回同様に、普段吠える物音に対して吠えなかったら褒めて頂き、吠えない事は良い事と伝えていきました。今後もご家庭で練習を継続して頂く事で、より定着していくと思います。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 城戸 コルト君(10ヶ月) | 名前 | 三浦 桜次郎君(6ヶ月) |
犬種 | チワワ | 犬種 | 柴犬 |
期間 | 8日間コース(19年11月28日〜12月5日) ※12月5日は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(19年11月15日〜21日) ※11月20日、21日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
吠えないで欲しい(人やワンちゃんに会った時、来客、チャイムなどに) | 相談 内容 |
・甘噛みしないで欲しい。 ・要求吠えしないで欲しい。(ケージ・サークルの中を含めて) ・トイレトレーニング |
★担当トレーナーのコメント★ コルト君が吠えるのは、警戒心により自分を強く見せよとしている事が原因と考えられました。保育園ではボディコントロール、マズルコントロール、指示の練習を通じてコルト君との上下関係・信頼関係を築いていきました。関係作りを行なう事で、コルト君に自分は上の者から守られているという安心感を与え、原因となる警戒心を和らげていく事ができます。また、普段の生活の中で怖いと思っている物にも、少しずつ慣れていってもらいました。最初はサークル内で固まっている事の多かったコルト君でしたが、何日かすると積極的にワンちゃんの匂いを嗅ぎに行く姿も見られ、ワンちゃんにもだいぶ慣れてきました。保育園の環境に慣れてくると、少し声が出やすくなってきました。吠えたら叱り、吠えなかったら褒め、吠える事はいけない事、吠えない事は良い事と伝えていきました。お散歩は、外で人やワンちゃんに会っても気にして吠える事がないように、こちらに合わせて集中して歩くように練習していきました。人やワンちゃんと会っても吠えなかったら、その都度褒めて練習していきました。 出張訓練では、保育園で練習してきた事を飼い主さんに実践して頂きました。ボディコントロールから確認して頂きましたが、暴れたり鳴いたりするなど抵抗が見られました。諦めるまで根気強く練習して頂きました。指示の練習は最初は甘噛みが多く見られたり、落ち着きのない事がありましたが、繰り返し練習して頂くと、徐々に集中して指示を聞けるようになってきました。 チャイムは録音した音から聞かせて練習していきました。吠えなかったらその都度褒め、吠えない事は良い事と伝えていきます。その後、実際のチャイムの音も鳴らしましたが、これも一度も吠えなかったので褒めました。お散歩の練習中に、普段吠えている小さなお子さんに会いましたが、側に来ても吠えずにいる事ができました。 8日間たくさんの事をお勉強したコルト君を見て、「以前に比べて落ち着いた。別人みたい。」と喜んで頂けました。コルト君もたくさん褒めてもらい、とっても嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ 桜次郎君の困った行動をなくしていくために、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を通じ、人との関係作りを築いていきました。甘噛みは遊びの延長の場合と、自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままの場合の2つのパターンが考えられました。遊びの延長の場合は、噛んでいる時には声をかけたり、なでたりせずに、桜次郎君に噛んでも遊んでもらえないと伝えていきました。わがままの場合は噛もうとしても意味がないと伝えるとともに、我慢する気持ちを作っていき、苦手な事にも慣れてもらえるように練習していきました。桜次郎君は今までの経験から、「吠えたら自分の思い通りになる!」と思っている事もあったので、吠えたり鳴いたりしてもその要求には応えず、吠えても意味がないと教えていきました。ご家庭ではケージ内で特に吠えるという事でしたので、ケージ内にいると良い事がある・ケージ内は安心できる場所と伝えていき、ケージの中に入っていても静かにできるように、リラックスできるようにしていきました。トイレトレーニングは成功を増やし、失敗を減らしていく事で定着させていきます。そのため、桜次郎君の様子を見る事ができない時にはケージの中に入れて、失敗しないようにしていきました。また、桜次郎君はペットシーツをかじってイタズラする傾向があったので、シーツの上に網を引いたり、コング(長い間噛んでも壊れない・誤飲の可能性がないおもちゃ)を入れ、イタズラの防止を行いました。 出張訓練では久し振りのご家庭で興奮したので、すぐに飼い主さんの側には行かせず、抱きかかえて保定し、我慢する気持ち・諦める気持ちができてから練習に入りました。飼い主さんに対して甘噛みをしようとした時にしっかりと叱って頂くと、それ以降は見られなくなりました。指示の練習も2日間の練習で成功率・精度が上がり、落ち着きを持ってできるようになりました。1日目はご家庭のケージに対して良いイメージを与えるために、ケージに入っている時に桜次郎君に見られないようにフードを投げ入れ、「ここに入っていると良い事がある!」と思わせるようにしました。2日目にはご家庭のケージでも自分からすすんで入り、長めに入れていても鳴いたり飛び跳ねる事もなく、落ち着いて過ごす事ができていました。飼い主さんも「今まではケージに入ると騒いで大変だった。自分から入る姿は久し振りに見た。」と驚いてくれました。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 白取 アレックス君(6歳) | 名前 | 佐藤 黒吉君(2歳) |
犬種 | Mダックス | 犬種 | 柴犬 |
期間 | 7日間コース(19年11月7日〜13日) ※11月13日は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(19年11月1日〜7日) ※11月6日、7日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
吠えないで欲しい。(人が家の前を通る、チャイムや大きな足音などに) | 相談 内容 |
・お散歩中の引っ張り、飛びつき、吠える事をやめさせたい。 ・甘噛みをしないで欲しい。 ・要求吠えしないで欲しい。 ・来客時などに吠えても、声をかけたらやめて欲しい。 ・ワンちゃん同士の挨拶ができるようにしたい。 |
