平成31年度

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名前 青木 フィリップ たける  名前 広田 ディアナ 
犬種 トイプードル 犬種 バーニーズマウンテンドッグ
コース 1週間コース コース 1週間コース
相談
内容
 ・基本トレーニング
お散歩トレーニング
・日常的に落ち着いていてほしい
相談
内容
・甘噛みをしないでほしい
・お散歩で拾い食いをしないでほしい
★担当トレーナーのコメント★

特に大きな問題行動はありませんでしたが、日常的に落ち着きがなく、興奮が高まってしまったときになかなか落ち着けない、お散歩時にお家の周りで吠えてしまう事がお悩みでした。

1週間預かる中で、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の基本的なトレーニングを行っていくと同時に、遊ぶ時間、休憩時間、お勉強の時間とメリハリのある過ごし方になるよう心掛けて行っていきました。
お座りや伏せの形と指示の言葉を教えていきます。たける君は形をすぐに覚えてくれましたが、やはりここでも落ち着かずすぐに動いてしまったり、前足がパタパタしてしまいがちです。たける君の場合動いてしまいやすかったため0.5秒キープから練習していき次第に合図があるまでしっかりと形をキープできるようになりました。
基本的なトレーニングですが、その中に落ち着くことを取り入れて教えていくことで、我慢すること、人の話を聞く余裕をもてるようになります。また、自分で考えて行動することによって自分に自信が持てるようになります。
お家に帰ってからもいろいろな人、お家以外の場所で練習していきましょう。

休憩タイムには人のそばでも落ち着いて待っていられるように練習していきました。リード付きの状態で近くにいてもらい、座っているタイミングで褒めていきます。最終的には寝て待っていられることが目標です。
近くにいる時全部がかまってもらえるわけでないことを教えていきました。
適度なタイミングで褒めてあげることで、次第に伏せの状態で待っていられるようになりました。
お家でもケージではとてもお利口ですがフリーにすると興奮してしまうようだったので、自分のテンションをコントロールできるようになってもらうため同じ練習を続けてもらうように伝えました

お散歩ではおうちの周りで吠えてしまうと相談されましたが、お店ではとっても上手にお散歩してくれていました。人の歩く速度に合わせて歩いてくれ、犬やバイクなどにも吠えることなくとてもお利口さんでした。とても上手に歩いてくれていたので、特に注意を促すことはありませんでしたが、適度に声がけを行い褒めて、上手なお散歩が崩れないことを意識していきました。
出張トレーニングでのお散歩をメインに見ていきました。とても落ち着いてお家を出れていましたが、近くの公園手前で興奮して吠えてしまっていました。普段のお散歩はコースが決まっているようだったので、コースを変えてみる、公園で遊ばない日も作るなどお散歩が1パターン化しないようにしてみる事をお伝えしました。
ワンちゃんに興奮してほえてしまう時にはリードで軽く合図したり、その場から離れたりして対応するよう伝えました。家族によってたける君の反応が違ったため、たくさんのシチュエーションでの練習をしてもらうようお伝えしました。

1週間のお勉強とても頑張ってくれていました。お疲れ様!



担当トレーナー:齋藤 莉穂
★担当トレーナーのコメント★

お転婆盛りのディアナちゃんはとにかく元気いっぱいでした。1週間お預かりをしながら、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を練習していきました。指示の練習はディアナちゃんの気分でしない事がないように、指示をしたら必ず行動させて、褒めて練習していきます。褒める事で、指示を聞く喜びを伝えていきました。
お友達との遊びを通して、ワンちゃん同士の付き合い方をお勉強していきました。

ディアナちゃん体がこれからもっと大きくなるので、特に飛びつきをしないようにお座りの練習を強化していきました。人が大好きなディアナちゃんは飛びつくよりも座った方がたくさん褒めてもらえる、とすぐに覚えてくれました。