★担当トレーナーのコメント★ アレックス君が吠えるのは、警戒心が原因の場合と、要求が原因の場合の2つのパターンが考えられました。保育園ではボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行ない、上下関係・信頼関係を築いていきました。関係作りを築く事で、上の者から守られているという安心感を与え、原因となる警戒心を和らげていく事ができます。また、吠えた時には叱り、吠えなかった時には褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事と伝えていきました。要求の場合は、日々の練習の中で我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていくようにしました。保育園でもピーピーと声を出す事があったので、叱ったり無視をして、鳴いても意味がないと伝えていきました。繰り返し伝えていくとアレックス君も徐々に分かってくれ、静かに過ごす事が増えました。 出張訓練では久し振りの飼い主さんとの再会で、とても嬉しそうにしていました。練習はボディコントロール、マズルコントロールから確認して頂きました。やり始め少し力が入ったり、抵抗する事もありましたが、しばらくすると力が抜けて大人しくするようになりました。指示の練習も、練習を重ねるときちんと飼い主さんの目を見て、集中して指示を聞くようになりました。チャイムは、録音した音から聞かせて慣れてもらい、その後実際に鳴らしていきました。足音に対しての練習もするために、鳴らす時はお姉さんに遠くまで離れてもらい、しばらくしてから戻って鳴らして頂きました。足音には吠えなかったので褒めましたが、チャイムには一声吠えたので叱りました。2,3回すると吠えなくなったので、褒めていきました。お母さんにも褒めるタイミングや吠え方、叱り方を覚えて頂きました。また、外で知らない人が通って足音が聞こえた時にも、吠えなかったので褒める事ができました。 人に褒められる事が大好きなアレックス君は、出張訓練で飼い主さんにたくさん褒めてもらえてとても嬉しそうでした。飼い主さんも「我が家の犬じゃないみたい。」と喜んでくれました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ 黒吉君の困った行動を直していくために、まずはボディコントロール、マズルコントロール、指示の練習を通して、人との関係作りを築いていきました。その中で黒吉君の事を飼い主さんがきちんとコントロールできるようにし、ワンちゃんとの挨拶の時にも落ち着けるようにしていきました。要求吠えは、保育園ではほとんどありませんでした。ご家庭での要求吠えをなくしていくために、普段の練習を通して我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていくようにしました。また、鳴いたり吠えたりしても黒吉君の要求には応えず、吠えても意味がないと伝えていきました。お散歩中は人に集中して歩くように練習していきました。人に集中して合わせて歩く事により、お散歩中の引っ張りや、人やワンちゃんを気にして飛びつく事、吠える事の予防につなげていきました。来客時に吠える事に関しては、「番犬のために吠える事は良いけど、人が声をかけたらやめて欲しい。」という事でしたので、指示の練習を繰り返し、興奮している時でも人の声が耳に入りやすくなるようにしていきました。また、ワンちゃんは本能的に、高い声は褒めてもらっている、低い声は叱られていると感じる動物ですので、吠えた時に高い声を出していると「吠えたら褒めてもらえた」と勘違いし、ますます吠えるようになってしまいます。その事を踏まえて、飼い主さんに対しては、声のトーンに注意して声をかけるようにアドバイスしていきました。 出張訓練では、保育園で練習してきた事を飼い主さんにも確認して頂きました。今までの経験や学習から、飼い主さんの側に行くとすぐに甘噛みをし始めたので、首元を持って叱って頂きました。逆に噛まなかったら褒め、甘噛みしてきても遊んでもらえないと伝えるとともに、何が良い事で何が悪い事なのかを伝えていきました。ボディコントロールや指示の練習の際にも、甘噛みする事がありました。これは、「自分の方が順位が上!」と示すためや、噛んだら自分の思い通りになるという学習が原因と考えられました。甘噛みしようとしてもそのまま続けて頂き、上下関係の確認をしていきました。2日間の練習でだいぶスムーズになり、指示も飼い主さんに集中してできるようになりました。出張訓練の間、1度吠える事がありましたが、声をかけるとすぐにこちらに集中して静かになりました。お散歩も練習を重ねると、飼い主さんのペースに合わせて歩けるようになりました。 1週間の練習を終えた黒吉君の姿を見て、「こんなにいい子になるとは思わなかった。もっと早く預ければ良かった。」と喜んで頂けました。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 村田 シェビー君(2歳) | 名前 | 黒柳 優ちゃん(6ヶ月) |
犬種 | ラブラドールレトリバー | 犬種 | 甲斐犬 |
期間 | ・7日間コース(19年2月5日〜11日) ・5日間コース(19年10月24日〜28日) ※10月28日は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(19年10月11日〜17日) ※10月17日は出張訓練 |
相談 内容 |
・都合のいい時だけでなく、どんな時でも指示を聞いて欲しい。 ・お散歩中に引っ張らないで欲しい。 ・甘噛みをしないで欲しい。 下記は2回目のしつけの相談内容 ・お散歩中にワンちゃんに吠えないで欲しい。 |
相談 内容 |
・お散歩中怖がらずに、落ち着いて歩いて欲しい。 ・室内でも落ち着いて生活して欲しい。 ・要求吠えしないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ 指示の練習は「指示したら必ず行動させて褒める」という事を基本に、根気強く練習しました。必ず行動させる事により、どんな時でも人の指示を聞けるようにし、褒める事で指示を聞く喜びを伝え、何よりも人に褒めてもらう事が嬉しいという気持ちを作っていきます。シェビー君は好奇心旺盛で注意力散漫であったり、少し頑固な面もあったため、練習には根気が必要でしたが繰り返し練習すると、徐々にこちらに集中して指示を聞けるようになってきました。お預かりの後半には、ごはんを食べている最中にも「おいで」と呼ぶと中断してこちらまで来たり、サークルの掃除が終わるまで「待て」で待つなど、どんな状況でも人の指示を優先できるようになってきました。お散歩は人に集中して横について歩く事で引っ張りを予防します。最初は何かを気にしてキョロキョロしたり、前に出る事があったので、すぐにUターンして合わせて歩くように練習しました。繰り返し練習すると、お散歩中でもこちらに集中して歩けるようになってきました。甘噛みは「遊びの延長」と「要求」の場合が多いため、テンションの高い時に起きやすかったです。そのため、甘噛みしたらすぐにお座りさせて落ち着かせたり、叱ってやめさせ、噛んでも遊んでもらえない・意味がないと伝えていきました。また、わざとテンションを上げて甘噛みしやすい状況を作り、顔の前に手を出して甘噛みしなかったら褒めるなど、シェビー君に何が良い事で、何が悪い事なのか伝えていきました。 卒業式では飼い主さんとの久しぶりの再会で最初は興奮気味でしたが、甘噛みはなく、練習を始めると徐々に落ち着いて指示を聞けるようになりました。お散歩は横について歩ける事が多かったのですが、今までの経験から少し前に出ようとする事があったので、すぐにUターンしてもらい、スムーズになるまで練習して頂きました。練習の間、お母さんやお姉ちゃん、お兄ちゃんにたくさん褒めてもらえてシェビー君もとても嬉しそうにしていました。 1回目のしつけから数ヵ月後、ご家庭でお散歩中にワンちゃんに噛まれてから、ワンちゃんに会うと吠えるようになってしまったという事で、再度お預かりする事になりました。ワンちゃんに噛まれてから、少し警戒心が高くなっている可能性があったので、関係作りの再確認を行い、警戒心を和らげるようにしていきました。指示の練習は前回の復習を中心に、より発展した内容も行なっていきました。お散歩では前回のお預かりと同様に練習して人に集中して歩くようにし、ワンちゃんを気にして吠える事を予防できるようにしていきました。また、ワンちゃんを見て吠えなかったら必ず褒め、吠えない事は良い事だと伝えていくようにしました。 ご家庭から保育園に向かう途中、保育園の中ではワンちゃんに向かって吠える事はないので、今回は出張訓練の時間も設けました。まずは室内で練習内容の確認から行ないましたが、お母さんに集中し、良くできました。お散歩に行くと集中が切れて前に出たり、お座りの反応が悪くなる事がありました。お母さんに対する集中力が増し、スムーズになるように、繰り返し練習して頂きました。お母さんが練習中に、目の前をワンちゃんが横切ったり、ワンちゃんとすれ違う事、室内で飼われているワンちゃんに吠えられる事が何度かありましたが、シェビー君は吠え返しませんでした。シェビー君を噛んだワンちゃんに対しては(外でつながれているワンちゃん)、以前はいると分かっただけで吠えて大変だったそうですが、今回は相手が吠えていても、吠えずに落ち着いて歩く事ができました。今後もご家庭で継続して練習して頂き、ワンちゃんに吠えずに褒める機会を増やしていく事で、より定着していくと思います。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ 優ちゃんは大きな音が苦手で、特にお散歩中に車の音に対して怖がる事がありました。保育園ではボディコントロール、マズルコントロール、指示の練習を行ない、優ちゃんとの信頼関係を築いていくようにしました。関係作りを行ない、上の者から守られているという安心感から、色々な物事に慣れてもらいやすい状況を作っていきました。また、指示の練習を繰り返し行なう事で、いつでも・どこでも・どんな状況でも人の指示を聞けるようになり、人のペースに合わせて落ち着いて生活できるようになります。お散歩中は人に集中して歩くように練習し、車や物音を気にせずに歩けるようにしていきました。お預かりの最初の方は緊張して、音がすると飛び出したり大げさに避けようとする事がありましたが、繰り返し練習していくと徐々に慣れ、車の多い大通りでもスムーズに歩けるようになりました。保育園の送迎車のエンジンをかけ、その横を通ったり近くでお座りする練習も行いました。これも繰り返し練習すると落ち着いてできるようになりました。 要求吠えは保育園ではほとんどありませんでした。ご家庭では「鳴いたら自分の思い通りになる!」と学習していると考えられました。日々の練習を通じ、我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていくようにしていきました。また、ご家庭での対応のアドバイスを行なっていきました。 出張訓練では久し振りのお家で興奮しましたが、指示ですぐに落ち着く事ができました。練習はお庭で、ボディコントロール・マズルコントロールから確認して頂きました。飼い主さんが練習する時に、やり始め暴れたり甘噛みが見られましたが、しばらくするとリラックスするようになりました。指示の練習は反応が悪いものもありましたが、飼い主さんに集中して指示を聞けていました。お散歩も練習を重ねると飼い主さんのペースに合わせて、落ち着いて歩けるようになりました。 1週間の練習を終え、たくさんの事をお勉強した優ちゃんの姿を見て、「賢くなったねぇ。別人みたい。」と喜んで頂けました。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 小林 ショコラ君(1歳) | 名前 | 後藤 ゼロ君(左 1歳)、ミルク君(右 1歳) |
犬種 | Mシュナウザー | 犬種 | ゼロ君…柴犬、ミルク君…ビションフリーゼ |
期間 | 7日間コース(19年10月1日〜7日) ※10月6日、7日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(19年9月24日〜30日) ※9月29日、30日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・お散歩中に引っ張ったり、吠えないで欲しい。 ・お家の中で吠えないで欲しい。 |
相談 内容 |
・マーキングをしないで欲しい。(シーツの上でして欲しい。) ・要求で鳴いたり吠えたりしないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ ショコラ君が吠えるのは警戒心が原因の場合と、要求吠えの場合の2つのパターンが考えられました。保育園ではボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行ない、上下関係・信頼関係を築いていきました。関係作りを築く事で、上の者から守られているという安心感を与え、原因となる警戒心を和らげていく事ができます。要求吠えの場合は、日々の練習の中で我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていくようにし、鳴いたり吠えたりして要求しても意味がないと伝えていくようにしました。また、今までの経験や学習から、関係作りだけでは不十分な面も出てくるので、吠えた時には叱り、吠えない時には褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事と伝えていきました。最初の頃は、外を通る人を見たり、お客さんが来る度に吠えていたショコラ君でしたが、次第に吠える事が減り、静かに過ごす事が増えてきました。 お散歩は、人に集中して横に合わせて歩けるように練習していきました。好奇心旺盛な所があり、最初はフラフラしたり前に出る事が多くありましたが、練習を繰り返すと落ち着いて歩けるようになってきました。お散歩中に、人に集中して歩く事で、人やワンちゃんを見た時に吠える事の予防につながります。 出張訓練では、保育園で練習してきた事を飼い主さんにも実践して頂きました。今までの経験から、ボディコントロールやマズルコントロール中に抵抗があったり、指示の反応が悪い事もありましたが、2日間の練習で良くなっていきました。お散歩はお父さんに対しては集中し、お座りなどの指示も良く聞けましたが、お母さんに対しては注意力散漫な面が見られたので、繰り返し練習して頂きました。飼い主さんといる事で強気になったのか、練習中、2、3回声が出る事はありましたが、一声だけでした。人とすれ違っても吠えずにいる事ができた時は、褒めて頂きました。また、室内で、いつも吠える事に対しても吠えずにいる事ができました。 練習中、「いい子になったねぇ」とたくさん褒めてもらえて、ショコラ君もとても嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ ゼロ君、ミルク君はお部屋に出していると、いたる所にオシッコをかけてしまうという事でしたので、きちんとシーツの上でトイレをするように練習していきました。様子を見る事ができない時はケージに入れ、失敗させないようにし、指示の練習の合間やお散歩の前後など、定期的にトイレに連れて行き、そこでしたら褒めて練習していきました。繰り返し練習していくと徐々にシーツの上でする事が定着してきて、ケージから出した後、自分からシーツに向かっていきトイレをするようになりました。要求で吠えたり鳴いたりする事がないように、鳴いても要求には応えず、二人に鳴いても意味がないと伝えていきました。また、ボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習も繰り返し練習していきました。練習を重ねる事でゼロ君・ミルク君との関係作りを築くとともに、二人に我慢する気持ち・諦める気持ちを持たせるようにしていきました。最初の頃は、片方をケージに入れたまま、もう片方を出すと鳴く事がありましたが、次第に諦める事・我慢する事を学び、一人でケージの中に入っていても大人しく過ごせるようになりました。 出張訓練では保育園と同様に、練習の合間合間にトイレに連れて行き、ご家庭の環境でもシーツの上でできるように練習していきました。ボディコントロールや指示の練習はケージ内で我慢する練習をかね、1人ずつ確認していきました。ケージ内にいる時に、ゼロ君はミルク君に比べると諦めが悪く、時々頑固に鳴く事がありました。その時は叱り、きちんと分かってもらうようにしていきました。2日間の練習で、ケージ内で待っていても要求で鳴く事が減り、静かに過ごせるようになりました。指示の練習は今までの経験や学習から、飼い主さんが練習すると少し落ち着きがなくなる事がありましたが、繰り返し練習して頂くと徐々に落ち着いて集中するようになってきました。 1週間の練習の成果を見て、「別人みたいにいい子になった。どうやったら1週間でこんなにいい子になるんですか?」と驚かれていました。ミルク君、ゼロ君も練習中「可愛いねぇ、えらいね。」と褒められて、とても嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 藤田 マロンちゃん(6歳) | 名前 | 小川内 カイ君(2歳) |