お散歩で人に対して意識を向ける練習も重点的に行っていきました。ちょっとした刺激で興奮しやすく力も強いので周りよりもリードを持っている人へ意識を向けさせるように強化をしていきました。前に出たり真横から大きくずれた時は、リードを引いて合図を送りました。落ち着いて合わせる事が増えてきたら途中で歩くペースを変えたり、オスワリさせるなど変化をつけながら練習し、褒めながら集中が持続するようにしていきました。するとアイコンタクトを取りながら楽しそうに歩くようになりました。
また、興奮すると甘噛みを強くする事もあったので噛んだ時に遊びを中断したり叱る事もしたのですが、他のワンちゃんと遊ばせる時間を多めにとる事も心がけました。遊びの中で力加減を学ぶとともに有り余るエネルギーを上手に消費させる為です。

出張訓練では、指示の練習から確認していきました。おいでやお座り、伏せなどの指示の出し方、誘導の仕方などをお伝えして実際に飼い主様にやって頂きました。どの指示に対してもとても意欲的に楽しそうに行動し、褒めてもらえて更に飼い主さんに集中する事が出来ました。
その他にもお家の中で接する際の注意点やサークルを利用してのトイレトレーニングの行ない方についてもお話をさせていただきました。イタズラの対処法についてもお伝えしていきました。
2回目の出張では、いつものお散歩コースで練習を行ないました。上手に歩けていましたが、人通りがおおい場所等は人や自転車などに気を取られていました。立ち止まった時などは大吉君に合わせるのではなく、声をかけて呼んだり、走り出した時に立ち止まるなどの対処をとったり、スムーズに歩けている時によく褒めるなどして頂き、どうすれば楽しくお散歩が出来るのかという事をディアナちゃんに考えてもらえるようなやり方をお伝えしていきました。

ディアナちゃんは一週間のお勉強をよく頑張りました!ご家族の方も「落ち着きが出たような気がする、これからも頑張りたい」と喜んでくださいました。まだまだ仔犬のディアナちゃんはこれからが本番です。メリハリのある接し方を行っていただき、一緒に歩くお散歩を楽しんでください。今後もご家庭で練習を継続して頂けると、更に定着していきます。頑張っていきましょうね。



担当トレーナー:井上はるな





名前 鈴木 ベル  名前 阿部 ハル
犬種 ラブラドールレトリバー 犬種
コース 1週間コース コース 1週間コース
相談
内容
・過度な興奮
・散歩トレーニング
相談
内容
・基本トレーニング  
・咬まないで欲しい。
・トイレトレーニング
★担当トレーナーのコメント★

初日からとっても元気いっぱいで人が大好きなベルちゃん。サークルの中を駆け回って楽しそうにしてくれていました。他のワンちゃんと積極的にかかわっていくことは少なかったですが、上手に挨拶できていました。

1週間預かる中で、一番興奮が高かったお散歩トレーニングメインで進めていきました。
ベルちゃんの場合リードをつないだ段階ですでに興奮があり、トレーニングスタートしたばかりの時は扉を開けた瞬間にぐいぐいしていて安全なお散歩はできていませんでした。お散歩に行かないタイミングでもリードを付けてみたり、扉の出入りでぐいぐいがあったらお散歩に行かずお店に戻ってを繰り返していきました。
次第に落ち着いているとお散歩に行けることを理解したのか、興奮が減っていきました。
お散歩中の引っ張りも同様に、ぐいぐい引っ張るとその場に立ち止まることを繰り返しました。リードを持つ人を変えたり、お散歩コースを変えるなどいろんなシチュエーションで練習を繰り返して、どんな時も引っ張りが出ないように毎日練習していきましょう。
外でのトレーニングを行っていくと並行して、室内でも「ついて」の練習を教えていきます。人にかまっもうのが大好きなベルちゃん。人の隣を歩くのは楽しいん事をまず教えていくため、隣を歩いているタイミングで声をかけていきました。トレーニングスタートしたばかりの時は、ふらふら離れていってしまったり、アイコンタクトもありませんでしたが、次第に自らアイコンタクトを取ってくれ、歩く速度もそろえてくれるようになりました。
室内と外でもトレーニングを並行して行っていたので、外での「ついて」も自ら進んで隣を歩いてくれるようになりました。
お散歩が安定してくると基本トレーニングでもアイコンタクトが増え、人の声をしっかり聞けるようになりました。たくさんお勉強して、たくさん遊んでから休憩をとるメリハリのある生活を行いました。たくさん頭と体を使ってからの休息なので自然とオンオフの切り替えができるようになってきました。
出張トレーニングでのお散歩ではお散歩確認を行いました。やはり扉を開けると飛び出してしまうことがあるよだったので、出入りの練習をベルちゃんが落ち着けるまで繰り返していきました。まだまだ時間がかかってしまうので、お散歩に行かないタイミングでも続けるよう伝えました。
「落ち着いてお散歩できるようになった!」と飼い主様もおっしゃられた通り基本的に落ち着いて隣を歩けていました。度たびスタッフを気にする様子も見られましたが、声をかけられるとすぐにリードを持つ人へのアイコンタクトができていました。しかし、鳩や猫がたくさんいる特定の場所の近くでは、気になってぐいぐい引っ張りが出ていました。猫などがいる場所は決まっているようだったため、気合を入れてトレーニングを行うとき以外は避けて対応するよう伝えました。