犬種 | パピヨン | 犬種 | Mダックス |
期間 | 4日間コース(19年9月7日〜10日) ※9月10日は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(19年8月27日〜9月2日) ※9月11日、2日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・お散歩中引っ張らないで欲しい。 ・人やワンちゃんと落ち着いて挨拶して欲しい。 ・チャイムに吠えないで欲しい。 |
相談 内容 |
吠えないで欲しい。(チャイム、来客、外で会う人やワンちゃん など) |
★担当トレーナーのコメント★ マロンちゃんは16年度に1度しつけでお預かりした事があったので(別のトレーナーが担当)、4日間の短期集中のコースでお預かりする事にしました。保育園ではボディコントロール、マズルコントロール、指示の練習を行っていきました。特に指示の練習を中心に行ない、いつでも・どこでも・どんな状況でも人の指示を聞けるように練習していきました。そうする事でどんな時でも落ち着いて飼い主さんの指示を聞けるようになるので、人やワンちゃんと挨拶する時に、お座りで待たせるなど、興奮を予防する事ができるようになります。お散歩は前に出たらすぐにUターンし、こちらについて歩けるように練習しました。途中、歩くペースを変えたりお座りするなど変化をつけながら練習して、集中力が持続するようにしていきました。 出張訓練では、保育園で練習してきた事を確認していきました。マロンちゃんは人の事が大好きなので、チャイムに吠えるのは「チャイム=人が来る!かまって欲しい!」という要求吠えが考えられました。練習中はチャイムを鳴らしても吠えませんでしたが、興奮して落ち着きがなくなりました。録音した音を定期的に鳴らし、チャイムの音が聞こえている状況で指示の練習を行ない、チャイムの音がして興奮している時でも飼い主さんの指示が聞けるようにしていきました。同時に、チャイムの音がしても毎回人が来るわけではないと伝え、チャイムが鳴るたびに興奮する事がないようにしていきました。お散歩は少し興奮して前に出やすかったので、前に出たらすぐにUターンして頂き、お母さんに集中して歩くように練習していきました。繰り返し練習するとお母さんのやり方もうまくなってきて、お母さんに合わせてスムーズに歩けるようになってきました。また、外の環境でも(リードをつけた状態で)おいでやお座り、伏せ、待てなどの指示もきちんと聞けるようになりました。 練習中、お母さんにたくさん褒めてもらえてマロンちゃんもとても嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ 無料診断でお預かりする時にお家に伺うと、チャイムの音がしてからずっと吠え続け、飼い主さんとお話ししている間も常に声が出ていました。カイ君が吠えるのは警戒心が原因で、自分を強く見せようとしているのだと考えられました。保育園では人やワンちゃんに慣れてもらう事と、ボディコントロール、マズルコントロール、指示の練習を繰り返し行ない、人との関係作りを築いていきました。関係作りを築く事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができます。また、今までの経験や学習から、関係作りだけでは不十分な面も出てくるので、吠えたら叱り、吠えなかったら褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事と伝えていきました。お散歩では、人に集中して歩く練習を行う事で、ワンちゃんや人とすれ違う時に吠える事の予防につなげていきました。この時も吠えなかったら褒めて練習していきました。人やワンちゃんにはかなり慣れ、スタッフに甘えたり、知らないワンちゃんにも積極的に挨拶しに行ったり遊びを誘うようになりました。 出張訓練では保育園で練習してきた内容をお父さんにも練習して頂きました。繰り返し練習して頂くと、お父さんに対する集中力・指示の成功率が増してきました。チャイムは録音した小さい音から聞かせて練習しました。吠えなかったので褒め、徐々に音を大きくしていき、後半は実際のチャイムを鳴らしていきました。1度も吠えずにいましたが、玄関のドアを開ける音で一回吠えたので、すぐに叱りました。その後はドアの音でも吠えませんでした。お散歩に向かう時、エレベーターで人に会うと吠えるという事でしたが、人に会っても・ワンちゃんに吠えられても、カイ君が吠える事はありませんでした。お散歩中も人やワンちゃんとすれ違っても吠えずに歩けたので、お父さんに褒めて頂きました。 1週間の練習を終えたカイ君はご家庭の環境でも、落ち着いて静かに(吠えずに)過ごせるようになりました。飼い主さんも「前と全く違う。こんなに変わるとは思ってなくてビックリした。」と喜んで頂けました。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 武原 ジュウベイ君(2歳) | 名前 | 川口 ジョジョちゃん(2歳) |
犬種 | トイプードル | 犬種 | Mダックス |
期間 | 8日間コース(19年7月7日〜14日) ※7月14日は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(19年7月2日〜8日) ※7月8日は出張訓練 |
相談 内容 |
・うなったり、噛んだりしないで欲しい。 ・お留守番ができるようにしたい。 |
相談 内容 |
吠えないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ ジュウベイ君がうなったり、噛んだりするのは、自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままの面が強く出ていると考えられました。保育園では体を触る練習や、ボディコントロールやマズルコントロールを行ない、関係作りを築くとともに、我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていきました。また、受け入れている時には必ず褒め、苦手に思っている事にも慣れてもらえるように練習していきました。保育園では人に対してうなる事はほとんどありませんでしたが、ゲージに入っている時に触ろうとすると、たまにうなる事があったので、我慢できるように繰り返し練習していきました。 お留守番は、保育園の環境では特に問題はなく、ご家庭での継続した練習が必要でした。出かける時は声をかけたりせずにさりげなく出かけ、戻ってきてもすぐに側に行かないようにするなど、お留守番が特別な物ではなく、日常良くある事だと伝えるなど、お留守番が苦手にならない方法をアドバイスしていきました。 出張訓練では体を触る練習から実践して頂きました。お手本を見せている時には大人しく受け入れていたジュウベイ君でしたが、お母さんに代わると、今までの経験や学習(うなったり噛もうとしたら、自分の思い通りになる)から、うなったり歯をむき出しにして怒る事が多く見られました。首輪の所をしっかりと持って頂きながら、うなっていてもそのまま続けて頂き、諦める気持ち・我慢する気持ちを作っていくようにしました。体を触る練習をした後に、ボディコントロールやマズルコントロールも行なって頂きました。これもうなる事、噛もうとする事があるので、やり方をお伝えしながら、受け入れる事ができるまで続けて頂きました。指示の練習は飼い主さんにも集中し、良くできました。指示の練習の後に、もう一度体を触る練習、ボディコントロール、マズルコントロールをして頂きました。まだ、うなる事はありましたが、お母さんのやり方も上手になってきて、1回目に比べると諦めるのがスムーズになってきました。 練習を終えて、「こんなに人の指示を聞くようになって驚いた。」と喜んで頂けました。うなる事・噛む事も、お母さんとの関係作りを築き、出張訓練で練習してきた事を継続される事により、より良くなっていくと思います。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ ジョジョちゃんが吠えるのは警戒心が原因と考えられました。保育園ではボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行ない、人との関係作りを築いていきました。関係作りを築く事で、上の者から守られているという安心感を与え、警戒心を和らげていく事ができます。しつけに入る前は、人やワンちゃんの姿が見えるたびに「ワンワンワン!」と吠えていたジョジョちゃんでしたが、関係作りを行なう事で吠える事はなくなっていきました。ですが、今までの癖や経験から、来客時などにたまに吠えたりうなる事があったので、その時には叱りました。そして、吠えなかった時には必ず褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事と伝えていきました。お散歩中は人に集中して歩く事で、他の人やワンちゃんに吠える事の予防につなげていきました。すれ違う時に吠える事はなく、その都度褒めるようにしていきました。 出張訓練では保育園で練習してきた事を、お父さんとお母さんにも実践して頂きました。ボディコントロールとマズルコントロールはリラックスし、指示の練習も飼い主さんに集中し、落ち着いて指示を聞く事ができました。お家の目の前に公園があり、そこで遊んでいる子供の声が聞こえると、すぐにうなっていたという事でしたが、練習中に声が聞こえてもうならずにリラックスしていました。チャイムは録音した音から聞かせましたが、うなったので叱りました。その後、音に慣れてもらう事もかね、繰り返し聞かせました。うならなくなったら褒め、飼い主さんにも褒めるタイミングをつかんで頂きました。その後、実際にチャイムを鳴らすと一声吠えましたが、すぐにやめました。ですが、まだうなる事はあったので、録音した音と同様に繰り返し聞かせて練習してきました。 お散歩は少し集中が切れる事があったので、繰り返し練習して頂きました。お父さんが練習中に、お散歩中のワンちゃんに吠えられましたが、ジョジョちゃんは吠え返さずに静かにしていたので、飼い主さんに褒めて頂きました。 ジョジョちゃんの1週間の成果を見て、「こんなにいい子になるとは思わなかった。預けてよかった。」と喜んで頂けました。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 菊池 ジュン君(9ヶ月) | 名前 | 大山 ミルク君(11ヶ月) |
犬種 | ビーグル | 犬種 | チワワ |
期間 | 7日間コース(19年6月17日〜23日) | 期間 | 7日間コース(19年5月30日〜6月5日) |
相談 内容 |
・落ち着いて人のペースに合わせて生活できるようにして欲しい。 ・要求吠えしないで欲しい。 ・噛まないで欲しい。 |
相談 内容 |
・トイレトレーニング ・噛み付かないで欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ 人のペースに合わせて生活できるようにするために、保育園ではお座りや待てなどの基本的な指示の練習や、キャリートレーニングなども行なっていきました。繰り返し練習していくと、おもちゃで遊んで興奮している時でも、ごはんが近くにあっても、どんな時でも、落ち着いて人の指示を聞けるようになってきました。また、タオルやペットシーツをいたずらする事もあったので、いたずらしたら叱ってやめさせ、その後もう一度見せて噛まなかったら褒め、噛んで良い物・悪い物の区別をつけさせるようにしていきました。 要求吠えはご家庭だとゲージに入れている時に多いと伺ったので、ゲージの中でも吠えずに落ち着いて過ごす事ができるように練習していきました。また、今までの経験から、「吠えたら自分の思い通りになる!」と思っている事もあったので、吠えたり鳴いたりしてもその要求には応えず、吠えても意味がないと教えていきました。最初は要求吠えする事がありましたが、次第に落ち着きを持つようになり、要求吠えは見られなくなりました。ジュン君が噛むのは遊びの延長の場合と、自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままの場合がありました。遊びの延長の場合は、噛んでいる時には声をかけたり、なでたりせずに、ジュン君に噛んでも遊んでもらえないと伝えていきました。わがままの場合は噛もうとしても意味がないと伝えるとともに、我慢する気持ちを作っていき、苦手な事にも慣れてもらえるように練習していきました。また、どちらも噛まなかったら必ず褒めて練習していきました。 卒業式では久し振りの飼い主さんとの再会に、要求吠えをしましたが、すぐに諦めて静かになりました。飼い主さんがいる状況でゲージに入れる時間も作りましたが、要求吠えせずに大人しくしていました。卒業式の中で、ボディコントロールや、マズルコントロール、指示の練習を実践して頂きました。練習をすると飼い主さんに対しても、集中して指示を聞けるようになってきました。お散歩の後に、今までご家庭で甘噛みしていた、手足をタオルで拭く事、耳のお薬を入れる事も実践して頂きました。どちらも甘噛みをせずに大人しくしていたので、褒めて頂きました。1週間のお勉強を終えて成長したジュン君を見て、「1週間でだいぶ変わった。いい子になった。」と喜んで頂けました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ トイレトレーニングは失敗を減らし、成功を増やす事で定着させていきます。ゲージの中でトイレをしたら褒め、トイレでする事がとても良い事なんだと伝えていきました。また、ゲージから出すと壁の匂いを嗅いでマーキングしようとする事があったので、その時はサークル内のペットシーツの方に促しました。ゲージの中以外でも、サークル内のトイレであればしても良いと伝えていきました。食糞をする傾向もあったので、食べそうになったら人と結びつかないように壁の音を叩いてやめさせ、食べようとしたら嫌な事があると思わせるようにしていきました。1週間のお勉強で徐々に定着してきました。 ミルク君が噛み付くのは遊びの延長と思っている場合と、自分の嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままの場合がありました。遊びの延長の場合は、噛んでいる時には声をかけたり、なでたりせずに、ミルク君に噛んでも遊んでもらえないと伝えていきました。また、普段噛むような状況でも噛まなかったら必ず褒めて練習していきました。わがままの場合は我慢する気持ちを作っていき、苦手な事にも慣れてもらえるように練習していきました。例えば爪を触る時に甘噛みがあったので、ボディコントロールをしながら爪を軽く触る事から始め、爪をつまむ、軽く弾く、爪切りを当てる、実際に切るというように、徐々に刺激を強くしていきました。我慢できている時には褒めます。実際の爪切りは少し嫌がる事もありますが、繰り返し練習していくと爪を触っていても目を閉じてリラックスしたり、甘噛みも見られなくなってきました。 卒業式では1週間練習してきた事を、飼い主さんにも実践して頂きました。ボディコントロールは今まではジッとしないし、本気で噛もうとする事もあるという事でしたが、しばらくすると仰向けのままリラックスしてウトウトし始め、飼い主さんも驚かれていました。指示の練習も飼い主さんに集中して良くできていました。褒める時にテンションが上がり、お父さんに甘噛みする事もありましたが、お父さんにも練習を実践して頂くと、ミルク君も徐々に分かってきたようでした。トイレも卒業式の間に成功があり、お父さんに褒めてもられて、ミルク君も嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 中川 かい君(6ヶ月) | 名前 | 西田 レチェちゃん(4歳) |