1週間とても楽しそうにトレーニングしてくれていました。お疲れ様でした。


担当トレーナー:齋藤 莉穂
★担当トレーナーのコメント★

ハル君はとても明るく、遊び好きな面を持つ一方で、日本犬らしい頑固な性格を持っています。いつでも自由でいたいという気持ちもあり、邪魔をされるとすぐに歯を当てる癖がありました。そこでハル君に噛みつきは意味のない行為であり、噛んでも良い事は何もないという事を教えていきました。拘束される事が苦手なので、仰向けに抱っこしてボディコントロールの体勢を取り、手足や、首輪、顔など様々な所を触り、嫌がっても力が抜けるまで続けて諦める事を教えました。また、抱っこや触られる行為そのものに慣らし、過剰に反応する必要のない事も伝えていきました。また、「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」「ついて」の5つの言葉を教えていきました。これらの基本的なコマンドを教え、人と一緒に何かをするという事を楽しみ、指示を聞く事で褒められる喜びを感じてもらえるように練習を行なっていきました。

お散歩は突然走りだしたり好きな様にふらふらと歩こうとしたので、大きく離れたり走り出そうとした瞬間にリードで合図を送りながら立ち止まったり、少し戻るなどしてリードが緩んだ時に前に進みました。自由に歩けないと分かると踏ん張ったり鳴いたり、リードを噛んで抵抗しました。室内同様に「ついて」の練習を行ない、意識をこちらへ向けるようにしました。落ち着いて合わせる事が増えてきたら途中で歩くペースを変えたり、お座りさせるなど変化をつけながら練習し、集中が持続するようにしていきました。出来ている時にアイコンタクトを取りながら褒め、楽しく一緒に歩く事が出来るようになりました。

出張トレーニングでは指示の出し方から確認していきました。飼い主様に、ハル君に対して指示を出したり、褒めたりするタイミングやハンドシグナルの出し方などをお伝えしていきました。どの指示に対しても反応良くしっかりと従う事ができていました。時々先読みをして指示を出していない行動をする事があったので直し、指示をしてから行動した時だけ褒めるようにして頂きました。お家の中で拾い食いやいたずらをした時の対処法、家族の中で対応が異なる事がないように、また、ずっとかまうのではなく、時には人が同じ室内にいてもサークルを使用するなどして1人の時間を作るなどの接し方についてなどのお話もさせて頂きました。

ハル君は1週間のお勉強を良く頑張りました!飼い主さんに「こんなに変わると思わなかった!こらからも頑張ろうね!」と褒めてもらえて、嬉しそうにしていました。仔犬のハル君はこれからが大切です。是非練習を継続し、適切な関係性を築いていきましょう!


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担当トレーナー:井上はるな