犬種 | 柴犬 | 犬種 | フレンチブルドッグ |
期間 | 7日間コース(19年5月21日〜27日) ※5月27日は出張訓練 |
期間 | ・8日間コース(17年7月10日〜17日) ・3日間コース(17年10月23日〜25日) ・3日間コース(17年11月7日〜9日) ・3日間コース(19年5月24日〜26日) ※5月26日は出張訓練 |
相談 内容 |
・基本的な指示ができるようにしたい。 ・噛み付かないで欲しい。 |
相談 内容 |
・キレて噛み付くのを直したい。 |
★担当トレーナーのコメント★ かい君が噛むのは、自分の嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままが主な原因でした。例えば、リードや首輪を引いた時や、手を触った時などにわがままが見られる事がありました。保育園ではかい君との関係作りを築いていくとともに、我慢する事・諦める事を伝え、噛んでも意味がないと根気強く教えていきました。また、我慢できた時には必ず褒め、嫌だと思っている事にも慣れてもらうようにしていきました。指示の練習は「お座り」、「伏せ」、「待て」、「ついて」、「おいで」を教えていきました。指示したら必ず行動させて褒めます。褒める事により、指示を聞く喜びを伝えるようにしていきました。また、確実に行動させる事により、かい君の気分でしない事がないように、いつでも・どこでも・どんな時でも人の指示を聞く事ができるように練習していきました。繰り返し練習していくと、集中力も増し、指示の成功率もどんどん高くなりました。 出張訓練ではボディコントロールとマズルコントロールから確認して頂きました。今までの経験や学習からやり始めに暴れたり、甘噛みしようとする事がありましたが、そのまま押さえて続けて頂きました。しばらく続けていくと、かい君も諦めて大人しくし始め、リラックスするようになりました。指示の練習は飼い主さんに集中してきちんと聞く事ができました。おいでの練習などたまに集中が切れる事があったので、その時は繰り返し練習して頂き、成功で終われるようにしていきました。今まではお散歩の後に足を拭くと、わがままから大げさに鳴いたり甘噛みするという事でしたが、同じ状況でお母さんに足を拭いてもらっても、とてもいい子にさせていました。1週間のお預かりで我慢する事・諦める事が定着して、飼い主さんも「見違えるほどです。」と喜んでくれました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ レチェちゃんは普段はとても甘えん坊なのですが、機嫌が悪くなるとすぐにうなり、背中を触るだけで噛もうとするワンちゃんでした。機嫌がいい時でも前足など触られたくない部分を触ろうとすると噛んでくる事もありました。レチェちゃんの気分でない時でも体を触る事から練習し、我慢する気持ち・諦める気持ちを作っていくようにしました。レチェちゃんの性格もあって時間と根気が必要ですが、繰り返し練習すると仰向けや横に倒して体を触る事もできるようになりました。 卒業式ではお母さんと娘さんが背中を触るのを挑戦してくれました。ご家庭でも少しずつ練習してくれて前足を触るまでできるようになりました。 レチェちゃんは耳血腫という病気の治療のため、トレーナーも付き添い動物病院に行く事がありました。今までは診察台にあげるのも一苦労だったらしいのですが、今は少しうなりながらも我慢して乗ってくれるようになりました。 卒業後、お泊まりやシャンプーに来た時にはフォローをさせて頂いています。仰向けでいてもそれ程うならずしばらくするとリラックスした顔つきになったり、解除するとすぐに甘えてきてくれるようになり、だいぶ慣れてきてくれています。 8日間コースの3ヵ月後、3日間の復習期間を設けました。前回の復習と、「抱きかかえて保定」を新たに練習しました。仰向けや横倒しはうなりはするもののだいぶ我慢するようになってきましたが、新しくする抱きかかえはすぐにキレてうなっている時間も長かったです。2度目の卒業式では、お母さんに仰向けと横倒しにも挑戦してもらいました。時間をかけてゆっくりと行い、飼い主さんも思い通りの体勢に持っていく事ができるようになりました。 3回目のしつけでは今まで体を触っていて、うなりやめた瞬間にやめるようにしていましたが、今回は一瞬うなりやめても触るのをやめず約5秒間触り続けてもうならなかったらやめるようにしました。今まで練習してきた事をより我慢できるように・うなるのをすぐ諦めるようにする事が目的です。最初は全項目を一通りするまで1時間以上かかっていましたが、少しずつ時間も短くなってきました。卒業式ではトレーナーに対してはほとんどうなりませんでしたし、お母さんも前足を触ったり、仰向けでお腹や足を触るなどもできるようになりました。 19年度に4回目のしつけを行ないました。何度かしつけでお預かりする事により、我慢できる範囲が少しずつ広くなってきて、うなりやめて諦める事も徐々にスムーズになってきました。今までしつけでお預かりした時は、サークルに入る時や、練習を開始する時にリードを持つだけでうなったり、噛もうとする事がありましたが、今回はそういった事は1度も見られませんでした。回数を重ねるごとに成果が出てきていると思います。また、今回は出張訓練も行ないました。ご家庭の環境で少し強気になり、抱きかかえて押さえようとした時に噛もうとする事もありましたが、しばらくすると落ち着いて受け入れるようになりました。お母さん達が練習する時も、少し諦めが悪い事がありましたが、根気強く諦めるまで練習して頂きました。練習を終えた後は、飼い主さんにたくさん褒めてもらえて、レチェちゃんもとても嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 岡田 メイちゃん(1歳) | 名前 | 町屋 ビッキーちゃん(1歳) |
犬種 | スコッチテリア | 犬種 | ブリタニースパニエル |
期間 | 7日間コース(19年5月16日〜22日) ※5月21日、22日の2日間は出張訓練 |
期間 | 7日間コース(19年5月7日〜13日) |
相談 内容 |
・甘噛みしないで欲しい。 ・シーツをやぶかないで欲しい。 |
相談 内容 |
・周りにワンちゃんがいても、どんな時でも指示を聞いて欲しい。 ・知らない人に飛びつかないで欲しい。 ・遊んでいる時に、他の人やワンちゃんが近づくと吠えるのをやめて欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ メイちゃんの甘噛みは、自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままが主な原因でした。保育園ではボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行ない、まずはメイちゃんとの関係作りを築いていきました。甘噛みはブラッシングの時などに見られました。最初は甘噛みしてきても押さえながら続け、メイちゃんに噛もうとしても意味がないと伝えていきます。そして、我慢して受け入れる事ができたら必ず褒め、嫌だと思っている事にも慣れてもらうようにしました。また、遊びの延長で噛む事も考えられました。テンションの高い時に起きやすいので、どんな時でも人の指示を聞いて落ち着けるようにし、予防できるようにしていきました。シーツをかじってやぶくのは保育園では見られませんでしたが、ゲージから出して欲しいという要求が考えられました。ゲージから出す時はメイちゃんをお座りや伏せで待たせて、解除の言葉を合図に出すようにしました。また、ごはんはゲージの中であげたり、寝る時に噛んでも壊れない丈夫なおもちゃを入れるなど、ゲージに対して良いイメージを与えるようにしていきました。 出張訓練では、ボディコントロールとマズルコントロールから練習して頂きました。今までの経験や学習から、暴れたり抵抗する事がありましたが、練習を続けて頂くと力が抜けてリラックスするようになりました。2日目にはやり始めから力が抜けていました。指示の練習も飼い主さんに集中して、きちんとする事ができるようになりました。普段、モップをかけると追いかけてイタズラすると伺ったので、待ての練習中にメイちゃんの周りをモップがけしましたが、つられる事なく待て、イタズラの予防ができるようになりました。また、ご家庭でも甘噛みをしていたブラッシングも実践して頂きました。一度も甘噛みをする事はなく、体はもちろん、顔の周りも良い子にさせていました。 人の指示を聞く喜びを覚え、色々な事が我慢できるようになったメイちゃんを見て、「凄いなぁ!良い子になって別人みたい。」と喜んでくれました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ ビッキーちゃんは好奇心旺盛で、何か気になる物があると指示を聞く事ができない所がありました。保育園では、いつでも・どこでも・どんな状況でも、人の指示を聞けるように練習していきました。特にビッキーちゃんは、食べ物がないと指示を聞かない傾向もあったので、褒める時には声となでる事だけにし、食べ物よりも何よりも人に褒められる事が嬉しいという気持ちを作っていくようにしました。繰り返し練習するとワンちゃんが周りにいる環境や、床にごはんの入った食器やおもちゃを置いて練習したりと、色々な誘惑がある中でも、ごはんを食べている最中やおもちゃで遊んでいる最中でも人の指示を優先できるようになりました。また、興奮している時でも・どんな時にでも人の指示を聞く練習をする事で、誰かに飛びつこうとした時にお座りで待たせ、飛びつきを予防する事ができます。 吠えるのは警戒心が原因と考えられましたので、ボディコントロールや指示の練習を繰り返し、関係作りを築く事で、ビッキーちゃんに人に守られているという安心感を与えていきました。また、吠える時には叱り、吠えなかったら褒め、吠える事はいけない事・吠えない事は良い事と伝えていきました。 卒業式では、周りにワンちゃんがいる環境で行ないました。ビッキーちゃんは周りにワンちゃんがいても、お母さんに集中して指示を聞く事ができました。たまに指示を聞かない事もあったので、その時には繰り返し練習して頂き、成功で終われるようにしていきました。お散歩は少し集中が切れたり、前に出る事もありましたが、繰り返し練習するとお母さんに対する集中力が高くなり、見上げてアイコンタクトを取る事も増えました。また、人とすれ違う時にもお母さんの指示で座り、落ち着いて待つ事ができました。 1週間のお預かりでたくさんお勉強したビッキちゃんの姿を見て、「お姉ちゃんになったねぇ!ビッキーがこんな事できるとは思わなかった。」と喜んでくれました。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 吉村 シュクレちゃん(1歳) | 名前 | 佐藤 セロリ君(8ヶ月) |
犬種 | MIX(トイプードル×Mダックス) | 犬種 | 柴犬 |
期間 | ・7日間コース(18年5月19日〜25日) ・出張訓練(18年6月29日) ・2日間コース(19年4月23日、24日) ・出張訓練(19年5月11日) |
期間 | 7日間コース(19年4月18日〜4月24日) ※4月23日、24日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・トイレトレーニング。 ・甘噛みや要求吠えをしないで欲しい。 ・散歩中に拾い食いをしないで欲しい。 ・どんな時でも呼んだら来て欲しい。 |
相談 内容 |
・甘噛みしないで欲しい。 ・落ち着いて欲しい。 ・お散歩中に引っ張らないで欲しい。 ・シャンプーができるようになりたい。 |
★担当トレーナーのコメント★ シュクレちゃんは人の目を盗んでトイレをする傾向がありました。見ている時にトイレの上でしたら褒め、トイレでする事は良い事と伝えていきます。また、サークルの中に入っているとほとんど失敗せずにトイレの上でするので、見る事ができない時は必ずサークルの中に入れ失敗を減らし、成功を増やしていくようにしました。甘噛みは飼い主さんの反応が面白いと思っていたり、遊びの延長と思っている面がありました。甘噛みも要求吠えも、してきたら遊ぶのを中断したり離れて無視したりして、噛んだり吠えたら逆に遊んでもらえなくなると伝えていくようにしました。お散歩中は人に集中して横について歩く事で、拾い食いの予防ができます。最初は自分の行きたいように歩いていましたが、繰り返し練習するときちんと集中して歩くようになり、床に置いたおやつの横を通る練習をした時も気にせずに歩く事ができるようになりました。 卒業式ではお母さんとの久しぶりの再会で少し要求吠えをしてしましました。お母さんにも協力してもらい鳴いている間は無視をしていると、しばらくして諦めてくれました。指示の練習の後、ゲージに入れるとシーツの上でトイレをしました。その後しばらく入れたままにしてみましたが、要求吠えをせずにいい子にしていました。お母さんとの散歩は少し他の物に気を取られる事はありましたが、徐々にお母さんにも集中するようになってきました。シュクレちゃんの成長した姿を見て、お母さんも「別の犬みたい」と喜んでくれました。 お散歩やご家庭での生活で、少ししつけに来る前の状態に戻って来ているという事で、前回の復習も兼ね1日出張しつけを行ないました。今日はお母さんの他にお姉さんも練習に参加して頂きました。まずはボディコントロールとマズルコントロールから確認して頂き、その後指示の練習をしてみました。普段おいでをする時に途中で止まったり、立った姿勢だと来ない事があるという事でしたので、リードをつけてしゃがんだ姿勢から→中腰→立った姿勢とステップアップしていき、その後リードを外してもできるように練習していきました。お散歩は初めはお母さんに集中せず自分の行きたいように歩いていましたが、何かを気にしたらすぐUターンするなど、気になるものとは逆に進んでもらいお母さんについて歩くように練習していきました。練習すると徐々に良くなり、地面の匂いを嗅ぐのも普段と比べるとかなり減ったようです。 しつけでお預かりしてから1年後、飼い主さんのご要望で2日間の復習期間を設けました。その中で前回の復習と、よりステップアップした内容を練習していきました。特に、おいでの聞きが悪くなってきたという事でしたので、どんな時でも指示を聞けるように練習していきました。お友達のワンちゃんの側にいる時や、ボールが転がったり跳ねている状況、チャイムの音が鳴っている状況など、気になる物がある中で練習しましたが、良く集中して指示を聞けていました。 2日間お預かりした後、飼い主さんの都合の良い日にご家庭に伺い、出張訓練を行いました。まずはお家の中でおいでの練習や、興奮している時にも指示を聞いて落ち着く練習を行ないました。その後、お友達のお家に伺い、普段遊んでいるワンちゃん、お庭で練習をしていきました。最初は指示で来ない事や、地面の匂いやお友達を気にする事が多くありましたが、繰り返し練習して頂くと徐々に飼い主さんに対する集中力が増し、きちんと指示を聞けるようになってきました。お母さんの対応の仕方もだいぶ良くなってきて、それに伴いシュクレちゃんもメリハリを持って動けるようになってきました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ 保育園ではボディコントロールやマズルコントロール、指示の練習を繰り返し行い、まずは人との関係作り・信頼関係作りを行なっていきました。その中で、体全体を触る練習を行い、爪切りやシャンプーなどをしても我慢できるようにしていきました。シャンプーは最終日に行いましたが、爪切りやドライも含めて甘噛みは一切なくいい子にしていました。また、指示の練習を繰り返し行う事で、どんな時でも人の指示を聞いて落ち着く事ができるようしていきました。セロリ君が甘噛みするのは遊びの延長の場合と、自分が嫌だと思っている事をやめさせようとするわがままの場合が考えられました。嫌だと思っている事にも慣れてもらう練習を行なうとともに、噛んできたら首元をつまんで叱り、我慢する事・諦める事を教えていきました。また、甘噛みしない時には褒め、何が良い事なのかを伝えていくようにしました。お散歩は前に出たらすぐにUターンし、こちらについて歩けるように練習していきました。途中、歩くペースを変えたりお座りするなど変化をつけながら練習していくと、集中力が増し人やワンちゃんとすれ違う時でも落ち着いて歩けるようになりました。 出張訓練ではボディコントロールとマズルコントロールから確認していきました。今までの経験や学習から、仰向けにした時にわがままで甘噛みしようとする事があったので、諦めるまで押さえて頂きました。2日目になると諦めるまでスムーズになり、やり始めからリラックスするようになりました。初日は指示の練習中に、褒めるとすぐに遊びと勘違いして甘噛みしようとしたので、すぐに押さえて頂きました。繰り返し練習すると、噛んでも遊んでもらえない・意味がないと分かってきたようで、2日目には一切なくなりました。指示の練習も2日間の練習で、だいぶ集中してできるようになってきました。お散歩はお父さんやお孫さんにも練習して頂きましたが、落ち着いて歩く事ができるようになりました。 練習の間、セロリ君もたくさん褒めてもらえとても嬉しそうでした。 担当トレーナー:越井雄也 |
名前 | 赤尾 ぽちこちゃん(6ヶ月) | 名前 | 森井 リリちゃん(10歳) |
犬種 | Mダックス | 犬種 | チワワ |
期間 | 7日間コース(19年4月2日〜4月8日) | 期間 | 4日間コース(19年3月29日〜4月1日) ※3月31日、4月1日の2日間は出張訓練 |
相談 内容 |
・甘噛みしないで欲しい。 ・落ち着いて欲しい。 ・拾い食いしないで欲しい。 ・トイレトレーニング |
相談 内容 |
・チャイムや電話、来客、お散歩中にワンちゃんに吠えないで欲しい。 ・お父さんが出かける時・帰宅時などに吠えないで欲しい。 ・お子さん(1歳)と仲良くなって欲しい。 |
★担当トレーナーのコメント★ ぽちこちゃんは好奇心旺盛で我慢する事が少し苦手な所がありました。保育園では座れや待てなどの指示の練習を繰り返し行ない、興奮していても・気になる物があっても・どんな時でも人の指示を聞く事ができるようにしていきました。最初は褒めるとすぐに動いたり、座れと伏せがごちゃごちゃになっている所がありましたが、繰り返し練習するときちんと言葉を聞き分けメリハリを持つ事ができるようになりました。後半には、おもちゃで遊んでいる最中や、ごはんを食べている最中など、どんな時でも人の指示を優先し落ち着く事ができるようになりました。甘噛みは遊びの延長だったので、噛んだ時には叱ってやめさせ、噛んだら逆に遊べなくなると伝えていく事で改善していきました。拾い食いは、外ではお散歩中、人に集中して歩く事で予防していきました。室内では指示の練習を通し、万が一食べそうになった時に回避できるようにしていきました。また、床に落ちている物をすぐに口にしてイタズラする事もあったので、地面に落ちている物を口にしたら叱りました。その後、噛んだ物をもう一度見せて噛まなかったら褒め、噛んで良い物・悪い物の区別をつけられるように練習していきました。トイレトレーニングは失敗を減らし成功を増やす事で定着させていきます。そのため、ぽちこちゃんの様子を見る事ができない時は、ゲージに入れ失敗をなくすようにしていきました。ぽちこちゃんは人の目を盗んでトイレをする傾向があり、前半は我慢しているのかトイレの回数も少なめでした。ですが、トイレをした瞬間を見つけ褒めた事により「ここでトイレをしていいんだ!トイレをしたら褒めてもらえる!」と思ったようで、その後は人が見ている時にもする回数が増え、徐々に定着していきました。 卒業式では、今までの学習や経験から、飼い主さん相手だとメリハリがなかったり、落ち着かない事もありました。ですが、繰り返し練習して頂くと、ぽちこちゃんも飼い主さんに集中し、しっかりと指示を聞いて落ち着く事ができるようになりました。練習を終えると、「前よりも格段にいい子になった」と喜んでもらえ、ぽちこちゃんも飼い主さんにたくさん褒めてもらえて、とても嬉しそうにしていました。 担当トレーナー:越井雄也 |
★担当トレーナーのコメント★ リリちゃんは16年度に1度しつけでお預かりした事があり(別のトレーナーが担当)、10歳という年齢もあったので、4日間の短めのコースでお預かりする事になりました。その中でボディコントロール、マズルコントロール、指示の練習を行ない、関係作りを築くとともに我慢する事・諦める事を、ゆっくりと伝えていきました。年齢を考慮し1回の練習時間は短く取り、繰り返し練習すると日に日に良くなってきました。お散歩中にワンちゃんに吠えないように、人に集中して歩くように練習していきました。 出張訓練ではボディコントロール、マズルコントロールから確認して頂きました。お家の環境やお母さんの前だと強気になるようで、後ろ足を触っている時や起き上がろうとするのを直そうとした時に、わがままで噛もうとする事がありました。軽く押さえ、諦めるまで続けていきました。1日目は足を触るとピクッとなる事が多かったのですが、2日目にはきちんと受け入れ、力が抜けるまでスムーズでした。指示の練習は2日間の練習で飼い主さんに対する集中力が増し、メリハリを持って指示を聞けるようになってきました。 お子さんに触ってもらう練習は、首輪の辺りを持ち目線をコントロールしながら、慣れやすいように背中から触ってもらいました(飼い主さんに補助してもらいながら)。初日は少し気にする事はありましたが、うなる事もなかったので褒めました。2日目にはだいぶ慣れてきた様子で、リリちゃんも自分から側に寄って匂いを嗅いだり手をなめる事もありました。 電話の音やチャイムの音は、吠えたら叱り、吠えなかったら褒めて練習していきました。電話の音は1回目から吠えない事もあり、褒める事が多かったのですが、チャイムは吠えやすい所がありました。それでも繰り返し練習すると吠える事も減ってきました。お父さんの外出時などに吠えるのは、要求吠えと考えられたので、吠えても側に行かずに諦めるまで近寄らないようにして頂きました。リリちゃんに吠えても意味が無い・疲れるだけだと伝えていきます。 ご家庭での練習を終え、頑張ってくれたリリちゃんを見て、「以前よりも言う事を聞くようになった。お利巧になった。」と喜んでくれました。 担当トレーナー:越井雄也 |